三英=卓球台ではなかった!

いよいよ、梅雨入り。このシーズンのジメジメした感覚は好きではないけれど、梅雨があるお陰で、日本は緑に恵まれていることに感謝です。そして、ドライブマンには回転がかかりづらいシーズンであり、前陣速攻で面打ちの僕にはありがたいシーズンでもあります・笑。

ラバーや卓球台表面につく湿気は卓球の流れ大きく変えますよね。思えば、このブログをスタートしてから卓球台に関してあまり触れたことがありませんでした。

ということで、今回は卓球台のメーカーとしてお馴染みの三英さんの本社にちょっとお邪魔してまいりました〜。

卓球人にとっては、卓球台といえば三英、三英といえば卓球台という認識を持っている方が多いと思います。あのリオオリンピックで使用されたインフィニティーは正直スゴかったですよね〜。

卓球台+デザインとか、卓球台+アートといった感じでした。100万円越えもうなずけます。

そして今回の東京オリンピックにて卓球台として使用予定の「Motif(モティーフ)」も様々なコンセプトをベースに作られています。その詳細は卓球王国8月号(6月21日発売)にてご紹介!王国誌面をぜひチェックしてくださいね〜!(あっ、勝手に先行予告してしまいました・汗。まあ、いいか〜)

その他にもグラフィックスやアート感が強い、P-TABLEなどにも卓球台+αや遊び心を感じます。

ものを作るときの+αはとても大切なのです〜っと長年に渡ってクリエイティブに携わり、モノマガジンなどの雑誌の編集に携わっていたものとして、痛感します。

そんな三英さんの作る拘りの卓球台を制作過程を見たいと思いつつも、それは北海道の工場にお邪魔しなければ見られません〜。

そんな訳で今回は、強引に本社の三英さんの社長室にお邪魔させていただくことに〜!

実はこの社長室、まだ王国の誌面上にも出たことがないとのことで、卓球関係の皆さんスクープものです!!!

足を一歩踏み入れると、ガッチリとしたお堅い企業の社長室というより、遊び心漂うクリエイティブな空間。

そういえば、1階の出入り口、会議室などにもアンディー・ウォーホルやキースヘリングなどのポップアートのシルクスクリーンが飾られていました!(うちの事務所は本物購入できないので印刷物のが2枚あります・涙)

卓球台を作っている会社というとお堅いイメージが漂うのですが、予想していた以上にアートやクリエイティブ的な感じがします。

三浦代表「ものづくりは楽しく、そして卓球に関して言えば、いかに一般の人を巻き込む商品開発ができるかが大事ですね」

ごもっともです。卓球業界の多くの人は、卓球をやる人しか見ていませんが、業界を育てていくには、やはり多くの一般人をいかにうまく巻き込むかということを考えることが大切です。

三浦代表「三英では卓球台だけじゃなくて、こんな商品も出しているんですよ」

三浦代表が見せてくれたのは、がま口型をはじめとしたラケットケース!

三英さんからキティーのグラフィックスをもちいたラケットケースが出ていたのは知っていましたが、ちょっとコロナの影響で卓球から離れていたせいか、完全に見落としていました!

これはヤバいです!僕の心に突き刺さるラケットケースです。まさにこれなら、ラケットケースとしてだけではなく、普段の生活でもポシェットとして使用できそうなケースです。また、口の開け心地と、ケースの質感が気持ちいいです〜。

また布製のケースも、ヤバいです。僕の好きなインドやバリ島などのサリーなどのファッションにフィットしそうなケースです。ファスナー部分のポップな感じがまたお洒落です。

三英さんが、こういった商品を作っていること知りませんでした・・・汗。

三浦代表「うちの会社は卓球関連は35%くらいで、他65%は公園の遊具やスポーツ関連商品の製造・販売になるんですよ」

えー、三英さんといえば、卓球台一筋で制作している会社というイメージ(きっと多くの読者も納得していると思います)

三浦代表「そもそも、僕は卓球やらないんですよw

ガーン!

三英の社長ともなると、寝ても起きても卓球三昧、卓球台をベッドに寝ている方だと想像していました!

そして卓球以外の65%の部分が上の写真のような公共施設、教育機関などへの遊具やスポーツ機器の開発。公園の遊具などを見ても、実にお洒落です。こども達は無論、大人だってこんな遊具見たらワクワクしてしまいます。「遊具があればそれでいい!」というお役人の考えにしっかり+αされてますよね〜。

実は三英さんの開催する卓球イベントは、単に有名選手を招いてイベントを開催するといったものではなく、湘南の海で開催したり、クラブのようなバーで開催したりと、いつも一般の人にも楽しんでもらうということを考慮されています。

三英さんはもっとスタイリッシュなデザインをベースにものづくりを追求している会社かと思いましたが、今回卓球やものづくりに対するポップで楽しいクリエティブな考えもしっかり備えているメーカーだと改めて感じさせていただきました〜。

今回は三浦代表が卓球をしないということが一番の驚きでしたが・汗。

また、いきなりお邪魔させていただきたいと思います〜。今回はありがとうございました〜。

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