今回、ジャカルタでの卓球事情をサポートしてくれるのはナショナルジュニアチームのコーチ経験もあるピウスさん。お父さんの影響でこどもの頃から卓球をはじめ、現在も若者たちのコーチングをしているとのこと。ちなみにTシャツからもわかるようにピウスさんはミズノの大ファンでした〜。
インドネシアにきて驚いたのは、実はジャカルタエリアだけでもかなり多くの卓球クラブが存在しており、各クラブが専有の卓球場をもっていることが多いということ。公共の体育館や施設ではなく、専有ですよ〜!!!
ということで早速、今回はいくつかのローカルのクラブチームの練習場にお邪魔させていただくことに。
最初に訪れた卓球クラブDuri Selatan 2は、なんとチームのオーナーAloiさんが所有するビルの中に卓球台を3台常設しているという練習場がありました!下のフロアは、オーナーのAlioさんが運営する繊維関係の会社になっており、そのトップフロアがこのクラブの練習場に。しかも無償で貸し出しているとのことで、チームメンバー嬉しいですね〜!
外からは全くわかりません。知らない人は絶対にくることはできないですね・・・。
壁面には各国のトップ選手の写真が飾られています。そして張本選手の写真もありました〜。空調も効いていてとても快適です。
皆さんの道具を見せてもらうと中国メーカー、そしてバタフライを使用している人が多いですね。「俺はこれ使ってるんだよね〜」とオーナーのAloiさんが見せてくれたのは、ニッタクのモリストSP。前回行ったタイではほとんど見受けることができなかったニッタクでしたが、その他にもG-1を使用している人もおりました。「これ、日本の伊藤美誠ちゃんが使ってるんだよ〜」と嬉しそうに話しておりました。美誠ちゃん、インドネシアでも人気ありますね〜。
前回、滞在したタイでは圧倒的に長崎選手の名前があがっていましたが、ここジャカルタでは伊藤美誠ー!、早田ひなー!、佳純ー!と多くの日本人選手の名前があがっておりました。日本でもそれなりに卓球が好きでないと、なかなか海外の選手の名前とか知らない人も多いのではと思うのですが、いかに卓球好きかということが民間レベルでも伝わってきます。ちなみに男子は圧倒的に張本選手、人気ありましたー!
若手から60代の方が参加しているのですが、その練習風景と卓球レベルは日本のローカルレベルとさほど変わりません。ここが日本と言われてもきっとわからないと思います。
そして、練習場の一角にはトロフィーや表彰状が飾られておりました。やはりそれなりの成績を残しているチームなんですね。
せっかくなので日本とインドネシアの親交を深めるためにも、メンバーの方達と1ゲームマッチにてラケットを交させていだくことに〜。
いやいや、どうして日本の人たちと練習、試合しているのとさほど違いはありません。インドネシアからの世界で活躍するトップ選手たちを見受けられないから、ローカルレベルもそんなに高くないのだろうと思っていましたが、決してそんなことはありませんでした〜!日本の卓球人達ともぜひ試合してもらいたいーと思いました。