Dr. Neubauerのキラーは一体どんな感じなのかの検証レポートをお送りさせていただきます。
このラバーは日本国内であまり出回っていないのは、WEB上でもレポートがほとんどあがっていません。逆に海外のサイトをチェックするといろいろとレポートを見ることができるのですが、まあ他の方のレポートはさておいて、実際に使用してみた感想を一言で表すと
はじめてアタック8を使用した時は「出会えてよかった〜」という感想でしたが、
このキラーの場合は「もっと使いこなしてみたい!」と思わせるラバーでした。
(全く参考にならないコメントですね・・・大汗)
アタック8との比較が中心となりますが、今回の検証はアタック8とキラーの貼ってあるラケットを、マシンを使用し強い回転の球と弱い球による同一環境にての検証と、約3ヵ月に渡って練習、練習試合などで使用してみた感想レポートになります。
キラーの特徴は、とにかくスピードを感じさせる直線的な打球と、ふわっとしたナックルの球をはじめとした変化にとんだ球質の球が非常に出しやすいということです。
アタック8(特にM粒)では相手の強力な打球の威力を殺し、相手台上にツーバウンドで落とすようなストッププレイもやりやすいのですが、このキラーはアタック8ほど打球を殺すことができません。そういったプレイではアタック8の方に軍配はあがります。
逆に相手の球の威力や回転を使用したカウンタープレイのスピードの速さはキラーの方があるように感じます。
球質のいやらしさはもしかしたらキラーの方があるかもしれません。
自分で打っていてもわかるのですが、検証に協力してくれたパートナーの方々が、アタック8よりキラーの方が打ち返しにくい球が出ていると言っておりました。
これはナックルやいやらしい回転の球がある程度のスピードにて向かってくるせいかもしれませんね。そういった意味では粒高に近い球質なのかもしれません。
キラーでの攻撃ですが、僕はバック面に貼っているのですが、いやいや実に攻撃しやすいです。ある程度の威力のある球に対しては、面を作って返球するだけでもカウンター的なスピードボールを作れますが、やはり威力のないボールに対しては自分から「打つ」「しかける」といった攻撃的なプレーをしなければなりません。
正直アタック8の時は、僕にとってはそこが大きな壁でした・苦笑。
が、このキラーは実に攻撃しやすいというのを感じます。単なる攻撃ではなく、いやらしい球質で攻撃しやすいといった感じです。イメージ的には攻撃ができて、慣れてくるとコントロールもしやすい粒高ラバーといった感じでしょうか。(下手くそなヒラヤマが言うくらいですから、そのコントロールのしやすさがわかるかと思います・・・汗)
そしてさらに感じたのは、ボールをきりやすいということ。
表ソフトでもそれなりに角度をつけてボールを切ることができますが、このキラーはそれがしやすいです。
なので、アタック8よりも、サービスなどでもきれたサービスを非常に出しやすいです。
僕は前陣プレーなのですが、試合などで下がらなくてはならなくなってしまった時に、アタック8では下がったところからの攻撃にはちょっと難がありますが、キラーは下げられてからの攻撃も「いける〜!」と感じさせてくれるところがあります。日本では前陣用とか、下がったら辛いといったコメントが目に付きますが、海外のプレイヤーは結構下がった状態でプレーしていますね。ぜひ、リンク動画を参考にしてみてください〜。
結論的には
緩急をつけたいやらしいプレイスタイルをのぞむなら、やはりアタック8。
緩急はアタック8ほどつかないけれど、安定した攻撃もガッツリやりたいという方にはキラーがオススメかもしれません。
ただし、アタック8同様、それなりの高度な技術を身につけるには、それなりの時間と努力は必要かもしれませんね。(多くの海外のレポートにも書かれていました・苦笑)
ただその先には、明るい未来が待っているかもしれません〜!
今までアタック8のL粒を使っていたという方は一度試す価値はあると思います。
他の表ソフトユーザーで、もっと変化が欲しい、スピード感を求めたいという人、粒高を使用していてもう少し攻撃を増やしたい人などにもオススメです。
どんな球質が生まれるのかが参考になりそうな動画を見つけたので、ぜひぜひチェックしてみてください〜。(この動画見る限り、攻撃的なカットマンにもいけるのではと・・・と思ってしまいますね・汗)
(ブルー系のユニフォームの選手のバックハンドの赤色がキラーです)
(グリーン系のユニフォームの選手のバックハンドの黒色がキラープロです)