カテゴリー別アーカイブ: 佐藤祐

全中国運動会は変わらずですなー

早いもので200回目の更新になります。

中国大運動会の記事をお送りします。

中国選手はフォアは粘着系、バックはテナジーが一般的なので、ラケットに注目して紹介します。

 

2代目王楠と言われた文佳

ラケットは信頼のエバンホルツNCT5。

最近、中国女子で流行っています

11年女王の丁寧も愛用中。

 

卓球王・王励勤

引退に選んだラケットは、パリ大会同様のクリッパーCR WRB。

 

武楊はいろいろな説が飛び交っていますが、見た目はアペルグレングリップのため、情報が交錯していました。

ドニックの瀧澤光功さんが、「これっぽいんですよね」と見せてくれた

中国版のアペルグレンのような、なんちゃってデフプレイ。

これに間違いないようです。

 

張継科はラケットは変わらずビスカリアですが、それよりも

見えちゃいかんもんが、見えていますよ。

背中の羽根が拡大しております。

 

いつのまにか元気になっている郭炎。

そしていつのまにかビスカリア。サイドテープもバタフライ。

なんとも愛がない。

 

こんなに伸ばしているのになぜボールに指が当たらないのだ許昕。

ラケットは変わらずインテンシティNCT。

 

劉詩雯はラケットよりも

シューズがカワイイね。

 

怪物・樊振東

インフィニティVPS5を使用。

日本でも秋に発売されるようです。

 

こちらは07年女王の郭躍

ローズウッドからローズウッドXOに変更。

 

范瑛と劉斐のダブルス。

ちょっと范瑛はプヨったね。デフプレイペアです。

劉斐は粒高(カール)、范瑛は表(388)。

 

基本的に中国選手の主力用具はパリ大会と変わっていませんでした。

陳杞は相変わらず、シングルスとダブルスでラケットを変えていました。

 

まだパパッとしか見ていませんが、お!っと思ったのは

徐輝のバーン(ドニック)くらいですね。

ラケットはスティガとバタフライの2強です。次いで紅双喜がちらほらと。

バタフライはほとんどビスカリア。張継科ブレードはあまり受け入れられていないのかな。トップ選手同士だから人の名前のラケットは使いたくないというのはあるようですが。

 

さてさて、日・月に博多に行ってきました。

初!博多です。

夜は先日、卓球王国にも来てくれた立石イオタ良二くんの家へ。

まず迎えの車が、格好良すぎ。クラシック!!

92年続く額縁店の4代目であり、専修大学卓球部出身。博多を盛り上げよう、そして額縁で卓球界に恩返しをしたいと頑張っています。

家は100年以上建っており、坪庭や

防空壕!など、社会科見学するほどのところです。

博多の街全体を博物館にする計画など、いろいろ興味深い話をしていただきました。

そして、

馬刺しーー

もつ鍋ーーと堪能しました。

うまい!! やすい!! 大盛り!! 博多、最高ですね。

 

イオタくん、突然の訪問でも暖かく迎えてくれてありがとうございます。

200回目の記事は、こんな感じで。

用具で勝たせるのが作馬流

弊誌次号で新連載されます

「用具で勝たせる作馬卓球論」

 

阿部愛莉選手を1年でインターハイチャンピオンにしました。

阿部さん、実は昨年の全日本ジュニア予選を通っていないんです。大阪府予選では8人リーグで、全敗。

インターハイも2回戦負け。

でもそこから作馬さんに習い、用具を変えて、チャンピオンになりました。

その作馬さんの指導論を今月、来月と2回にわたって、紹介しようと思っています。

今月号は、作馬卓球論の基礎になっている部分を紹介しています。

 

「結局、スポーツは身体の大きな選手が絶対に有利なんだよね。でも身長なんて自分では決められない。じゃあ、150cm台の選手がチャンピオンになるにはどうすればいいのか。そこを突き詰めた卓球が私の指導論。それは=用具となる。○○のための用具を使わせる」(○○の部分はあえて伏せておきましょう)

という指導論を掲載しております。

用具好き、そしてパワーがなくても勝ちたい人は必見です。

卓球は他のスポーツに比べると体格の差を用具でカバーできるのです。

 

用具をいじる作馬さん。

 

王子卓球センター内にはここで育った選手が貼ってあります。(左・武田明子さん/2001年世界選手権複銅メダル)

女子複銅メダルはこの01年以降、獲れていません。

武田さんの身長も152cmと小柄です。それを作馬流にしてから、頭角を現してきたと聞きます。

 

用具に依存しすぎるのもダメですが、頼れるところは用具に頼ってもいいんじゃないかなと思います。

 

 

さてさて、先日、社会人選手権→仕事→クラブ選手権→仕事と、家に全く帰っていないという立石くんが編集部に来てくれました

混じって仕事中です。

向こうの人は、普通に座っているだけですよ。

ただ、規格外すぎるのです。大きすぎるのです。

「日本の王励勤」と何も知らない他スポーツの記者や子どもに言わせているというタローさんです。

 

 

立石くんは福岡で約100年続く老舗・額縁店をやっており、


すごくカッコイイ額縁を手作りしてくれるのです。

 

個人的に今度、頼もうかなと思っています。

 

そんな立石くんが「これあげますよ」とくれたもの

うひーーーー!!

国天のブルースポンジ。

正直言って、性能が高すぎて使えない。

弾む!かかる!クセ球でる!やばい!

でも扱いきれる自信がない。練習時にはすごく良いんだが、試合になると細かいミスが多すぎて、結局負ける。でも慣れたらすごく良さそうだけど・・・。そんな誘惑もあり、もう少し使ってみます。

 

ラリーにならないくらい、ボールが沈んだり、伸びたりするので、ラリー嫌いな自分としては使っても良いかなと。

 

作馬さんの言葉に「相手は初見の用具。自分はどんな使いづらい用具でも毎日の練習で慣れることができる。慣れは自分の努力次第」というものがあります。

 

作馬さんのところに取材に行っていなければ、すぐにでも部屋のラバー処理タワー行きになっていた国天ブルースポンジですが、我慢して使ってみようと思います。

 

最後に

は!!!

気をつけます!!!!

社会人を少し広く見てみる

土曜日に社会人選手権の用具を少し広く見てみる記事をアップしましたが、なぜか途中で消えてしまい、すっかりやる気をなくした者です。

 

でももう一度作り、アップしたいと思います。これで消えたらすねます。

 

まずは失礼

阿部ちゃんは「スワット」ではなく、「スワットカーボン」だったようです。

どっちかなーとあやふやなまま載せてしまいました。

失礼しました。

 

ベスト8に入った玉石選手

小野ちゃんを倒し、(藤井寛子さんを倒した)土田美佳さんを倒して8入り。

ラケットはまさかの「ラティカ」

ラティカ自体は佳純ベーシックのブレードを大きくしたものなので、性能的にはトップでも使えます。

そもそも「佳純ベーシック」は「コルベル」のニッタクバージョンみたいなものであり、佳純ベーシックのほうはブレードを小さくしております。

つまり、ラティカこそ、ニッタク版のコルベルという図式が成り立つのです。ブレードサイズもコルベルと同じです。

個人的には佳純ベーシックよりもさらにブレードを小さくした「ラティカライト」がオススメです。振りやすくて、女子選手にピッタリです。

 

山梨さんは、「フォルティウス」→「フォルティウスFT」に変更。

「FT」とはファイン(F)タッチ(T)の略ですが、開発当初は藤沼さん仕様として作られていたため、本来ならば「藤沼(F)タイプ(T)」の略だったのです。

軟らかい7枚合板はそれほどないので、貴重なカテゴリーの1本です。

 

田代さんは長年愛用していた「キョウヒョウキング」から「コルベルSK7」に変更。

よく「コルベル」と「SK7」と「コルベルSK7」の違いはなんですか?と聞かれます。

まず「コルベル」はまったく関係ありません。そして「SK7」と同じ板です。

グリップが少し太くなっており、デザインが変わったSK7がコルベルSK7なのです。

ヨーロッパ仕様のSK7みたいなものです。コルベルは、ヨーロッパで売るために選手の名前も一緒に付けてしまえということですね。

中国でもヤサカの「MAXカーボン」が「馬林MAXカーボン」という名前で売られているのと同じです。冠をつけたほうが売れるのです。

 

ニッセイつながりで三紗子。

ダブルスは優勝しましたが、シングルスは32でした。バックが「モリストSP」→「スペクトル」になっていましたが、まだ全然慣れていないご様子。

 

中国電力の内田選手は、ラケットは「金璟娥」。

ニッタクカタログでは「キムギョンア」ですが、あえて漢字で書きたいところです。「金璟娥」のほうがカッコイイじゃないか。

 

ベスト32に入った、エクセディの吉田選手。

ラケットは恐らくもう廃番になってしまった「ヒノキレオ7」でしょう。バックが表ソフトなので、ヒノキ合板もありか!

 

うなる豪腕でベスト8に入った河村さん。

ローズウッドでブンブン振りまくりです。

 

デフリンピック金メダルの上田萌ちゃん。

以前は「ワールドカップ」(ミズノ)を使っていましたが、廃番になったため、「バイオリン」の反転式を角型に改造しております。あんな弾まない板でよくプッシュができるものだ。すごい。

 

「これすごいっすよ!」と

ラバーを絶賛する荻原さん。

ビッグトーナメントではシグマに変えており、これで頑張りますと言っていましたが、、、今は「ヴェガジャパン」

「ヴェガジャパン、すごく良いんですよ。ボールが深くて、安定するし、これ、すごいですよ」と絶賛していました。

 

「ゆうさん、ぼくの用具情報はいらないですか?」と

長野方面のオヤジに声をかけられましたが、無視しておきました(笑)

全日本の時から変わっていませんでした。過去ログ参照。

 

さてさて、今大会、TOMの若手コーチのふたりがダブルスで3位に入るなど大活躍。

根田くんは「水谷隼」にテナジーですが、

松渕くんは「デュラングル」にラクザ。

プロコーチ内でラクザが流行ってきております。

表彰式では照れ&恐縮気味のふたりでした。

TOM、卓球三昧に行けば、ふたりのコーチングが受けられますよ。ぜひぜひー。

 

私は最近、金欠なので、しばらくコーチは受けられそうもありませんが。

4800円、スワット2冠だぜ

全日本社会人で思ったのが

男女ファイナリスト(4人)の用具にテナジーが1枚だけということ。

男子優勝者の軽部君は

スワットにフォアがオメガ5プロ。バックがオメガ4プロ。

素晴らしき破壊力の両ハンドでした。ドライブとミートとカウンターが前にも増して上がっており、男子の中でも最速のボールでした。

 

 

準優勝の張君は、

キョウヒョウ皓3にフォアとバックの両面ALHELG。

スポンジ色が変わっていたので、前回からとは改良したバージョンでしょう。

しかし、ボールは遅い。張くんの筋力をもってしても遅く感じる。それとも軽部君が速かっただけか??

試合後にしっかりとニッタクの人に「ここをこういうふうに改良してくれ」と注文していました。まだまだ調整中のようです。

 

女子のチャンピオン

阿部ちゃんは

ラケットはスワット、フォアは64、バックはロングピンプル(特注)

!!!!!

スワットが男女2冠ではないか!?

 

恐るべし4800円ラケット。

すごいぜ、4800円ラケット。こいつは買うしかない。

 

2位は

カットの野中さん。

以前は朱世爀やテナジーなど割と弾む用具を使っていましたが、、、、、

 

今回はフォア打ちの段階から

「ぽこん」「ぽこん」と異常な柔らかさの音

ソフトテニスでもやっているのか?と思うような音でした。

もっと守備力を上げようと、用具を変えたみたいです。

 

ラケットはタマス特注

グリップはバゼラートのデザインです。

フォアのラバーはナント

タキネスチョップ!!!

裏の粒高はうまく見えないですが、おそらくフェイントロング2でしょう。

実にクラシックな用具になっています。

が、、、、それですごい粘り、攻撃も要所で決まり、社会人の決勝まで上がってくるのですからすごいですよね。

 

本当に特殊な音をしていたので、ラケットに秘密があるのかもしれないです。

 

5枚合板っぽいですが。

 

テナジーだらけじゃないところがおもしろかったです。

高校生、中学生はテナジーだらけですからね。

 

 

今大会、3位に入った森田君は

ラバーを変え、ラケットを変え、プレーが変わった「用具の力」の企画にふさわしい選手でした。今大会の結果も素晴らしい。単3位、複2位。

 

森田君が用具によってどう変わったのか、それは次号を見てください。

 

では、次回は社会人選手権の用具をもう少し広く見てみましょう。

表彰式の舞台裏。いや、表か

土日で群馬に行ってきました。

全日本社会人の取材です。群馬は同じ関東でも一番遠く感じます。

今大会、意外な(失礼)大活躍の人

近すぎてボケとる。

 

その正体は、、

ショッカーによって魔改造されてしまった闇トッキー。

これではトッキーではなく、TOCKY!的なノリ。爽やかだから許そう。

キョウヒョウ龍を振り回し、アホみたいに速いボールを連発。

プロコーチになっても現役バリバリではないか!

 

シングルス&ダブルス3位とか半端なさ過ぎだぜTOCKY!

 

おおー、TOCKY!キミはすごいぜ。

今大会用具的なものは、明日以降、アップしていきましょう。

 

 

さてさて、表彰式と言えば

こんな感じにやるんですが、

ええー、そりゃ男女とも

 

その正面には写真を撮ろう!撮ろう!と所属選手達が控えております。

 

現場は(身内)お祭り騒ぎです。

 

はーい! こっち向いて! などなど

勢揃いで写真を撮りまくる!!!!

待機中の面々。スマホにデジカメに大忙しなのです。

 

サンリツ勢は全員がカメラ待機しておりました。デジカメのソーラレイ状態。

その理由は、

みんなで仲良く撮りたかったということでした。

サンリツ勢、シングルスは優勝と3位。

ダブルス準優勝と3位。素晴らしい成績です。

 

以上、表彰式の舞台裏でした。

小ネタで勘弁

昨日の夜、デパ地下のお惣菜を買いに行こうと新宿駅を歩いていたら、「こんばんは」と声をかけられ、見たら倉嶋洋介監督で「オヒョヒョw」と少々テンパってしまった者です。

相変わらずデパ地下は高いです。

コストパフォーマンスは最悪ですが、ここには不景気はないようですね。

高すぎるサラダが飛ぶように売れています。

 

 

卓球の話でもしましょうか。

試合は、現在全中国運動会開催中です。

現地速報のタローさんが羨ましいほど満喫しているようで、ラケットの1本でも買ってきてもらいたいです。その様子は速報ページで!

 

さてさてそんなところで中国用具情報です

カットマンの武楊が全中国運動会からラケットを変えているとのこと。(上写真はパリ大会)

アペルグレンを使っていましたが、

松下浩二オフェンシブに変更しているとのことです。

グリップが平べったいものが好きらしくて、グリップだけ変えている可能性がありますが。

 

その他いろいろの選手の用具はタローさんが帰ってきたらじっくり写真を見て検証しようと思います。

 

秋の新製品が出るまで新しい用具情報はあまりでないですが、ニッタクカタログであえてとりあげていなかった

剛力

限定受注生産品で、超絶重くて、超絶高いラケット(33,000円)

板厚4.9㎜で100g超えの超個性派ラケット。

 

AKBート、剛力に続いて、次はSMAPでも作りそうな勢いだ。

 

 

全然関係ないですが、

日本リーグのHP。協和発酵キリンの笠原くんのところ

出身大学

「早稲田大学」が、「汗大宗大学」になっています。

早く直してあげてください。

 

今日は小ネタでご勘弁くださいな!ほほほ!

ニッタク秋カタログ

ニッタクさんの秋のカタログが届きました

ボーイッシュかすみん

 

新製品にラバーがないのがガッカリですが、アコースティックの中国式が地味にうれしいところです。

新製品ラケットの注目はアコースティックカーボン。

もはや弦楽器でもなんでもない気がしてならない。

まだ打ってないので何とも言えないですが、弦楽器の接着剤は特殊素材でも生きるのかどうかですね。

しっかり木材の道管に接着剤が入り、木材同士が合板されるからこそ、スイートスポットが広くなるのですから、特殊素材を入れてスイートスポットが狭くなってしまったらアコースティックの良さがなくなってしまいます。

アコースティックの良さは打球感とボールの持ちと「スイートスポット」だと個人的には思っていますので。

展示会での試打が楽しみです。展示会は10月の上旬予定になっています。

 

しかし、やはり新ラバーがあるorないでテンションが変わりますね。選手が変えるのはまずラバーですから。

この前紹介した「ALHELG」はまだ開発中のようです。秋カタログに載ると思っていたんですが……間に合わなかったようですね。

先週、東京アートに行った時に張くんのラケットを打たせてもらいました。

いろいろ仕様を変えているということで、現段階での感想ですが。

粒が大きくて、テナジー25のニッタクバージョンみたいな感じでした。

両面に貼ると重くて、「まだこれは硬すぎる」と張くん。

キミに硬すぎるラバーが一般人が使えるわけがないっしょ!!とぼくが打っても全然食い込まない。他の選手が握っても「ちょ、重すぎ!」

現在はちょっと軟らかめにしてもらって使っているみたいです。

さてさて何にでも興味津々な張くんは

 

カメラマンも務めます(笑)

 

いいねー。いいねー。その表情!!とノリノリです

すごく似合ってる。カメラが似合うよ。

 

ちなみに撮られている人

こちらはあまりノリノリではありません(笑)

 

東京アートは楽しい雰囲気のチームでした。

 

昨日の夜、なんか空が座布団のような雲に覆われておもわず

撮ってしまいました。なんかおどろおどろしいです。

 

 

そうそう、ちゃんとした製品版のオメガ5ですが、かなり性能が高かったです。

インテンシティNCTに貼ってしまうと弾みすぎてしまったので、アンバーロイドローに変更しました。

守備用ラケットに貼ってもぶち抜けるくらいスピードが出ます。

アートの選手にも打ってもらいましたが、

「全然落ちない」「打球感がかなりいい」「今までのオメガとは違う」など高評価。

 

今週くらいから発送しているらしいので、気になる人はぜひぜひ。

 

秋の目玉商品のひとつだと思います。

ヨーラのMAXXXも気になりますが。

大阪ツアー

昨日は朝5時半に起きて、大阪へ行ってきました。

まずはここへ

おおー、これがあのミキハウススポーツスタジアム。

緊張しますなーー。

おおー、見たことある!これがあのミキハウスの卓球場入り口!!!

しかーし、今回は卓球場にはお邪魔せず、別の取材でございます。

 

インターハイ女王の阿部愛莉さんのインタビューです。

 

そのあとに、せっかく大阪に来たので、かねてからお話を聞きたいと思っていた作馬さんの王子卓球センターへ

用具で勝たせるという作馬さんの卓球論。

非常に濃い話でした。

 

おおよそかなり長い時間お話を聞かせていただきました。次号で紹介したいと思います。

印象に残った言葉が「裏裏で勝てる選手は天才」というもの。それも次号or次々号で紹介したいと思います。

 

最後のほうに作馬さんが実は最も期待している四天王寺羽曳丘中の三條さんのバックハンドを取らせてもらいました。

スピードが速くて、揺れて、ナックルで、非常に取りづらかったです。

これはペンのショートでは厳しい・・・。ちょっとでも繋いでふわっと返すとフォアの強打が飛んでくるのです。

夕飯もご一緒させてもらい、中学生らしい笑顔を見せてくれました。

なかなかシャイガールです。

ゆっくりしてたら、大阪っていうのを忘れてましたね。向こうを出たのは20時くらいでしたが、家に着いたのはジャスト0時でした。

 

明日は東京アートへ取材に行ってきます!

ペン両面裏裏への道

やっぱり裏面打法ができないと今のペンドラはきびしいなーとお思いのアナタ!

そのとおりです。フットワークをサボるためにも裏面打法は必須です。異常なまでにショートを練習して、ブロックを超硬くするのも手ですが、ハッキリ言って裏面打法のほうが習得は楽です。

止めるより、打つ方が楽です!

ブロックはある種のセンスが必要なので、センスがない人ほど裏面打法に逃げてしまいましょう。

 

裏面打法にするうえでの初期段階で考えなくてはいけないのは

「重量」

です。

たとえば現在使っているラケットにそのままラバーを貼ってしまうと、+40gくらいになってしまい、とても振れません。

用具全体を見直さなければならないのですが、私のオススメは

・フォアラバーは変えずにラケットを変え、裏面には軽量なラバーを選ぶ

というものです。

日本式の片面用のラケットを使っている人は変えざるをえないでしょう。裏面にラバーを貼るとどうせ打球感は変わってしまうので、諦めましょう。

しかしフォアのラバーが変わってしまうと回転のかけ方だったり、自分のインパクトだったりの感覚が狂ってしまうのでそのまま活かします。

 

では初期段階のラケットを紹介しましょう。

基本的には軽いものを選びます。

①デネブ(ミズノ)

軽量で面が小さいラケット。

ボールをかなりつかむ5枚合板でストレートグリップが特徴。

弾みがないけど、回転がかなりかかるので、前陣ドライブ型ならOK。初〜中級ではかなりオススメの1本。

 

②ダブルフェイスJP

上板桧のため弾みは十分。

日本式で裏面も打てるラケット。中国式が握れない人に!

 

③アペルグレンオールプレイ センゾーV1

軽量であまり弾まないけど、コントロールはかなり良い。

これもミート向けではなく、ドライブ向けのラケットで、両ハンドドライブタイプにオススメ。

 

④グリーンラインファスト

これも回転で飛ばすタイプ。グリップが細くて軽い。

使いやすいタイプです。

 

 

初期段階では5枚合板でなれていったほうが良いと思いますね。

素材を入れると重くなるし、裏面も硬いとやりづらい。

 

初期のラケット選びは

・5枚合板

・軽量

・面が小さいもの

・両面に貼ると重いのでコントロール重視

・一発よりもバランスタイプに

 

が私の経験上、良かったです。

次回は裏面に貼るラバーについてふれたいと思います。

 

本日はなつかしの中野祐介が会社に現れました

クニタク、礼武、uptyなどなど東京の卓球場巡りでお疲れの様子。

卓球はあまりやっていなくて、筋肉が落ち、4kg痩せたというイクメン。

なぜ東京に降り立ったかというと、、、、続報を待て!

表ソフトに活路を!

日曜日は試合でした。

結果はまあ置いておいて、今月はインターハイからずっと忙しかったので、単なる練習不足によるフットワークサボりプレー。

結果にうなだれるメンバー

しかし久々の卓球は打てるだけで楽しいですな。

涼しい体育館で試合する喜び!

しかし見事にメーカー統一感がない。

左側:上/アンドロ、下/JUIC、シューズ/ミズノ

中央:上/ニッタク、下/TSP、シューズ/裸足(いつもはバタフライ)

右(自分):上/ドニック、下/ニッタク、シューズ/アシックス

 

自分はラケット/インテンシティNCT、フォア/オメガVプロ、バック/ヴェンタスソフト

で出ました。オメガは「V」というところまで見る人は少ないのでばれないですが、ヴェンタスは「なにこれ?しらねー!」と結構言われました。

自分は裏面でミート打ちと弾くようなドライブが中心なので、ヴェンタスソフトを選んでいます。重量も軽いしオススメですよ。現ドイツラバーのスピン系でもっとも軟らかいスポンジ硬度(35度)なのも魅力的!

 

帰りにヨドバシカメラでいろいろ物色。

ひげそりの体験コーナーがあったので、マジ剃りしてました。

本当にどうでもいいことですが、私は電気シェーバーを持ってないんですよ。

おお!これいい!と思ったのがひとつあったのですが、

良いやつは3万円とかするんですね。まだ5枚刃カミソリで十分です。

 

んで、次の日は中央大の大坂くんとちょこっと練習&教えてもらいました

写真を取り忘れた・・・。(手前が大坂くん)

どこにレシーブしてもえぐいフォアドライブが飛んできました。

とにかく回り込みが速くて、ドライブのコースも厳しい。

「フォアドライブは足で打つ」というコツを教えてもらいました。

バックの表ソフトもすごくナックルになり、ちょっとでも下がってしまうと、前に止められて振り回されてしまいます。うーむ、バック表もありだな。

ラケットを借りて打ってみたらバック表(裏面表)でもいけそうなので、本日から試してみようと思います。

 

ちなみに大坂君の今日の用具は

カルテットⅡホールド/オメガⅣプロ/VO>101 でした。

ラケットに悩んでいるらしく、いろいろ試してもらっています。

 

意外にいいですね、VO>101。打ちやすいし、ナックルになるし、下回転も打てるし。

しかも表ソフトは裏ソフトより軽いので裏面にピッタリかもしれない。

今日から本格的に裏面表ソフトを試してみます。

 

本日の用具は

インテンシティNCT/ブルーファイアJP3/フレアストームⅡ

になっております。打つ&止めるでナックルがほしいので、レイストームではなく、フレアストームです。

 

ちょっと用具情報。

TENRYUの杜貝翔選手。

2001年インターハイシングルス準優勝で、当時から中国選手っぽくない打球点の落としたドライブでかわすようなプレーが特徴でした。

帰化して杜貝→杜貝翔

に名前を変えたみたいです。読み方は もり・かいと

これはこの前終わった全日本実業団の写真です。

ラケットは、珍しいですね。

キラースピンのラケットのようですが、この色の組み合わせは現行品にはないですね。自分の記憶に残っていないのか、特注なのか。

むむむむ。気になるところです。

いや、そんなに気にならないか・・・。

 

とりあえず、自分はフレアストームⅡを試し、ダメならブースターEVを試し、ダメならスピネイトを試し、ダメならVO>101を試し、ダメなら裏ソフトに戻す

という計画で行こうと思います。