会社の忘年会が28日に終わり、
昨日、本日と少々出勤し、さて2016年も仕事納めです。
今年は忙しかった・・・。リオ五輪の反響も大きく、卓球界にとって嬉しい悲鳴といったところ。むしろ今年が暇だったら卓球界やばい!!!
そして年齢が上がるとともに仕事も多くなっているので、あまりブログはかけませんでした。そしてコメントの返信もままならない。
多分来年はもっと忙しくなると思います。今後もマイペースにやっていくつもりなので、あまり急かさないでください。
卓球王国WEBリニューアル時にノリで作られた数合わせブログなんですから。
それでも皆さんに見ていただき、感謝です。アクセス300万ヒットも記録!
では最後に恒例の(?)2016年私的優秀用具を紹介します
5位 スーパードナックル
作馬六郎さんが「もう粒高はダメだ!プラになって変化が出ない」と感じ、じゃあ守るだけではなく、攻撃できるラバーを作ればいい。
変化もついて攻撃もしやすい驚異の半粒ラバーがスーパードナックル。
同時発売のドナックルはぶっちゃけ性能は粒高なので、表ソフトらしい使い方は難しい。しかし、スーパードナックルは表らしくも使えるし、変化もつけられて、さらに扱いやすい。
アタック8が進化したようなラバー。相手にしたらわけわからん。
ということで、変化攻守の選手にとって救世主となるであろうスーパードナックルが5位
4位 輝龍
粘着だけど弾む。
粘着だけどスピードが出る。
粘着だけど軽い。
というトンデモナイ粘着ラバー。
前作の翔龍のほうが上級者向けで威力も出るが、今まであまりない中級者向けの粘着ラバーとして評価
従来、バックに貼っていたようなヴェガヨーロッパに代表されるFX的な軟らかいラバーをさらに軽く、そしてクセ球にしてくれる。
ブロックも粘着にしては安定するという強み、
ツッツキなどガツンと切っても飛んでいかないので、回転はかけられるけどコントロールできない人でも十分武器になる。
使い勝手は今までのままで、相手をちょっとだけ嫌がらせることができる。
ラバーの性能を理解して、当て方を研究すると面白いラバー
3位 ウエーブメダルSP3
会場でよく見るようになった「カチカチシューズ」
シューズの着脱が非常に楽で、白いダイヤルをカチカチとひねることで紐(ワイヤー)がシューズを締めてくれる。
キチンと紐で締めたいところ、緩めたいところを調節したい人であればあまり向かないが、着脱が面倒くさい人にはピッタリ。
皆さん、ちゃんとシューズを履く時は紐をしっかり締めて、終わったら紐を解いてますか?
紐を締めたまま脱いだり、履いたりしていると全然動けない。シューズ&足のポテンシャルを活かしていない。それはラバーが少し剥がれてしまっているラケットに近く、一体感がない。
でもめんどくせーと思っている人は、このシューズがおすすめです。
ただ、私個人はこのシューズはあまり好きじゃなかった。やっぱりもっと止まってほしいし、軽くしてほしい。
ということで、ドライブZのようなシューズにこのカチカチ機能を作って欲しい!という要望を込めての3位です。
2位 ワラック
年末にこんなのきちゃったー
と久々の個人的ヒットラケットにニヤニヤが止まらなかったラケットです
詳細はこちらを御覧ください
でも水谷隼ZLCやフレイタスなど、アウターの直線的ラケットが好きな人にはあまり向かない。打ち抜くラケットじゃなくて、回転を作るラケット。
しばらく使っていこうと思うラケットですが、それを聞いたダーカーの人が
「アルバから浮気! 今、良い合板作っているから今度試して」と。
時代が特殊素材に移る中、王道の合板は埋まりつつあるので、個性をどこまで追求できるかですね。あとは新素材に対抗して、新木材。期待しましょう。
1位 オメガⅤツアーDF
DFバージョンにさらっと変更されたが、これがすごい。
弧線の高さはテナジー以上で、回転量もびっくりするほど。
普通、そういうラバーはシートがガチガチに硬くて、フルスイング時に良いボールが出るものが多いが、このラバーは中打、軽打でもボールをグググとつかんでくれて安定する。
弱点は飛距離!
回転量はあるが、下がった時にそこまで飛距離が出ない。出ても弧線が高いので、粘れるけど、スピードで押していくことは難しい。そして弾くプレーも難しいので、台上でバチンとフリックしたり、ミートで打ち込んだりは少々難しい。
私もフォアなら良いけど、ショートは難しい。浮いてしまう。
それでも、そんなこと気にならないくらい魅力は多く、47.5度のスポンジ硬度の中でもかなり扱いやすい。
という2016年の私的用具でした。
新年から更新するかはわかりませんが、全日本では用具のこだわり頑張ります!
毎日朝から晩まで皆勤賞になりそうです。
たぶん、ブースもうろついていますので、用具相談以外なら声をかけてください(笑)
ではまた来年!