久々の更新です
18日ぶり・・・なぜか。
今月はもう一冊作っているからです。
毎年恒例「別冊卓球グッズ2016」
今、最終校正中ですが、クラクラするほど情報が頭に入ってくるので、読んでいるだけで疲れます。
特に「こだわりすぎた男たち」は吐き気をもよおしました(良い意味で)
今回は、オリジナルラケットを紹介します。
国際卓球のオリジナルです。別冊グッズでも紹介していますが、これがなかなか良いラケット。さすがマニアの鶴さんがこだわって作ったラケットだ!
ラケットは3種類(本当は4種類)
国際卓球(K)アンドロ(A)5枚合板(5)プラスチックボール向け(プラス)
的なラケット
ここではあえて、国際卓球が広告では使えない文言で書きますよ。
アンドロのCS5オールプラスをベースにして、もう少し弾きがほしいという見解から表面材をコト材に変更。
弾みはメイスパフォーマンスくらいにして、軽く打っても弾ける!飛ばせる!
飛距離は出ないので、ビギナー向け。
コンセプトは中学生が3年使えるラケット。
一般的には、最初にマークⅤなどを貼って、ラバーを変えるときにラケットも変えるそうです(ラケットも安い物を最初に買うので)。
しかし、次のレベルアップしたラバーにも対応して、ラバーの性能を発揮できるラケットなので、継続して使える。
その反転式
反転式というのは、守備型を目的に作ってあり、細いグリップになっている。
しかし、コルクグリップだと弾みが劇的に落ちるので、板はもっと弾むように変更。今は粒高でも止めるだけの選手はいないので、
止めやすくて、ある程度打っても弾みがあるものを目指す。
残念、私はこのラケットはまだ打てていない。5枚ユーザーとしては試しておきたいラケットですが、7枚合板のほうが・・・気になりますね。
さて7枚のKA7プラス
ブレードの構成はCS7ツアーをベースにして、上板をリンバに。
85gくらいの軽めだけど、しっかり飛ぶ。
7枚合板は弾みを求めると重くなるが、軽くて弾むものを目指したラケット
中陣で強くインパクトした時に7枚ならではの飛距離が出る!
これは重心がグリップ寄りにあるため、振り抜きやすくて、重量以上に軽く感じ、操作性も良い。
トップ選手は遠心力を使いたいから先端寄りの重心が好きだけど、中級者では重く感じすぎてしまい、逆に威力が出ない。
中級向けの配慮!素晴らしい!
特殊素材のKAスピード
ケブラーカーボン仕様のアウターラケット
上板をコト材から柔らかいリンバ材に変えて、使いやすさをアップ。
目指したのは水谷隼ZLCとティモボルALCの中間。
上板が極端に薄くてティモより硬くて弾む。
特徴は5.5㎜の薄い板厚で、軽打の初速は弾まないけど、強く打ったらしなる。
トレイバーKは初速の速さが特徴だったけど、あえてそこを落とすことで、台上のやりやすさを考えた。
軽くてよく飛ぶ、しっかり回転がかかる、そして重量80g!!!軽すぎ!!!
コルクグリップだと強度がなく、弾みが極端に落ちるため、コト材を維持している。
両面にスピン系貼っても全然振れる!そして飛びすぎず、飛ばなすぎず、ここまで攻撃に寄った反転はあったのだろうか・・・。誰も嫌いにならないラケットですね。
シェークは統一でグリップをアルテロの形
エラの部分はあまり出ていなく、バタフライ系の形を元に設計。
日ペンのブレードはタウラスの形、
中ペンのグリップはセプティアーの形
デザインベースはファイバーコンプ
握った時に、持ちやすいというのを目指した。
「全部極端に何かがスゴイわけじゃない。トッププレーヤーのために作っている物じゃないので。でも、みんなラケットを選ぶ時、トッププレーヤーが使っているから、使ってみて、最終的には自分が点数を取れるものに変わっていく。それは使いやすさと入れやすさ。
どれも使いやすさをベースに考えて作ってあります。握った感じ、わかりやすい性能、そして格好いいと思ってくれればいいですね。」(鶴さん)
只今、私も試打しております。
なかなかいいです。嫌いにならない、いやむしろ好きなラケットだ。
コスパはかなりいいラケットなので、試してみる価値あります!
なんだか、普通に広告&宣伝みたいになってしまった・・・。