今年も展示会の季節がやってきました。
まずはリーディングカンパニーであり、廃番やら価格やらいろんな意味で注目されてしまっていたバタフライへ行きました。
さすがですね。すごいのひとことです。
とりあえず、デカイ!!! 広い!!!
廊下にはラケットの歴史が展示されており、懐かしいから伝説的なラケットまで。。。
レジェンドルームには、そうそうたる人たちのラケットが展示。
これがヨニエルのラケットです
創業者の田舛彦介さんのラケットもありました。
では現代の用具に行きましょう。まずはシューズです
新シューズがあります
レゾラインTB
厚底のクッションタイプ。エナジーフォース系は前足部が細かったが、これは広くしてあり、幅広のアジア人の足に合わせている。
素材は前足部は柔らかく、中足部は厚くしてねじれを抑制。
現在、ティモボルも履いているようですが。。。シューズばっかりは履いてみてプレーしないと評価しようがないですね・・・。
デザインは攻め攻めです!
アシックスとの共同開発ではないので、性能でミズノ&アシックスにどこまで迫れるのか!?
ラバーの新製品はないので、ラケットへ行きます!
水谷隼のグリップデザインリニューアルバージョン「水谷隼・ZLC」
スーパーZLCが出た時点で「水谷ブレードシリーズ」にすることが決定していたとのこと。これからは見た目でスーパーZLCとZLCの区別がつきにくくなります。グリップの縦線の色で判別できますが・・・。
さあ、こちらは期待の木材シリーズ、「ハッドロウ」
完全新作のハッドロウ・SR
上板に硬いウエンジ材を使用した7枚合板。ボールを突いただけですが、弾くけど持つタイプ、上板で弾いている感はほとんどないです。
ボールを突いた時に、スッと中までボールが食い込む感じがあり、コントロールがかなり良さそうです。
スティガのハードウッドシリーズのようなラケットかな、バタフライらしくないなーと思いましたが、打球感はラケット全体で打てるようなバタフライテイストになっています。ここはさすが!!!
同じく7枚合板シリーズのハッドロウ・SK
SRよりもマイルドに作られている7枚。板はSK7タクティスと同等の物を使用。
5枚シリーズのハッドロウ・VR
これは今回の展示会のラケットの中で一番ビックリしました。
硬くてパンチがある5枚なんですが、ラバーを貼ると顔がかわります。すごく柔らかい7合板を使っているようなイメージです。
案の定 弾みは ハッドロウVR>ハッドロウSR なんです。
7枚より5枚のほうが弾みます。VRが5枚なのに7枚っぽい、SRが7枚なのに5枚っぽい。
2本とも木材ならではの打球感が素晴らしいですが、個人的にはVR推しです。これ、すごい。ほしい! でもオープン価格が怖い。
そして4本目のハッドロウ・VK
これはコルベルスピードのブレードとのこと。
しかし、ハッドロウはVとかRとかKとかいろいろついてわからないという人もいると思います。それぞれの略称を学べば簡単です。
V=5枚(ローマ数字のⅤ)
S=7枚(SEVENのS)
R=(Revolution=上板ウエンジ材の革命)
K=(コルベル的な使いやすさ)
最初のVとSで合板枚数を把握して、次のRとKで性能を把握する。
次は特殊素材の新シリーズガレイディア
ガレイディア・ZLCはみなさんの想像通りです。
3枚+ZLCときたら、アムルタートですね。
ガレイディア・ALCは3枚合板+ALCなので、孔令輝スペシャルかなと思いましたが、
性能的にはアイオライトと孔令輝スペシャルの中間くらいだそうです。
ガレイディア・T5000はバタフライ史上トップクラスの弾みとのこと。シュラガーよりも弾むらしいです。バチバチ系の人向け!
インナーフォースレイヤーは説明不要でしょう。
レイヤーとはイラレやフォトショを使ったことがある人ならばわかるように、階層という意味です。中の階層に特殊素材を入れているということで、以前のデザインリニューアル。
ただし、
ZLCのブレードサイズが小さくなっています。
前は大きくて重くなっていましたが、ティモボル系の大きさに変更。琉球アスティーダ特注モデルですね(笑)。渡部さん、まだ使ってますか??
日本式ペンはサイプレスが3種類。
JP1=9.3㎜
JP2=9.0㎜
JP3=8.7㎜
と厚さで分けられている&桧のランクも違うとのこと。もちろん厚いほうに良い桧が使われています
中国式の形が変わりました。
でかでかというよりは、ちょっと縦長。吉田海偉ラケットと同じ形に統一されています。
やっぱりハッドロウ・VRは良い! 平均91gに耐えられるのであれば使いたいラケットです
反転式の日本式。
左のガレイディアリボルバーRは3枚+ALC
つまり、パラドックスです。ブレードの形が変わっています。
右のハッドロウリボルバーRは板はVRで、厚さもシェークと中国式と同じ。ただし、面の小ささ、重量の軽さが手伝って、弾みはかなり落ちています。平均66gなんで・・・、そこは仕方がないです。
両面のスピン系を貼れば、全然弾みは問題ないでしょう。弾みを抑えてあるので粒高系の変化ラバーを合わせるのもあり!
カット用のハッドロウシールド
渋谷プロモデルの復刻番です。
このラケットは次号の四大ライバル用具カット編に登場します。是非読んでください!!
と、全体的にラケットのデザインはシックになり、さらなる格好良さになりました。
ラケット棟の見学もできましたし(これは写真撮影NG)、楽しいツアーでした。
荘智淵、フレイタス、アポローニャなど豪華な世界トップランカーの海外選手のライブデモンストレーションや記念撮影など全体を通して、さすがバタフライと言ったところです。
荘智淵は奥様と一緒に来てました。夜は池袋に買い物に行くそうです。
今日はバタフライでブログが埋まってしまいました。あまり長くするのもなんなので、他メーカーは明日から順次にします。
会場でいろいろな人に声をかけていただきましてありがとうございます。意外に見られているのね、このブログ・・・。下手なことはかけませんなぁ