カテゴリー別アーカイブ: 卓球馬鹿な生き方

全日本選手権は熱かった!

今年の全日本選手権もスゴかったですね〜。

各カテゴリーで優勝した選手の皆さん、本当におめでとうございます。

私用と重なり、ライブ観戦はできなかったのですが、早田選手の優勝インタビューは録画なのにこちらまでもらい涙してしまいました。

正直、伊藤選手、石川選手のふたりのオリンピック出場内定選手を破っての優勝というのは素晴らしいの一言につきます。

3年連続の3冠という偉業を伊藤選手が達成できるのか、それとも石川選手が女王に返り咲くのかといった視点で見ていた方が大半ではなかったかと思います。

そして男子に関しても、宇田選手の優勝も本当にあっぱれでした。録画での試合観戦でしたが、張本選手との攻防を手に汗をかきながら観戦させていただきました。終始攻めのスタンスを保った宇田選手の見事な勝利でしたね。

オリンピック代表に内定している選手達が次々と敗れるという、今回の大会結果に「選考それでいいのか?」的な声がネットやニュースサイトなどで見られますが、僕に言わせてもらえれば、それはそれ、これはこれだと思いますw。

トップ選手だろうと、トップに挑む選手だろうと、試合に負けた悔しさは一緒です。オリンピック代表の選手達はこの負けと悔しさをバネによい試合をオリンピックで見せてくれることにそうご期待!(その前に世界卓球もありますね・・・汗)

個人的には伊藤選手の潤んだ瞳に、いろいろな期待をしています。

張本選手も「一試合で自信が一気になくなった」などと言わないで、チャレンジャーのつもりでどんどん成長してもらいたいものです。

それにしても、今大会は若い選手達の活躍や成長が随所で目立った試合ではなかったかと思います。試合を見ているうちに、卓球という競技は実は10代がピークではないのかと錯覚してしまうほど。

海外にて、いろいろな国のジュニアの選手達にボコボコにされることに慣れている僕は除いておいて、やはり10代から20代前後において年上の選手が年下の選手に負けるというのはプライドが許さない的な部分もあるのかもしれませんが、ぜひぜひその悔しさをバネに頑張ってもらいたいものですね。

今回もLaboLibeさんのライブ中継を初日から楽しませていただきましたが、ブログで伝えたい名勝負が沢山ありました。

結果の数字だけでは伝わらない数々の勝負にハラハラドキドキさせていただきました。参加した選手の皆さん、本当にありがとうございました〜。

今後しばらく日本はどんどん強い選手達の層が厚くなりそうな予感がした全日本卓球選手権でした。

年明けから388C-1【DAWEI】を検証だ〜!

一昨年もそうでしたが、年末から年始にかけてはいろいろなラバーを試す機会が多くなっています。モリストSP、特注アタック8、そしてニューアンチスピンと11月くらいからいろいろと試打しています。

そのため、練習に行くときは、同環境のラケットを3〜4本持参する状態です・・・汗。
さらには、練習試合では1試合の1ゲームごとにラケットを変えて、自分の打ちやすさだけでなく、相手の反応もしっかりチェック!です。

そんな感じで検証を続けていたら、正直どれが自分にあったラバーなのか全然わからなくなってきてしまいました〜涙。
そしてさらには

卓球仲間「ヒラヤマさん、最近卓球下手くそだね〜w」

そうなんです。その通りなんです。

ただでさえ下手くそな卓球技術が、
どんどん落ちていきます〜!

はやく取りあえず裏面はこのラバーで行こう!というものが決まらないと、目から入った情報を脳みそを通じてうまく手に伝えられないという体内卓球伝達障害が発生し、脳みそがパンクし、ストレスもマックスになってしまいます。

ということで、今年は特注アタック8で頑張ることにしたいと思います!!

と決めた矢先にやってきた新たなる誘惑が・・・・。

卓球仲間「そういえば中国ラバーの388C-1って使ったことある?」

以前に話は聞いたことがあったものの、使ったことはありません。確かアタック8と同じ変化系の表ソフトのラバーです。

前にちょっと試してみたいと思いつつ、そのまま放置していた情報でした・・・。なぜに388C-1なのか、そのネーミングも気になります。

もうここまで脳みそがぐちゃぐちゃ状態ならばとばかりに、388C-1を試打してみることに〜!

まずラバーが硬く、変化系としては球離れがとてもはやいです。

388C-1、アタック8(L粒)、モリストSP(現在検証中)の3種類の粒を比較してみると、モリストSPの粒が一番大きく、次にアタック8のL粒、そして388C-1といった感じです。388C-1の粒の大きさはアタック8のL粒とM粒の中間くらいの大きさに感じます。そして粒と粒の感覚が若干あるように思えます。

それより、他のラバーに対してこの388C-1は粒が横目です〜!

僕のイメージの中では、横目は [スピード < コントロール] といったイメージをもっています。違っていたらごめんなさい・・・。388C-1の縦目があれば何が違うか検証できるのですが、まあ横目のことは深く追求せずに使用感を検証ですねw

僕の検証はベースとして使用しているアタック8が基準となってしまうのですが、ブロック、ストップなど全てにおいて、アタック8より扱いしやすいかもしれません〜!(多分ですが、横目の影響ではないかと思います・・・)

無論、ナックルもなかなかどうして、気持ち良いほどに相手の選手のボールがネットに突き刺さってくれますw。
相手の選手からはアタック8並みに嫌悪感をプンプン感じさせてくれますw

ただし、粒の柔らかさの部分でアタック8の生み出すいやらしい変化には劣るのではないかと思います。ドライブやサービスを切るなど回転をこちらからかけるといった技はちょっと難しいかもしれません。

しかし、アタック8よりコントロールしやすく、球離れが速く、パンと弾く速攻的な攻撃が可能といった感じです。ただ単にボールに当てるだけでは、棒球のような返球になってしまうので、小さく弾くといった技術は必要不可欠かもしれません。鋭い直線的なボールから、ふわっと伸びない感じのボールまで緩急はつけやすいので相手にとってはアタック8同様にいやらしいラバーに思えると思います。

今年は特注アタック8と決めていたところに、とんでもないラバーが現れてしまいました・・・汗。

いろいろな方のレビューを見てみると、それなりの技術が必要とのコメントも少なくありません。確かに僕自身はここ3年間アタック8にしごかれてきたので、扱いやすいと感じてしまっているのかもしれませんね〜汗。

でもこの388C-1、さらにスゴイところがあります。

それは価格です!

あまりレビューサイトには書かれていませんが、とにかく安い!WEBでは1000円くらいから販売しているところも見受けられます。今のご時世で1000円台でラバーを購入できるなんて嬉しい限りです〜涙。

アタック8は難しいと挫折してしまった方も388C-1試すのはありかもしれませんよ〜!

僕ももう少し使い込んでみたいと思います〜。
(どんどん卓球が下手になっていきます・・・・涙)

あけおめ〜!

あけましておめでとうございます〜。
本年もよろしくお願いいたします。

いよいよ今年2020年は東京オリンピックの年ですね。

本日、オリンピック卓球団体戦に出場する3人目の選手が発表されましたね〜。
男子は水谷選手、女子は平野選手。おめでとうございます。

男子では真晴選手、女子では佐藤選手、早田選手が選ばれるかもしれないなど言われていましたが、やはり現状においての各選手の世界ランキングは、打倒中国の前にメダルを獲得しにいくためのトーナメントにおいての第2シードを取りに行くための重要要素。

卓球に携わっている人達にとっては、一生懸命頑張っている選手達の姿が見られればよいのかもしれませんが、やはり卓球に関係ない一般人が観戦するオリンピックの舞台では最低でもメダルという意識が強く出てしまいますよね。

なにはともあれ、水谷選手、平野選手、
本当におめでとうございます〜。これでようやく新年を迎えることができますね。

まあ、男子に関して言うと左左のダブルスになりますが、それはそれで割り切って頑張ってもらいたいですね〜。僕もたまに左左でダブルスしますが、正直かなりやりにくいですね〜苦笑。でも相手もかなりやりにくそうでしたw

なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします〜

2019打ち納め〜!

今年もあとちょっとで終わりですね。

本年もこちらの卓球ブログでいろいろとお世話になり、ありがとうございました〜。もうすでに今年の打ち納めも終わり、新年の準備に入っている方も多いと思います。

僕の今年の打ち納めは国際的に活動されている写真家ベンジャミン・リー氏と、和太鼓演奏者のエヴァさんと3人で新宿にある卓球バー「Red T Tokyo」で楽しい一時を過ごしてまいりました〜。

日本国内では、箱根森の美術館に展示されているヘンリームアー、アーティストの草間彌生さんをはじめとした著名な方々の撮影から、現在は新国立競技場のデザインで知られる建築家の隈研吾氏と共にプロジェクトを進行中とのことでした〜。

>>ベンジャミン・リー公式サイトはこちら

そんな著名な写真家のベンジャミン氏、実は卓球愛好家でもあるんです。かなり前から卓球しようと話が出たものの、ようやく今回一緒に卓球することが実現いたしました〜w。ベンジャミン氏のことは、彼が約30年ほど前に来日した頃から知っていたのですが、卓球好きと知ったのはここ4〜5年前のこと。

ベンジャミン「中学生くらいの頃はよくやってたな〜。毎日のように練習してたよ〜」

いやいやなるほど納得です。久かたぶりの卓球ですが、要所要所で見せるバックハンドやスマッシュのフォームがしっかりできておりました〜汗。
サービスもバックからのカットサービスなど、おーーーーっと驚きの連続でした!

ガチ卓球も面白いですが、やはりクリエイターとしては、夜にお酒を交えながら、オシャレな空間で、クリエイティブな仲間と楽しくピンポンを楽しむのは贅沢な一時でもあります。卓球を盛り上げていくことは、やはり卓球業界以外の人達に参加してもらい、卓球(ピンポン)の楽しさが広まれば嬉しいですね〜。

ベンジャミン同様に国内外で活動しているエヴァさんも卓球経験はないとはいえ、いざラケットを握ると先ほどまで美しい笑顔はどこへやら。演奏をしている時のようにガチ真剣になっておりました〜。

だいたいこのビジュアルで和太鼓を演奏するというのも普通の人は想像できないですよね・・・。卓球イベントでのコラボなんかも機会があればやっていただきたいものです〜。

>>Eva Kestnerさんの公式サイトはこちら

お酒が入っているとはいえ、やはり普段運動する機会のない人には卓球はちょっとした運動になっていいな〜っと3人で話しておりました。

いろいろなメディアでも紹介されているこの「Red T Tokyo」。卓球業界以外のたまり場になりそうな雰囲気をプンプン感じさせていただきました〜。

奥には個室やカラオケ可能な別室もあり、大人の集い場としていろいろ活用できそうです。一般の人達が楽しむには国際サイズより一回り小さいこの「Red T Tokyo」においてある卓球台はよいかもしれませんね。

レッドカラーもオシャレです。平日は朝4時までオープンしているのは夜行性の僕にとっては嬉しい限りですw。

最後はオーナーの国広さんと店長の池田さんと皆で一緒に写真を撮っての打ち納めとさせていただきました〜。今年はバタバタしていてあまり卓球できませんでしたが、来年はもっと頑張って卓球したいと思います。

卓球Bar Red T Tokyo
https://red-t.tokyo
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-45-8 アビテビル5F

では皆さん、よい年越しを〜!
アディオス〜!

【検証】ニューアンチスピン

先日の特注アタック8テンションに続き、注目していた異質ラバーがアームストロングの「ニューアンチスピン」。

王国のゆうさんも王国動画にてレポートしているラバーです。

1980年代、同色ラバーの使用が可能だった時代はアンチラバーを使ったカットマンがかなりいたような記憶があります。当時バタフライから登場した「スーパーアンチ」は裏ラバーと打球音の違いがなく、クルクルとラケットを回されると、裏かアンチか判断するのがかなり難しかったものです。

ルールが変わり、ラバーは異なった色のものを貼らなくてはいけなくなったため、以前に比べるとアンチラバーを使用したカットマンはかなり減ったように思えます。異質前陣タイプでも粒高や表ラバーの選手はそれなりにいても、アンチを使っている人はそんなにいないのではないでしょうか。

まずこのニューアンチスピン、メチャクチャ軽いです!
表ソフトよりも軽いです・・・汗。

そして通常アンチといえば、表面がツルツルしているイメージがありますが、このニューアンチスピンはアンチなのに粘着、さらには表面がザラザラしている感じがあります。

さっそくニューアンチスピンを試打してみることに。

このラバーはボールのパワーをすごく吸収して殺してしまいます〜!
(なんじゃこれは〜!と思うほどです)

プッシュや弾くということをしないと、なんともいえないふっわとした弾道のもと相手コートにボトッと落ちます。

また、表ソフトで弾くような感覚で使用すると、ナックルでの速い返球も可能なため、攻撃も十分可能です。

とにかく表ソフト同様に相手の回転に影響されにくく、レシーブから相手を崩すだけでなく攻めていけるといった印象をもちました。王国のゆうさんの検証道がでは卓球台から離れてバックでバンバンと打っていましたね〜。

また回転はかからないというよりは、多少の回転もかけることもできるため、対戦相手混乱する様が容易に想像できますね〜。普通の感覚で考えるとアンチは回転かけれないと思いますからね・・・・
(そのためネーミングに「スピン」が入っているんですね・・・)

さっそく練習試合の実践にて使用してみました〜!

試合展開の中では全体的に予想以上に弧をえがいての返球になり一見チャンスボールに見えるのですが、予想以上に球がのびないために、ドライブマンなどはタイミングが合わなかったり、すこっと空振りするケースが多く見受けられました。またそれに慣れ、相手選手が卓球台に近づいてきたときには、プッシュなどで台奥深くへのふわーとした球質の返球やパンと弾いたような球質の球で意表をついた展開もしやすいラバーです。

逆に前陣速攻やスマッシュメインの選手にとっては、ある程度このラバーに慣れてテクニックを磨かないと、サンドバック状態でやられてしまう可能性があります。実は前陣速攻スマッシュ派の僕自身もアンチに対しては嫌感がほとんどなく、バシバシ打ってしまいますw。(入るか入らないかは別として・・・汗)

そういう意味では対戦相手の戦型に合わせて、ラケットを変えるというのも悪くないな〜と思ってしまいます。
但し、器用な人限定ですねw。

アタック8ユーザーの僕としては、正直もう少し使い込んでみたいと思うラバーです。

アタック8より、攻撃がしやすく、いろいろなイヤラシいバリエーションの卓球を演出してくれそうな気がします。また、世の中にアンチユーザーがさほどいないという意味でも表や粒高より、対策が十分にとられていないというメリットもあるかもしれませんね〜。

とにかくアタック8やアンチと聞くと「嫌だな〜」とか「苦手」という対戦相手は少なくありません。21点3ゲームマッチの頃は、それこそ実力の差がしっかりとゲームの勝敗に現れていましたが、11点ゲームの今の時代は実力も大切ですが、メンタル、駆け引き、といった部分も大切になってきます。そういう意味では、試合前から相手に苦手意識をもってもらえることは実に嬉しいことですよねw。

次回何か機会があれば、このスーパーアンチスピンで試合に出場してみたいと思います〜。(アンチ経験の少ないドライブ主体の若者には効果的かもしれないけど、修羅場をくぐってきているオヤジ連中には厳しそうな感じもします・・・)

ラバーの接着剤の剥がし方

もしかしたら、この王国ブログをはじめて多くの卓球ユーザーにとって、一番役立つブログ記事になるかもしれません〜!

それは「ラバーに残った接着剤のはがし方〜!」

やはりラバーに残った接着剤を剥がすというのは、至難の業です。

接着剤とスポンジの種類によっては、ぷにゅーっっと気持ち良く剥がれてくれるものもあります。

これは快感です。

しかしながら、いつもそうとは限りません。スポンジの種類やグルーとの組み合わせでなかなか剥がれないものもあります。

リムーバーのような化学薬品はスポンジにダメージをあたえたり、公式戦で使用できなくなる可能性があると思うと怖くて使えません。

僕もそうですが、そんな時は指でゴシゴシとこするように少しずつ剥がしていく人が多いと思います。最悪の場合はこれでもうまくはがれない接着剤とラバースポンジの組み合わせもあります・・・涙。

指でゴシゴシこする作業はとにかく時間がかかります。と同時に毎回そうなのですが、指にまめや水ぶくれができるという悲惨な状態になります。だいたいラバー1枚が限界で、2枚目は別の指を使ったりしています。

 

何か良い方法はないものか、何か指の代わりになるものはないかと、思いついたのが、100円ライター!

某出版社の編集者との打ち合わせに早めについた喫茶店。最近は自分にあったラバー探しの検証ばかりしているのでラバーの張り替えが多く、接着剤はがしをこの待ち時間に少しでも進めようと思いついたのがはじまりなのですが、正直もう指は水ぶくれで限界状態。痛いです・・・涙。

何か代用品でできないものかと、テーブルの上に置いたタバコと100円ライターと灰皿に注目。

そして恐る恐る100円ライターで指でこするのと同じ感覚で、ラバーについている接着剤をこすってみるとなんと接着剤がキレイにはがれるではないですか〜。

しかも指でやるより、簡単にはがれます〜♪

今まで1枚あたり指で1時間以上はかかっていた接着剤はがしが、ライターだと15分〜20分くらいで終わります。

打ち合わせにやってきた編集者を待たせ、ひとり黙々と接着剤をはがしておりましたw

どんどん剥がれるからといって、慌ててやるとスポンジに穴ができてしまうので、ゆっくり丁寧にやることがコツのような気がします。

これは他にも何か代用品があるのではと、プラスチックつながりで、卓球のボールで試してみたら、これまたうまく接着剤がはがれます。

ライターよりはちょっと時間がかかりますが、スポンジに穴ができるリスクも軽減できます。

だいぶ前に指でやってもはがれず諦めていたラバーを今回ライターを使って試してみたところ、なんと問題なくはがれました〜!

もうこれで指の水ぶくれともさようなら〜と思うと涙が出てきますw。

もしかしたら、もっと楽にキレイにはがせる代用品があるかもしれませんが、とりあえずは100円ライターとボールが今のところのベストです。

うわ〜、この記事役だった〜と思う方は、たけるくんのLINEスタンプ
買ってあげて下さい(役立たなくても買ってあげて下さいw)

って、実は僕以外は皆知っていたらショックです・涙。

一応、youtubeに動画アップしました。

特注アタック8 プレミアムテンション

アタック8のいやらしいまでの変化を残しつつ、モリストSPのように攻撃的でコントロールしやすいという特注アタック8があるという。

その名は「アタック8 プレミアムテンション」。アームストロング社の「W-α EX Xプレミアムテンション」などで使用している柔らかく反発力が高いプレミアムテンションのスポンジを使用した特注のアタック8だ。

そもそも僕が今使用しているアタック8もイエロースポンジ45度という特注品。

このラバーも従来のアタック8の1.2mmの粒から生まれるいやらしさを残しつつ、攻撃的な要素を備えたものでした。

とはいえ、やはりアタック8。他のアタック8より使いやすさを感じていたものの、モリストSPと比らべると攻撃力と安定感が違います。

その現在使用しているイエロースポンジ45度より安定しているというアタック8 プレミアムテンション。

試打する前からワクワクで、期待も膨らみます〜。

とりあえず一般に市販されている硬さ40度 厚さ:中、のL粒と比較してみることに。

今回、試打用に提供いただいたのはスポンジの「中」と「厚」。

ますスポンジの「厚」で試打してみることに。

一般的なアタック8と比較して、ボールが当たった時の衝撃をほとんど感じません。

プレミアムテンションスポンジは、35度という柔らかく反発力のあるスポンジのようで、食い込む感じでボールの衝撃が吸収されてしまいます。

同時に次の瞬間通常のアタック8よりボールが飛んでいくような感じがあります。

その軌道は通常のアタック8より山なりの弧を描いてふわぁ〜っと遠くに飛んでいく感じです。僕のえがいていたモリストSPに近いようなものではありませんが、従来のものより飛ばすことができるため攻撃しやすい感覚は十分あります。ただどちらかというと、カットマンなどが使用すると効果的なラバーに思えます。

次にスポンジ「中」の方を試打してみることに。

おーーーーーーっ
これは!と思わせる打球感!
(全然、説明になっていませんね・・汗)

パンパンと弾く感覚があり、なおかつ通常のアタック8よりコントロールしやすく、打ち返したボールの軌道も弧はえがいているものの、通常のアタック8やプレミアムテンションの「厚」よりは直線的にボールが飛びます。まさに僕が脳内でイメージしていたアタック8です!

モリストSPの弾道を直線的ととらえるなら、微妙に弧をえがくアタック8 プレミアムテンション「中」に、アタック8のいやらしさが残っているといった感じでしょうか。

そのため、モリストSPのスピードなどには劣るものの、今までのアタック8とはかなり異なったパワーを秘めた感じがします。

このプレミアムテンションのスポンジは、肉眼で目視できるほどスポンジ内のにある気泡が大きく、それによって生まれる反発力が従来のアタック8をよりパワフルにした感じにするのだと思います。

今回もヒラヤマ的クリエイター視点でまとめてみました〜w。
参考にしてみてください。

ちなみに今回試打した特注のアタック8プレミアムテンションは購入することも可能です。ラバーの色、スポンジの厚さなどバリエーションもありますが

前陣速攻タイプの方は薄、中、そしてカットマンなどには中、厚などがオススメかもしれません。

スポンジ自体に反発力があるため、より攻撃的なプレーをしたい方は薄をオススメ!と卓球アカデミーストリームの小川コーチが申しておりました。変化も強くなるようです。またスポンジを薄くするとより直接的になるものの、反発力はラケットに依存するため、より強く遠くに弾きたい人はカーボンなどの素材のラケットを使用するとよいかもしれませんね〜。

特注アタック8プレミアムテンション
定価5,600円(税別)だそうです。
卓球ショップなどからの注文になるのだと思います〜。

モリストSP VS アタック8

裏裏のラバーで長年に渡って卓球をし、3〜4年前からバック側を表ソフト(アタック8)に変えてから、いろいろな異質ラバーの面白さを楽しんでいます。今となっては、裏バックでショートの感覚すら全くありません・・・・汗。

そんなある日、知人から薦められてモリストSPを使用してみることに。
そう伊藤美誠選手が使っているニッタクのラバーです。

知人「ヒラヤマさんの卓球にはモリストSP合ってると思うけどな〜」

確か、アタック8を薦められた時も同じ事を言われました・・・・。

両方とも同じ表ソフトのラバーですが、アタック8は変化系、モリストSPはスピード系とそもそもラバーのスタイルが異なります。

「アタック8 モリストSP  比較」にて検索をかけてみると「表ソフトと言っても全く真逆な性質のラバーのため比較できないでしょう〜」的なコメントが多く見受けられます。

真逆な性質のラバーというのに両方とも僕に合っている?とはどういうことでしょうか???

さっそくアタック8ユーザーの僕がニッタクのモリストSPを入手して、試打してみることに〜!

試打をして真っ先に感じたのは、とにかく飛びます・・・・。そしてコントロールのしやすさ。はじめての使用なのに気持ち良く打てます。

相手の放った強打のドライブも非常にリターンしやすいと同時に、弾いたボールのスピードはアタック8とは比較にならないくらい速いです〜汗。
(限りなく素人卓球に近い僕がやりやすい!と感じるということは、本当にやりやすいんですw)

無論、伊藤選手の卓球レベルとは雲泥の次元のレベルですが
それでも、とにかく打っていて非常に気持ちのよいラバーです。

ブロックやストップはしやすく、それでもって自分からバンバン攻撃を仕掛けたくなってしまう、そんなラバーです。

試打に付き合ってくれた相方に感想も聞いてみることに

ヒラヤマ「結構このモリストSP使いやすかったんだけど、アタック8とこのモリストSPどちらの方が僕に合ってる思います?」

パートナー「確かにモリストSPの方がミスは少ないし、安定して返球しているように感じるけど、、、戻ってきたボールはこちらもアタック8に比べると打ちやすい感じがするな〜」

なんと僕も打ちやすいけど、相手にも打ちやすいボールが返球されているとのこと・・・・汗。
逆にアタック8はモリストSPに比べると僕も打ちにくいのですが、相手にとっても打ちにくいボールが出ているとのことです。

つまり伊藤選手のような天才的プレイヤーは含まずに、僕のような凡人プレイヤーがこのラバーを使うとなるとある程度のラリー戦を視野に入れた展開を考えなければならなそうですね・・・。

ちなみにアタック8で返球したボールはモリストSPと比較してスピードがなく、飛ばないため、相手選手の空振りなどのミスを誘ったり、ナックルや揺れるような変化があるため、強打するのが難しいボールが出たりします。さらに台上で2バウンドするストップなども出しやすいです。

そういった意味で、WEB上で「正反対のラバーで比較のしようがない」という比較書き込みが多いのもうなずけます。

つまりどちらのラバーが良いとか悪いとかではなく、自分が目指したい卓球スタイルが大切ということですね〜。

前陣速攻にて、フォアでもバックでもバンバン攻めたいタイプの人は、モリストSPかなりよいのではと思います。

そして緩急・変化を重視し、相手をペースを崩しつつチャンスにフォアで攻めるタイプの人にはアタック8なのでしょうか。

ちなみに、7枚合板とカーボンの2種類のラケットでそれぞれを試打してみましたが、ミスが少なく安定といった意味では、どちらのラバーも7枚合板の方が安定しておりました。カーボンの方がインパクトした後の鋭さとスピードが増さるといった感じです。毎日練習できる方ならカーボン素材で安定したプレーを実現できるかもしれませんね〜。

しかしながらアタック8ユーザーとしては、アタック8のいやらしさを残しつつ、少しでもモリストSPのようにコントロールができるラバーがあったらいいな〜などとついついないものよがりの欲が出てしまいます・・・。

いつもお世話になっている小川コーチとアームストロングの原田社長にさりげなく相談してみると、そんな夢のようなアタック8の特注版があるというではありませんか〜!

ということで、一部の選手のためにカスタマイズした特注版のアタック8を試打してみることに〜!

次回に続く・・・
>> 特注アタック8 プレミアムテンション

グランドファイナル終了

いやいや、今年のグランドファイナルはいろいろとドラマがありましたね〜。

去年のグランドファイナルは、参加選手達の普段は見られないパーティードレスのような衣装を楽しんだり、張本選手のちょっと緊張した英語のスピーチを楽しんだりと、グランドファイナルそのものを楽しんだのですが、今年は石川選手と平野選手のオリンピックシングル出場枠をかけた戦いなどが含まれていたため、ハラハラ、ドキドキといった感じの試合観戦。

正直、石川選手と平野選手の試合は心痛み、ライブで試合を見ることができず、結果をネットニュースで知るという状態でした〜!

その後の佐藤選手が丁寧選手を下す試合はしっかりとライブ観戦させていただきました。いやいや、2回連続で丁寧選手に勝利するとはスゴいです。さらなる成長を期待しております〜。

それにしても、その佐藤選手をものともせず、勝利する伊藤選手。やはりあの伊藤選手のプレースタイルは、世界中のどんなカットマンが向かってきても刃が立たないのではと感じてしまいます。対カットマン無敵オーラーをビシバシと感じました〜。

ギリギリのところで勝ったり負けたりと様々なドラマがつまったグランドファイナルでしたが、やはり今回は木原選手・長崎選手の女子ダブルスの優勝がスゴかったですね〜。

やはり注目の試合は準決勝での中国の孫穎莎・王曼昱ペアーとの対戦。

あっという間に2ゲームを奪われ、あー今回は調子悪いのかな〜と仕事をしながら、試合を観戦していたものの、尻上がりに相手のミスを誘い出し、決めるところはしっかり決めてと気がつけば2−2の展開に。

そして最後の最後までもつれる展開の中、最終ゲームはジュースというハラハラした試合内容。まさかまさかの逆転勝利に、仕事場のモニター前に拍手しておりました〜。

おめでとうございます〜。

とにかくミスをしても、決まっても、ふたりは終始笑顔。

僕の時代の卓球コーチなら「ヒラヤマ〜!貴様ミスしているのに何ヘラヘラ笑ってるんだ〜!」と怒鳴られていたと思いますが、ふたりのこのスタイルは特別ですね〜。ほほえむことで、変に力まず、変なところに力が入らず、といった状態にもっていけるのかもしれませんね。

ITTFのアダムがよくいうのが、
アダム「他の国の選手と異なり、日本の女子選手達は、笑顔をはじめ、決まった時や失敗した時のボディーリアクションが大きい〜」

確かに・・・。中国選手などは、ほとんど感情を表に出さないし、ゲーム進行中に笑顔なんて有無に等しいですよね。日本選手達と比べてとても相対的ですよね〜。

僕はそんな日本選手の戦うスタイル大好きです。
(アダムもかなり好きなのではと思いますw)

そして今回のグランドファイナルが終わり、石川選手、平野選手、そして水谷選手など日本のトップ選手の口から出た「もう卓球辞めようかと思った」「卓球するのが辛い」などのコメントが非常に非常に悲しかったです。

日本の卓球界の憧れの選手達にのしかかる重圧や様々なネットのコメントなどが、必要以上に選手達を追い詰めているという状況はいかがなものかと思ってしまいます。いろいろな意見はあると思いますが、ネット社会の悪い影響は少なくないと思います。

僕のように腹黒いじじいの年齢なれば、右から左へと世論のいい加減な声も右から左に抜けていくのでしょうが、なかなかそうもいかないのでしょうね〜。

最終的には自分との戦い。悔いなく開き直ってでも頑張ってもらいたいです。
卓球ファンは勝敗よりも一生懸命戦っている姿にきっと拍手を送ると思います。特にジジババは・・・・。

日本男子卓球を長年に渡って、引っ張ってきてくれた水谷選手に関しては、本人の中でやり尽くした感があるのかもしれませんが、個人的にはできることなら後5年頑張ってもらいたいです!

誰か水谷選手の目をなんとかしてくれ〜!

メンズワールドカップ

張本選手と伊藤選手の東京オリンピックシングルの出場が決まり、残り1枠ずつをかけての代表をかけての争いが熾烈になっていきますね〜。正直誰が選ばれてもおかしくない状況ですから、変に意識せず、力まず、己の力を出し尽くしてもらいたいものです。

そんな中、開催された卓球のメンズワールドカップ。

中国の樊振東選手に惜しくも敗れてしまいましたが、張本選手準優勝おめでとうございます〜。どちらが勝利してもおかしくない展開の中、今回は樊選手に勝利の女神がほほえんだということだと思います。

それにしても馬龍選手にはあわやストレート勝ちをするのではないかという、試合展開正直かなり驚きました。馬龍選手が動けない鮮やかなコース取りは、本当に素晴らしかったですね〜。

今回の調子をうまくつなげて、オリンピックでも暴れてもらいたいものです。
メダルとか意識しないで頑張ってください〜!

そして今回の丹羽選手の試合展開は熱かったですね〜。

韓国の李尚洙選手との試合に勝利しての張本選手と丹羽選手の日本人同士の戦い。アジアカップの5・6位決定戦を思い出させるような試合展開に、仕事も投げ出してモニターに釘付けになっておりました〜。

丹羽選手といえば、張本選手とは対象的に感情を表に出さない選手。
ITTFのアダムもよく「He is so dangerous !」言っています。
(奴は危険人物だよね〜)

いつも淡々と試合を進め、サービスも他の選手と異なり、あまり合間をとらずにパンパンと展開するといった感じです。

でも僕には丹羽選手の体内から燃えさかる炎のようなものをチラリ、チラリと感じることができました〜。

決勝戦同様にどちらの選手が勝利してもおかしくない展開にもうハラハラ。

この試合は、アジアカップと同じく張本選手に勝利の女神がほほえみましたが、丹羽選手の新たなる卓球がはじまる、そんな予感がした試合でした〜。

でも、一度くらいは吠える丹羽選手が見たいと思うのは、僕だけでしょうか・・・・。

そして誰か水谷選手の目をなんとかしてくれ〜!頼みます〜!