年別アーカイブ: 2016

続々・五輪用具

調子に乗って、本日2度目の更新

女子最多出場のオショナイケ(ナイジェリア)

なんと6回目の出場です

ラケットはシュラガー

フォアがキャリブラLT、バックがブローフィッシュ

表ソフトの速攻&変化で勝負

彼女のラケットのグリップエンドには

キティーちゃんが!

さすがにこれは広告扱いにはならないようです。サンリオ万歳!

 

広告が厳しい五輪は既存のウェアだと大変なのです。

テープで隠し、マジックで国名を書いて埋める。LIBはレバノン

 

こちらはオセアニアの準王、ヤン・シン

中国の帰化選手・・・だよね??

クリッパーCRにキョウヒョウ、テナジーというお決まり組み合わせ。

 

正真正銘の帰化選手、ワン・ジャナン(コンゴ共和国)

私より1歳年上の33歳。

水谷隼ZLCにフォアはテナジー。バックの表ソフトは珍しいエクステンドPO

なかなか渋い!

 

バヌアツのヨシュア・シン

バヌアツですよ!

こんなバカンスなところで、卓球をやってくれていること自体がうれしい

青い海、青いウェア、そして青いラケット、それはインナーフォースALC!

というわけでないですが。

 

対するラテンの代表、メキシコのマドリッド

インナーではなくアウター

ティモボルスピリットにテナジー

普段着みたいだが、カッコイイ!

続・五輪用具

第二弾いきます。今回の選手もまだまだマニアック

 

パラグアイのアギーレ

もう3度も五輪に出ているけど、まだ21歳

初出場は北京五輪。その時は15歳でした。パラグアイの天才

ティモボルZLCに両面テナジーなのですが、それ以上に気になるのは

左腕の刺青(いれずみ)

「ヨテモノ」?と読めるが・・・。

日本語なのか、違う言語なのか、はたまた文字ではないのかもわかりません。

 

プエルトリコのアファナドル

用具は張継科スーパーZLCに両面テナジーなのですが、、、

この選手も気になるところが・・・。

自分の名前入りのサイドテープ

さらに

プエルトリコの国旗まで入っている

五輪は極力メーカー名を隠すため(メインスポンサーに配慮)、サイドテープも塗りつぶされます。

大抵はこんなような真っ黒いテープにされます。張継科は青いテープを貼っていましたね。

それを知ってしっかり自分用のサイドテープを作ってきたアファナドル選手の細かさにビックリです!

 

こちらはレバノンのサハキアン

カーボネード190にキャリブラ、そしてバックはスペクトル

表ソフトはまだまだスペクトルが強い。レバノンでスペクトルが使われているって不思議な気持ちになりますね。

コンゴ共和国のサカ

見るからにパワーがあります。上回転のラリーには滅法強い。

両面キャリブラのキンキン打球。ラケットは懐かしのゲルゲリー

オセアニアの王様・パウエル

上下黄色のアディダスウェアも良いですね。

用具は奇をてらわずティモボルALCにテナジーです。

 

卓球からアディダスは撤退してしまいましたが、ウェアはやっぱり着たい。

アディダスならではの格好良さがあります!

ウェアだけでも・・・いや、シューズもお願い!と思うばかり。

五輪の本気用具

五輪の卓球競技が終わりました。

只今、卓球五輪別冊に取りかかっております。

世界最高の舞台ですね。さすが4年に1度。毎年ある世界選手権とはモチベーションが違うのも仕方がない。

 

今大会、卓球台が美しかった。

緑に映える素晴らしい台。ほ、ほしい・・・。けど、移動が大変そうだ。

芝生の上の選手が見やすいように、卓球も緑地がいいのかな。

 

さて、本日から少しずつ選手の勝負用具を見ていこうと思います。

4年に一度の舞台に挑む用具。人生を懸けた本気用具!

 

コンゴ共和国のハン・シン

見ての通りの帰化選手です。なので、クリッパーCRにキョウヒョウというお決まりの中国用具

バックは表ソフトですが、判明せず。

帰化選手はいろいろと言われてますね。相手がドイツなのに2人中国人なのかよ!とか。

でも職を求めて海外にいくのもありじゃないですか。

そして日本も少し前までは帰化選手に頼っていた時期もあります。それで世界選手権でメダルも獲ったし、今更自分たちを棚に上げて他国を責めてはいけません。

 

メキシコのシルバ

インナーフォースZLCに両面テナジー

 

ウエーブカイザーブルク4を履いているのはやや珍しいか。

 

シリアから参戦したアレジー

インナーフォースZLCにブーストTS

 

フィリピンのラリバ

ティモボルALCにテナジー/ブルーファイア

こちらは今大会の最年少15歳

フィジーのサリー・イー

筋力を補うプリモラッツカーボン

 

地元のクマハラ

コルベルスピードにテナジー

 

という感じで初日はマニアックなメンバーでお送りしました。

順々にいろいろと紹介していこうと思います。

中国は海外勢をどう見てる?男子団体編

日本男子準決勝が始まる前に・・・・

最後の男子団体編をお届けします。

中国記者から見た海外勢の戦力

何度も言いますが、私の評価ではなく、中国の雑誌からです。

 

ドイツ 脅威度★★★★★

ロンドンからの4年間、世界の男子の卓球界にはわずかな変化はあるが、ドイツが最大の脅威であることは変わりない。

ボルはすでにドイツの2番手になったが、プレーの上では改善された部分もある。以前のボルはプレーの調子が悪いとガタガタ崩れて簡単に負けることがあったが、この2年くらいはその悪癖がほとんど出なくなった。ボルの技術は威力もあるしテクニックもある。前陣でのテクニックも良いし、試合での経験も豊富だ。彼がひとたび牙をむけば、中国チームとしては危険な相手だ。

オフチャロフはもともと中国にとっては危険な存在だ。彼のボールは回転量が非常に多いし、バックハンドのレベルも突出している。ただ、フォアのスイングが非常に大きいので、中国選手との対戦では連続攻撃の速さでかなわなかった。

しかし、プラスチックボールになって球速が落ち、逆にオフチャロフのフォアハンドは怖さを増している。技術面の弱点をプラボールがカバーした形だ。対中国選手、特に対張継科は、ボールの質がオフチャロフは増し、張継科は下がるようになったことで、張継科は以前のように優位を保てなくなっている。

3番手のシュテガーはチームの弱点。中国チームはボルとオフチャロフを十分に警戒しながら、必勝を信じて戦うことだ。全体の実力からすれば、やはり中国のほうが上なのだから。

 

シュテガーをバッサリと弱点!のひと言で片付けるあたり恐ろしい。

韓国 脅威度★★★★

韓国チームのビッグゲームでのファイティングスピリットは、中国チームもすでにオリンピックにおいて何度も味わっている。88年ソウル五輪の男子シングルス決勝は韓国選手同士の対戦だったし、04年アテネ五輪では、王皓がそれまで負けたことのなかった柳承敏に敗れた。世界選手権では長くタイトルを獲っていないのに、オリンピックでは2回も金メダルを手にしている。今回も韓国はふたりのシェークドライブの若手を起用し、団体戦での大物食いを狙っている。

韓国のふたりの若手、鄭栄植と李尚洙は、中国チームにとって怖いテクニックは何も持っていないが、怖いのは彼らが試合で見せる「不合理」なプレーだ。

ふたりを支えるベテラン朱世爀は、ここ数年中国スーパーリーグでプレーしていて、中国選手に対する理解が深い。すでにベテランだが、打法も多彩で警戒すべき相手だ。


これは「あいつら五輪だけなぜか強いんだよ。しかも不合理でめちゃくちゃなプレーでかき回してくるんだよ」と言っているよう。

一発当たれば怖い。それを押さえ込め!ということか。

 

日本 脅威度★★★

日本チームの3人は実力が接近し、3人がバランス良く勝っていくスタイル。韓国チームのような攻撃力はないが、非常に手強いチームだ。

水谷は日本チームのベテランで、プレーは安定している。特に対ヨーロッパは非常に安定している。現在の世界ランキングでは中国とオフチャロフを除けば一番高い。

丹羽孝希は非常に特徴のあるプレーをする。技術力全体を見ると弱い部分もあるが、ボールセンスもあるし、試合での戦い方は非常にシンプルだが非常に効果的である。丹羽と戦うときは彼の弱点をしっかりついて、やりたいプレーをさせないことだ。雑伎団のようなカットショートなどをさせないようにする。

三番手の吉村真晴はダブルスでのプレーが非常に良い。しかしシングルスでは明らかな弱点もあり、中国のトップ選手に比べるとまだ差は大きい。しかしコートの上ではファイトがあり、頑張る選手なので、我々中国選手も全力でプレーする必要がある。

 

丹羽のプレーを雑伎団という表現にしているのがなかなか。でも馬龍も使うじゃないか・・・。

他にも★2つにチャイニーズタイペイとポルトガルが登場。

男子のほうもなかなか辛口。

結局、中国が優勝することは信じて疑ってはいないようです。

さあ、これから日本対ドイツ!

頑張れ、日本!決勝へ行って、中国に一泡吹かせてやれ!

中国は海外勢をどう見てる?女子団体編

胃が痛い・・・

今、女子の日本対ドイツをテレビで見て、どっぷりの疲労感に襲われているところです。

惜しかった・・・。でも頑張った。気を取り直して3位決定戦に臨んでもらいたい。

 

では日本の3位決定戦を前に中国記者から見た海外勢ー女子団体戦編を紹介します

 

最も警戒しているのは

日本 脅威度★★★★★

石川佳純は日本女子のエースでテクニックの合理性やラリーでの全面性から見ても日本チームで最も優れている。

日本チームの最も未知数なのは若手の伊藤美誠だ。全体的な実力ではまだ劣るが、ボールの威力では福原より上で、精神面も年齢では不相応なくらい成熟している。試合で勝負強く、番狂わせを演出できる選手だ。重要な試合になるほど、彼女はファイトを燃やす。

 

残念ながら、決勝へは進めませんでしたが、最大のライバルと評してくれたことがうれしい。

 

シンガポール 脅威度★★★★

純粋な帰化選手チーム。

今までは3番手がいなかったので、全体的に実力は落ちていたが、周一涵(写真)が入り、総合力が上がった。馮天薇はピークに比べると落ちるが、試合経験が豊富だし、中国チームと戦った時に頑張る選手だ。そして大事なポイントになった時に技術や戦術やサービスの変化で相手を欺くのが抜群にうまい。卓球に対する理解がより深くなっている。

周一涵は中国にいた時は一流選手と比べるほどの選手ではないが、ポテンシャルはかなり高い。中国で長年練習してきたので基礎レベルは高い選手だ。

 

ドイツ 脅威度★★★

ふたりのベテランとひとりの新人というメンバー。

新人のゾルヤは非常にセンスがある。ここ最近のヨーロッパ出身としてはもっとも優れた選手だ。安定感もあるし、ボールセンスが非常に良い。

ベテランふたりは年齢は高いが、打法に特徴がある。

特にハン・インは非常にカットの基礎レベルが高くて、女子ではカットを苦手としている選手が多いので、ハン・インの存在がドイツチームのポイントになる。シャン・シャオナーはシングルスでも実力者だが、ダブルスも素晴らしい。ゾルヤとのダブルスは重要な戦力だ。

北朝鮮 脅威度★★★

ベールに包まれた未知のチーム。

選手の技術の基礎レベルは非常に高い。リ。ミョンスン、キム・ソンイというふたりのカットマンは実力が高い。国際大会の経験は不足しているが、打法が多彩なのに加えて、朝鮮民族ならではの闘志がある。

中国チームがもしドローで当たることがあれば、謎めいたチームに対して相当な注意が必要だろう。中国選手は、試合の中でカット打ちがうまくいかないとペースを乱すことが非常に多い。カット打ちは予想外のミスが出やすいので注意が必要だ。

 

しっかり、準々決勝で当たり、しっかり勝利。余裕に見えて、準備は入念にすることが、ストレート勝ちの要因なのでしょう。

 

 

くううーーーそれにしても悔しい!

3位決定戦で(たぶん)シンガポールを撃破し、メダルを獲ってほしい!

中国は海外勢をどう見てる?女子シングルス編

続いて、女子シングルス編

中国の卓球雑誌、ピンポン世界でのリオ五輪予想ページです。

つまり、中国記者からみた海外勢の戦力分析。

単純な強さではなく、対中国の強さに重きを置いているようです。

 

最大のライバルにあげたのは

馮天薇 脅威度★★★★★

馮天薇とやるときはいかに先手を取るのかが重要になる。彼女はビッグゲームでも超一流の中国選手に勝ったことがある。万全の状態でこられると丁寧と李暁霞でも注意が必要だ。ただ、中国代表がしっかり準備をすれば実力どおり、負けることはないだろう。

 

一番手にあげときながら、「負けることはないだろう」って・・・。中国女子がどれだけ強いのかわかる記事だ。

石川佳純 脅威度★★★★

この2・3年は非常に充実している。かつては福原愛に比べて日本で一番怖い選手ではなかった。

今はボールに威力が出てきている。特徴は第1に速さ。第2に連続攻撃。そして3番目にサウスポーであること。最近中国選手との試合を見ても、速さで明らかに中国選手に不利というわけではない。そういう選手は少ない。大体が中国選手の速さについてこられない。石川佳純は3球目、4球目のあとでも速さについてこれる。それが彼女の強さを物語っている。

なかなか高評価。でも★の数は馮天薇よりも低い。やはりビッグゲームでの対中国の実績でしょう。2010年モスクワ大会の馮天薇はそれだけサプライズでした。

そのほかには★3つに

リー・ジャオ、ハン・イン、福原愛、鄭怡静の4人

帰化選手かアジア選手。生粋のヨーロッパ人はひとりもいませんでした。

愛ちゃんの評は

スポーツ選手向けの性格でビッグゲームになった時に自分の力を発揮することができる選手。しかし、戦型のうえでの限界がある。バックハンドでの決定打は難しく、フォアの威力も十分なものではない。

これはかなり辛口。誰と比べてるんだ。。。閃光のようなバックハンドは、十分に決定打になるし、フォアの連打も決定力がある。しかし、丁寧、李暁霞に比べると・・・ということか。中国記者の目線は厳しい。

日本選手のところに、

日本選手はコートでのマナー、試合態度が良いし、非常にファイトのあるプレーをする。2020年東京五輪に向けて意欲、野心がある。

というコメントがありました。

日本人のマナーが認められているのはとても誇れることです。中国記者がそう言うのだから、記者会見の時のスマホはやめさせてほしいと思うが・・・。

中国は海外勢をどう見てる?男子シングルス編

今月号の中国の雑誌ピンポン世界にリオ五輪の予想ページがありました。

誰が勝つか、ではなく、対中国で見た時の戦力図みたいなものです。大会が終わってからでは面白くないので、少し紹介。

まずは男子シングルス

 

最も脅威に上げたのは

オフチャロフ 脅威度★★★★★

バックハンドがうまく、パワーも強い。以前は張継科と対戦した時、バック対バックは互角で、フォアはオフチャロフのほうが遅かった。しかし、今はフォアも強くなっており、試合での自信もついてきている。中国選手と対戦する時に最大に燃え、別人のような強さになる。

 

サムソノフ 脅威度★★★★

攻守のバランスが良く、穴がない。ロンドン五輪では張継科とフルゲームをやり、あと少しで惜敗。今回も注意すべき相手。

おーー、ピンポン世界すごいな。2番手にサムソノフなんて、当てたじゃないか!

 

ボル 脅威度★★★★

少し休憩に入っていたが、対中国は熟練の経験を持っている。15年世界選手権でもベスト8に入り、実力は落ちていない。

 

と★5つと★4つにヨーロッパ勢を上げていました。

 

その他、★3つには

荘智淵、フレイタス、黃鎮廷、そして水谷隼。

対中国の戦績、実力からの戦力分析なので、水谷が3つなのはしかたない。でも今回のリオで、★が1つプラスされることはまちがいないでしょう。

水谷くんの評は

センスが非常に良くて、安定感があり、中国選手とやって勝つことは少ないが、ヨーロッパ選手には非常に強く、高い勝率を誇る。

彼の最大の特徴は粘り強さ。中高陣でのロビングでの粘りがすごいので、フォアのスマッシュが打てない選手は水谷に対して厳しいだろう。中国選手が彼とやるときは焦らず、かと言って、弱気にならずに水谷に「いける」と自信を与えないことが大事だ。

プラスチックボールになって球のスピードが落ちたことは彼にとってはプラスになるだろう。

 

ちなみに★2つには丹羽とフェガール

丹羽くんの評は

ボールタッチ、卓球の感覚は余りあるほど良い。しかし、彼の最大の弱点は決定力不足。そして技術と戦術がマッチしないと途端に崩れる。そこは超一流選手とまだ差がある。

と中国雑誌の評。厳しい評価です。

 

読んでみると、なかなか面白い。中国記者が他国をどう見ているのか、分析しているのか。楽しいです。

 

 

やる気と刺激とインターハイ

連日連夜、五輪の盛り上がり方が半端じゃありません。

早起きしてテレビ見て、出勤してインターハイ報道ページを作り、夜遅く帰ってテレビ見て、また早起き。

見事にルーティーン化されています。

 

五輪は最高ですね。見ているだけでカロリーを消費します。シングルスが終わり、見事に水谷くんが歴史を変えてくれました。素晴らしい!

インターハイの40Pもかなりのねじ込みでしたが、リオ五輪もシングルスの部分だけは今月発売号に無理矢理ねじ込みます。表紙もリオ五輪。

楽しみにしていてください。

インターハイの用具の話、五輪の用具の話は後日。

水谷君のメダル獲得により、五輪別冊が決定しましたので、忙しくなりそうです(うれしい悲鳴ですよ)

 

インターハイは男子ベスト8が全員バタフライのラケット・・・ラバーもひとり以外全員テナジーという圧倒的なシェアでした。ALCが4本、ZLCが4本。互角!

細かくは今月発売号をご覧ください。

 

久しぶりのブログはインターハイの雑感ページにも載らない小雑感を。

 

インターハイ中、夜な夜なお出かけをしておりました。

初日はラーメン屋へ

外で偶然会った石田大輔さんとともに。。。

 

2日目からはまた夜遊びへ・・・遊びと言っても

卓球

朝から晩までインターハイの取材を12時間

歩き疲れて棒になっている足をフットワークの荒療治でほぐすという、画期的な医療行為を自身の身を削って試す。

夜の9時から・・・ですが。

 

しかもこの卓球場、、個人の持ち物っていうからスゴイ

自分の病院の敷地内に建設。冷暖房完備、赤マット、ボール使いたい放題、それを無料で開放し、夜中でも卓球ができる。

なんというユートピアだ

作ったのは、森谷外科医院の理事長であり、医科学博士の森谷行利さん。

大の卓球好きで、卓球場内にはサインがたくさん。

森谷先生、ありがとうございました。

 

そして次の日の夜

再び参上!!!!

しかも夜10時から。

2日間で13試合もやってしまった。

相手は

全日本マスターズ40代2連覇(2009・2010年)の枝廣一志さん。

(写真は去年の全日本マスターズ。40代で準優勝)

とんでもねぇ!!!

 

岡山に来る前から共通の知人をかいして連絡をいただき、「ラケット持ってきてねー」と。

初対面ですが、

深夜卓球 → 深夜飯 → 昼間インターハイ会場(娘さんが広島代表で出場) → 飯 → 深夜卓球 (しかも全部枝廣さんの運転で送迎)

という濃密な2日間を過ごさせていただきました。

卓球は10試合して、2ゲームしか取れませんでした。強すぎ、センスありすぎ!

笑顔のない記念撮影(笑)

 

大会の最終日は岡山駅までお見送りに来て、お土産までいただきました。

ありがとうございます。・・・しかしなんだかここまで親切にされると逆に怖い・・・。

いや、人の善意を疑うのは良くない。

でも初対面の人にここまでできる枝廣さんがすごい。ぼくにはできないでしょう。

 

また、今回のことは自分の卓球にも影響がありました。

正直、インターハイの前日に出場した東卓リーグがあまりにひどくて、卓球を辞めようと思っていました。自分のプレーのふがいなさはもちろん、自分とは関係ないところにもイライラしてしまった。相手のサービス(全く見えない&見せる気もない)にもイライラして、立場上怒れない自分にもイライラして。

卓球の試合に出るのを辞めて、用具試打&観る専門になろうと思っていましたが、

この2日間での格上とのみっちり練習&試合でまたやる気が少しだけ出てきました。

プレーしないとわからないこともあるはず。

正直、卓球をうまくなる必要はありませんが、記事を書くうえで少しでもプラスになるようなのであれば、プレーを続けていこうと思いました。

日常とは違った刺激を与えてくれた枝廣さんに感謝致します。

 

さて、今月号のラストスパート、頑張ります。

スッキリ目覚めてインターハイ

ご無沙汰しております。

今月は仕事が立て込んでおります。なぜなら今週末からインターハイが始まるから。

そのため、インターハイ前に担当ページを全部作っていかないといけないのです。

 

・インカレ報道 ・カットマンキラー ・ペンホルダーズ ・用具のこだわり

・だから、売れる。ロングセラーの秘密 などなど

 

だから大忙し。そして帰ってきたら、インターハイの報道を作って4日で完成させるというスケジュール

それはブログの更新も止まり、コメントの返信も止まりますって。

ご容赦ください。

ちなみにインターハイへ出発するのは31日ですが、前日の30日は卓球王国チームで東京卓球リーグに出場するので、30日に仕事ができないのも誤算。

じっくり社内のデスクワークで力を溜め、30日の東卓リーグで軽い運動で健康になり、年に一度の祭典・インターハイでしっかり働きたいと思います

 

インターハイ速報は今年もやります。もうすぐ速報ページが立ちがあるので、お楽しみに。

そしてリオ五輪の速報ページもインターハイ途中に立ち上がります。

ぼくもテレビで観戦組です。幸い、卓球はかなりの時間やってくれるそうなので、インターハイ中も、東京に帰ってからもテレビを見ながら応援します!

 

さらに・・・日本がメダルを獲ったら別冊出します!メダルを獲ったら8月は休みなし。

ハードな8月になりそう・・・だが、、、

先日、新井卓将さんがメダリストアンバサダーに就任したとツイッターで知って、

いいな〜とつぶやいたところ。。。

アリストの島田泰さんというマーケティング部長の方から、サンプルをたくさんいただきました(写真は一部)。ありがとうございます。

選手がたまに飲んでいる黄色い液体・・・あれがメダリスト。

 

メダリストは知ってましたが、なるほど、本当に良さげ。

朝、布団でだらだらしていたのが、スッキリ目覚めます。いろんな種類があるようなので、自分に合ったものを選んで継続使用したいと思います。

 

まだ飲んでないけど、一番良さそうなのが

このミニボトルタイプ

この小さいサイズで10リットル分あるとか。33倍濃縮。

ボトルに線があって、1線分を500mlに溶かすタイプ。試合に1本持っていっておけば、冷水器の水でその都度作れるお手軽さが良いです。

不器用なんで粉タイプはこぼしそうだから、これは良いですね!面倒くさくない。

 

クエン酸の力を借りて、8月を乗り切りろうと思います。

インターハイ、五輪、楽しみです!

 

 

おいおい、これのどこが用具ブログなんだ!と思われそうなので、最後にひとつ

 

フランスリーグで活躍し、日本に帰国中の小野思保ちゃんをつかまえて、我らペンホルダーズの撮影をやり、ついでに用具のことを聞きました。

 

ラケットは特注のアムルタート反転式(今だとガレイディアZLCのブレードに相当)

フォアはラクザPOの特厚/バックはオメガ5プロの2.0㎜

表ソフトはドイツ製が弾きやすくて良いんだと。バタフライに代表される日本製は、表面で「パン!」と弾くのができなくて、全然使えなかったらしい。今はラクザPOで、回転がかなりかかるラバーなんだけど、「私が打つとすごくナックルになる。私は打ちやすいけど、相手はフォア打ちから落とす」らしい。

たしかに乱打してもらったけど、めっちゃナックル。ヨーロッパで練習相手していると、ジュニアの子とかは「ショート使わないで回して」と言ってくるレベル。

「でも強い人はどっちも使ってとちゃんと言うんですよ。気持ちいい練習がやりたいのか、対応できる練習がやりたいのか人によって意識の違いがありますよ」(小野)

 

バックのオメガは日立化成時代に山梨さんから勧めてもらったらしい。その前にはファスタークも使っていたけど、下がっても弾むラバーを考えたらオメガが良かったと。

「今はほとんどバックは裏面ですよ。楽です。強い回転に対して当てるだけで入る。表のショートは回転を抑えないととか、神経を遣う。表が露骨に効く相手にはショートでいくけど、基本は裏面」(小野)

ちなみに、性能を考えると裏面使いたいのはテナジーらしいけど、使えない面白い理由がある。

見ての通り、グリップがかなり浅い。

裏面の三本指がかなり浅め。オメガはこの指の部分が

引っ込んでいて、小さいけど、テナジーは蝶蝶マークが大きい。(写真はオメガ4で代用)

 

このモールド部分に指が引っかかってしまって指がズレるから使えないと。

すごい理由だな・・・。前陣での切り替えの速さは、細かいところまでこだわっているからかもしれない。

 

と、いうわけで、小野ちゃん、撮影お疲れ様でした。ありがとうございました。

小野ちゃんの「我ら、ペンホルダーズ」は来月から掲載予定です。

 

 

さて、仕事も終わったし(7割程度)、インターハイの取材頑張るぞ!

ブログは更新できないので、インターハイ速報をお楽しみください!

GFプロを試打

ミズノのGFシリーズの最新作は発表されましたね

その名もGFプロ

8月発売だそうです。8月・・・ってもう来月じゃないか!?

1年があっという間です。

 

このラバーについての詳しい説明はわかりませんが、

GFプロの現物はあるので、ファーストインプレッションとして打った感想を書きます。

 


上がGFT48で、下がGFプロ

見た目は大体一緒です。

サイドから見ると

上がGFT48、下がGFプロ

iPhoneで撮った写真なので、わかりづらくて申し訳ないですが、

GFT48が細かい気泡、GFプロが大きな気泡のスポンジ

重量はそれほど変わりない。

 

 

乱打でいろいろ試してみて、一番感じたのは「硬さ」です。

GFT48に比べると、結構硬い!

スポンジ硬度は同じ47.5度なのに、えらい硬い!

つまり、シートが硬いのでしょう。

 

そう、このラバーの特性はシート。

質感がキリっとしており、丈夫で強い。キュっと回転をかけた時のボールは、なかなかエネルギッシュ。

ツッツキ、ストップ、ドライブ、カウンター。回転で飛ばす、飛ばさないを選択する技術は非常にやりやすい。そしてやたらと回転量がある。

ここがGFT48との違いですね。GFTはコントロールは良かったけど、絶対的な回転量はやや少ない。(それが良かったりもするけど)

そして圧倒的に飛距離が伸びています。下がって中陣での打ち合いにはすごく強い。下がってもボールが深く入ります。GFTは下がるとボールが遅くて入れるのが精一杯だったけど、GFプロは速いし伸びる。

 

ミズノさんがトップ選手に打ってもらった時に「テナジー80みたい」と言われたそうです。

何となくわかります。

弾道が64よりも弧線ですが、05よりもやや直線。05寄りの80かな。

でも80よりも確実にシートは硬い。全体的な打球感も硬い。

だから私のイメージは「80ハード」

今までのGFシリーズをより攻撃的に、よりパワフルに、より上級者向けにしたラバーでした。

 

そうなんです。名前の通り「プロ」なんです。GFT48の何となく入れちゃえ打法ではいけません。

上級者がGFTで今まで足りないと思っていた部分の、回転力、スピード、飛距離、力強さを全部まかなったラバーがGFプロ

そのかわり、シートの軟らかさで何とかなっていた、何となく回転のかけやすさ、ミートの打ちやすさ、ふわんとしたクセ球の作りやすさはなくなりましたので、扱いやすさをそのまま・・・という訳にはいかないようです。

 

パワーのある人、技術力のある人のキャパシティに十分に応えために進化したラバー それがGFプロ でした。

 

ラバーの性能はかなり高いです。えげつないスピード、回転ボール出ます。しかし、普段42..5〜45度のラバーをうろちょろしている私には正直難しかった。