月別アーカイブ: 6月 2018

世界ベテラン選手権 その7

昨夜の決勝トーナメント進出がかかったワールドカップの日本VSポーランド戦で寝不足の方も多いのではないでしょうか?西野監督の自らが全ての責任を背負ったあの指示はすごいですね・・・。賛否両論いろいろな意見があるようですが、僕はただ尊敬します。

そんな中、僕も無事に日本に帰国いたしました。

今回、初めての国際大会出場となりましたが、やはり国際舞台となるといろいろな意味で楽しみつつもプレーシャーを感じて試合に挑んだことはとても良い経験でした。今後の練習や、国内の試合に出場する上で役立った気がします。

ヒラヤマユウジ、個人というよりもやはり対戦相手は日本人として自分をみて、試合に挑んできますし、僕自身も同じでしたね。そういった意味では、やはり国際舞台では国VS国といった意識が出てきてしまいます〜。

そしてやはりスポンサーの存在。これは非常に試合をする上で大きかったですね。無論、スポンサーがついてくれたからこそ参加できたという根本的なところもありますが、試合に挑むときにもスポンサーが応援してくれている、スポンサーのためにも1試合でも多く勝ち上にあがりたいという強い気持ちがわきました。また、今回卓球ではじめてスポンサーを集ったのですが、お願いした企業の皆さんが何のためらいもなくひとつ返事で「OK!」をくれたという、その気持ちがとても嬉しかったです。本当に感謝です〜。

決勝リーグ進出ができなかった時は、日本を背負って戦っている日本代表やトップレベルの卓球選手たちも結果が残せなかったときは、「あーーー、帰国したくないな〜」と思うんだろうな〜と勝手に想像してしまいました。(クリエイターごときが勝手に想像してスミマセン!!!汗)

今回の大会に参加していたほとんどの日本の方はストリップというラスベガスのメイン通りの繁華街にある大きなホテルに滞在していたと思うのですが、僕はそこから少しだけ外れたこじんまりとしたホテル(モーテル)に滞在。派手さはなく、とても素朴でしたが、僕にはマッチしていたようです〜。

一泊あたりの滞在費が安いということもありますが、とにかく大型ホテルと比較すると、実はいろいろと勝手がよかったりするんです。大型ホテルはゴージャスですが、とにかく自分の部屋にたどり着くまでが遠い〜w。そしてミネラルウォーターをはじめ、ホテル内で購入するものが全部高い!w。大型ホテルでは、ミネラルウォーターは1本4ドル前後しますが、僕のホテルでは毎日無料で2本もらえますw。

まあ、宿泊客の数も全然違うので、スタッフ達に顔も覚えてもらえ、毎朝試合会場に向かう時にフロントを通ると、「ユウジ、今日の試合頑張ってね!」と声をかけてもらえるのは嬉しかったですね〜。(チェックインの時は、えっ卓球しに日本からベガスに来たの?とドン引きされましたが・・・www)

仲良くなった部屋の清掃スタッフの方には「今回、試合の大会できてるから何回もシャワーとか使用するので、タオル少し大目にもらえるとうれしいな〜。あと結構コーヒー飲むのでコーヒーも大目に置いておいてもらえると助かるよ〜」とお願いしたら、風呂場に入りきらない山積みのバスタオルが洗面所に・・・・。

いやいや、ちょっと多過ぎでしょ・苦笑。(コーヒーも通常毎日2杯分が用意されているのですが、10杯分以上おいてありました・・・) お陰様で猛暑のラスベガスにて、一日何回もシャワーを浴びることができ、眠つけなくなるくらいコーヒーも飲めました〜・苦笑。

今回のスポンサーでもあるメニコンの目のサプリ「ラフェリアイ」と軽量で持ち運び便利なコンタクトレンズ「Magic」。実は予選リーグではメガネをかけて試合していたのですが、トーナメントからはこのコンタクトに切り替えて試合に挑みました〜。ちなみにラフェリアイのパッケージは僕のデザインですw (すみません、ちょっと自分の宣伝してしまいましたー!w。動体視力強化にどうぞ!)

ホテルでの朝食は毎朝無料でついており、唯一あるホテル内のレストランでとるために、宿泊している他の国の参加選手と毎朝顔を合わせ、挨拶を交わし、一緒に食事をしたりと朝から楽しい時間を過ごすことができました。中でも一番親しくさせていただいたのが、ポーランドの選手達。試合会場でも応援にかけつけてくれたりと感謝です〜。二言目には、ポーランドリーグに参戦していた松平選手らを絶賛しておりましたね〜。

そしてインドに続き、気持ちばかりのプレゼントをWVC2018の会場よりブログ読者の皆さんに購入してまいりました〜。卓球王国誌面と連動でお届けしたいと思います。詳しくは後日お知らせいたします〜。

とりあえず、西野ジャパン、決勝リーグ進出おめでとうございます〜。

世界ベテラン選手権 その6

世界ベテラン卓球、会場を歩いているといろいろな国の方と出会います。

試合前に他の国の方と練習エリアのクロスコートで練習していたところ、一緒の台にて練習していたアジア系の女性がとてつもなく上手い。練習相手の仲間と思われる男性もかなりのレベルです。練習後、卓球台の横にて「すごくお上手ですね〜!」と声をかけ、いろいろと世間話をしていたところ、「昔はもっと上手かったのよね〜」とのこと。

ヒラヤマ「えーーー、もっと上手かったんですか???」
アジア系女性「そうよ、これでも、昔は台湾の代表でオリンピックも出ているんだから〜笑」

もしかして、僕はとんでもない人とお話をしているのではないですか・汗。

アジア系女性「結構、日本の選手とも仲いいんですよ〜。石川さん、平野早矢香さん、そして愛ちゃん、一緒に練習したり、サービスの指導したりしてました〜笑」

いやいや、卓球王国の編集者ならきっとこの方が誰だかすぐにわかるのでしょうが、僕のようなクリエイターの無知さとは実に恐ろしいもので、とんでもない方に世間話などをしてしまっておりました・・・汗。

そう、彼女は台湾元代表の童飛鳴選手でした。

童飛鳴さん「愛ちゃんの旦那さんのコーチとして、指導した時期もあったんだから〜。今は台湾を離れ、ニューヨークに住んでいるんですよ〜」

3000人以上もいる会場で、偶然にも同じ練習台にて練習していた方がそんなスゴい方だと知らずに失礼いたしました〜。

確かにプレイはスゴいのですが、変に気取らず、威張らず、とても親しく話してくれる童飛鳴さんの人間性も凄いです。無論、僕の無知さというのも否めませんが・・・・大汗。

童飛鳴さん「今度東京行くので、ぜひまたお会いしましょう〜!」
と素敵な台詞を残し去って行かれました〜。

そして彼女と一緒に練習していたのが、台湾の葉旗山さんということを後々しりました・大汗。

今回は、日本人の方々とはあまりお会いする機会がなかったのですが、お正月に開催された「らくご卓球初打ち大会」にてご一緒させていただきました坂井敏明さんらに偶然遭遇!その節はお世話になりました〜。会場ではひときわ目立っておりました〜!

(ビジュアル的には右から2番目の松崎しげるさん、あっ違った島村さん!一度見たら忘れません!!!)

そして別の場所では、卓球王国の写真家で元発行人でもあります高橋和幸さんらにも遭遇。インカレ優勝の実績をもつ大野さゆりさん(写真左から2番目)が行っている卓球ツアーにてベガス入りされたようです。

大野さん「私はまだ参加できないので、皆さんのアテンドとコーチングできているんです〜」とのことでした。今後、海外での卓球ツアーをいろいろと企画予定のようです。海外で卓球したいと思っている方はぜひぜひ大野さんの運営する「卓球めぐり」チェックしてみてください!

大野さんの「卓球めぐり」はこちら
http://www.takkyu-meguri.com

そして、我らが王国写真家の高橋さんの試合展開はというと、残念ながら僕と同じくこの写真のメンバー中で高橋さんだけが決勝トーナメントに進めなかったようです・・・・。(つまり、王国関係では僕と高橋さんの2人だけが下位トーナメントでした!!!涙)

僕は負けた悔しさを大自然にぶつけていましたが、高橋さんはかっぱえびせんにぶつけていましたw

そしてなんと王国にて「切手でつなぐ卓球の輪」の監修をされている宮川禮子さん(写真一番左)が、85歳の部で優勝しました!おめでとうございます〜!

決勝戦は日本人同士の対決で、ゲームオールで最終ゲームもジュースという大接戦だったようです。いろいろな国の選手が参加するこの国際大会の独自の緊張感の中で優勝するということは本当に本当にすごいことです!

そして別の場所で運営スタッフといろいろとお話をしていたところに現れたのが、 元日本代表の塩野真人選手。えっ、塩野さん、まだベテランの領域ではないですよね???と思ったものの、実はSTIGAのプロモーションビデオの撮影のために会場入りとのこと。

「彼のプレーはファンタスティックだ!」とアメリカの若手選手達が話しておりました。というか、僕に説明をはじめるな〜!!!(キミたち以上に知ってます!w)

まだまだ、世界ベテラン選手権ブログ続きます〜

世界ベテラン選手権 その5

ラスベガスといえばギャンブル、そしてストリップという通りに面した大型ホテルのナイトイルミネーションや様々なアトラクションやショーといった華やかな街ですが、ここラスベガスにきて4日目、まだカジノにも行っておらず、キレイな夜景も見ておりません・・・。

予選リーグで負けてしまった悔しさをベガスから離れた郊外の大自然にぶつけ、下位トーナメントに集中です。

そして下位トーナメントの試合の日がやってきました。

1勝2敗の3位あがりのため、1回戦はシードとなり実質2回戦目からスタートです。とにかく会場が広いため、、自分の試合を行うテーブルを探すのに15分〜20分の時間を要します。このトーナメント時点から、慌ててこしらえたような、会場内のおおよそのテーブルの配置図が用意されたのですが、それまでは本当にとにかくあちらこちらを行ったり来たり、実質数キロは歩いているような気がします。

2度あることは、3度ある。プラプラと卓球台を探していると、まさかまさかのパーソン選手に再び遭遇。3000人以上の人が行き交う中で、3日連続で出会うのは奇跡的な確率としか言いようがありません・・・・・。

パーソン選手「Hey, You again ! How was the game the other day ?」
(おーーー、またキミか〜! この間のゲームどうだった?)

ヒラヤマ「I lost it…. but I’m gonna make my day for today’s game !!」
(この間のは負けました〜涙。でも、今日は気合い入れ直して頑張ります!)

パーソン選手「ok〜! Good Luck !!」
(そうか、頑張れよ〜)

元世界王者に励ましの言葉をいただき感無量。頑張るのみです〜!

そして下位トーナメントの相手は、1回戦を勝ち上がってきたアメリカの選手。予選リーグでかなり感じていたのですが、外国の大柄選手は、日本では通用するようなコースをついても、大柄の体格に加え、手のリーチも長いため、カラダを動かさずにある程度、ボールに手が届いてしまいます。

なので、変にコースを狙うよりも、フォアミドルにボールを集中させていくことを意識することに。さらに台上の処理が日本の選手より雑で上手くないので、台から出ない短い返球を意識して、相手からの甘い返球を早い打点でスマッシュ〜!という組み立てを目指しました〜。

まあ、下位リーグだからといって、極端に卓球レベルが低い訳ではなく、競り合った末に決勝トーナメントに上がれなかった選手もそれなりにいます。

そしてこのアメリカの選手(左側)は、僕の組み立てにはまり、台上での試合展開に自分の卓球スタイルを活かすことができずに怒り狂ったあげく、ラケットのラバーを思いっきり台にぶつけておりました〜苦笑。試合中も「FUCK !、FUCK!」を連発しており、正直ちょっと怖かったです・・・・・。

そして3回戦目はチリの選手。ミスが少なく安定した卓球を行うと同時に、パワフルなドライブで攻めてくる選手です。どちらかというと僕がとても得意とするタイプの選手です。そして試合を有利な展開にしてくれたのが、僕のバック面に貼ってある表ソフトのアタック8。今回の大会で感じたのは、やはり表ソフトや粒高などを使用している男性選手がすごく少ないためか、表ラバーを慣れていない感じがプンプン漂いました。特に普通の表ソフトより変化が大きくスピードがあるアタック8の対応に相手選手はかなり手こずっておりました。

この試合も3-0で勝利し、ヒラヤマユウジの快進撃は進みます。

そして4回戦のドイツの選手は負傷のため棄権になり、気がつけば5回戦。すでにベスト16です。

ヒラヤマユウジの快進撃は続きます。

5回戦の相手はアイルランドの選手。なんと苦手な左利きの選手です。しかも2人のコーチをはじめ、応援団もおり、非常に嫌な空気が漂いはじめました。なんとかこの嫌な空気を払拭しなくてはと思いついたのが、バックから取り出した日本の国旗。

試合開始前に「少しは僕の応援もしてくださいね〜」と嫌な空気を、笑いに変えて相手コーチ陣に応援してもらうことにw。

試合がはじまれば、ガチンコの真剣勝負。試合はもつれ2-2で今大会2回目のファイナルゲームに・・・。

予選リーグでは、2-2の時に自分から仕掛け、ミスを連発して勝利を逃していたため、今回はじっくりボールを見定めて、チャンスではしっかり攻めるものの無理はしないゲーム展開をしたところ、出だしから相手がミスを連発して、大量リードのまま、無事にゲームを勝利することに!

相手のコーチからは「ユウジの予選リーグはよっぽど激戦だったんだね。こんなプレイができるなら下位リーグにいるべきではないよ」と嬉しい言葉をいただきました〜。まあ、半分はお世辞なのは十二分に承知しております〜苦笑。

そしてなんと次は6回戦。これに勝つと世界ベテラン選手権50代の部にてベスト4入りです!!(下位リーグですが・・・汗)

朝から試合がはじまり、すでに夜の7時が過ぎています。通常なら6回も戦えば、すでに表彰台のはずなのに、やはり世界ベテラン選手権、参加者の数が違います。

しかも6回戦もこの後に行うという、強行スケジュール。若手の選手だって、こんな強行スケジュールで試合したら大変なのに、40代以上から始まるベテラン選手権でこれはちょっとどうなの?という気持ちもありました。

正直、かなり下半身もへばってきました〜。ただ次の試合まで時間が少しあるので、下半身と腰を念入りにストレッチ、万一にも足がつってしまったら終わりです。

そして夜の8時をまわったころに、6回戦が始まりました。今回はスウェーデンの選手との対決です。ここにくるまで、日本、中国、韓国、台湾などアジア圏の選手の対戦が全くありません。

前試合もそうでしたが、ここまでくると確実にコーチが付いていて、確実に相手の選手の弱点や的確なアドバイスを選手に伝えます。そしてこの試合も2-2ともつれ、最終ゲームに突入です。

相手のコーチがもっと左右に揺さぶれといった指示が僕の耳にも届きますw。

スポンサーのことや、応援してくれている仲間や会社のスタッフ、卓将先生などのことを考え、

自分のためだけでない〜!

と集中力を高め、気合いを入れて最終ゲームに挑みましたが、残念ながらゲームの途中からこちらのミスで引き離され負けてしまいました〜!!!

残念ながらベスト4届かずのベスト8止まりです。

(結局、僕の対戦相手のLars選手はこの後、準決勝、決勝と勝ち進み、見事優勝いたしました〜!おめでとうございます!)

初めての僕の国際大会は最終日を待たずして終了してしまいました〜。

この場を借りて、サポートいただきました多くの皆様に心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

でも、まだまだ世界ベテラン卓球選手権のブログは続きますw

世界ベテラン選手権 その4

いよいよ世界ベテラン選手権大会スタートです。

この世界ベテラン選手権は40代から5年、10年など各年代ごとに別れて、年代別のチャンピオンを決める国際大会。今回、僕は50代の部に出場することになります。

各年代ごとに4人一組の予選グループがあり、上位2名が決勝トーナメントに進めます。まさに今ロシアで開催されているサッカーのワールドカップと同じです。

ただこの大会の会場は半端なく広い。
そのため、自分の試合が行われる卓球台を探すのもかなり大変です!

そして、僕は、デンマーク、コロンビア、アメリカの3カ国の選手と同じグループにて対戦することに。各選手の前情報もないため、どのくらいのレベルで、どのような卓球をするのかもわかりません。

このベテラン世界選手権は3ゲーム先取のルール。とにかく1ゲーム目で相手のプレイスタイルを把握し、弱点を見つけ、できることならしっかりと1ゲーム目を取りたい!ということを頭に入れつつの試合です。

今回は多くの方にサポートいただいているので、かなり真剣。正直、学生時代と同じくらいの気合いが入っています〜!そのため、通常ではあまり感じることのない緊張感というものを久々に体感しています。

とりあえずは、用意していたポストカードと手土産を皆に渡し、油断させる作戦に出たのですが、なんと各選手も僕が用意した手土産以上のものを用意していて、ついつい喜んでしまった自分がおりました〜!!!

作戦失敗です!

そして、予選リーグがスタートしたのですが、デンマークの選手がレベル的に僕を含む残り3選手を圧倒する強さで、決勝トーナメントへの出場を早々と決めてしまいました。

残る1つの枠を3選手で競う形です。

ヒラヤマとコロンビアの選手がアメリカ選手を打ち負かし、決勝トーナメントへの切符をコロンビアの選手と争うことに。時同じくロシアのワールドカップでは日本とコロンビアの試合が始まります。なんとかここで勝って、良いムードをサッカーにつなげたいものです〜!

絶対に負けられない一戦、卓将先生から受けたアドバイスを思い出し、ゲーム開始です。

そしてなんと隣のテーブルでは昨夜一緒だった元世界チャンピオンのパーソン選手の試合もスタート。多くのギャラリーが周りに集結です・・・・汗。

コロンビアの選手は、コロンビアから一緒にきたチームメイトやコーチなども大勢集結し、10名規模のチームコロンビアと単独で乗り込んできた単身ヒラヤマユウジの構図となりました。(右から3番目のマダムは途中から僕の応援をしてくれることに〜!ありがとうございます)

そして試合はゲームカウント2-2で最終ゲームにもつれます。

そんな中、隣のテーブルからこちらのエリアにボールが何度となく転がりこんできて、レットのコール。
そして転がってきたボールを拾い、渡す相手はなんとパーソン選手・・・・。

パーソン「Sorry〜!, Oh! It’s you, from last night ! Good Luck !」
(おー、昨夜の人じゃない!頑張ってね〜!といった感じです。)

しっかり覚えてもらっていたみたいです・・・・。
(パーソン選手はあっさりと試合に勝ち、なんと審判をしておりました・・・)

そんなことを喜んでいる場合ではなく、自分の試合に集中です。

そして結果、最終ゲームはコロンビアチームのコーチによるタイムアウトや様々な作戦のもと、僕の方に流れを持ってこれず、一方的な展開で負けてしまいました・・・・・・。

今回の目標としていた、決勝リーグ進出の目標を達成することができませんでした・・・・・。

スポンサーの皆さま、応援してくださっていた皆さん、申し訳ありません・・・・涙。

残念ながら決勝リーグ進出は逃してしまいましたが、各グループの3位、4位は下位リーグに進みます。ここでもうひと暴れすることを新たなる目標に頑張りたいと思います〜!

世界ベテラン選手権 その3

世界ベテラン選手権大会前夜の6月17日、大会会場にてオープニングセレモニーが開催されました。会場には今回参加される世界各国から集った選手、関係者、メディアなど、1000人規模の人が集結。世界最大級の大会だけあって、本当にすごい人です。

大型モニターには次々と参加国の国旗が表示され、選手や関係者達が自分の国の国旗が表示されると、立ち上がり歓声を轟かせていました〜。

その後は、バンドによる音楽演奏や、ちょっとしたパントマイムがステージ上で繰り広げられるのですが、正直イマイチ盛り上がっていませんでした・・・汗。

参加者はセレモニーのプログラム内容がわからないため、いつまで何が続くのかわからず、気がつくとセレモニーの途中で参加者達がゾロゾロと去っていくというの状態に・・・・。

いやいや、これは事務局まずいだろう・・・・。
と運営側の気持ちになりつつも、僕も早々に退散したいといった感じでした・・・。

その後もマイケルジャクソンのソックリさんなどラスベガス的なステージパフォーマンスが続くのですが、参加者の半分以上は退散しているという悲しい状態。

まあ皆さん、ホテルに戻って明日の試合に備えたいという気持ちもあったのではと思います〜。

そして、大半の参加者が去った状態の中で、最後に登場したのがロスコフ、パーソンなどのレジェンド達!

いや〜、ここまで我慢して残っていてよかったです・・・。

彼らの過去のスーパープレイを大型モニターに映しつつ、ひとりひとりにインタビュー。

半分近い参加者が去った後という、何ともお粗末な進行ですが、参加者だけでなくレジャンド達にも失礼な感じでしたね・苦笑。

そして今回の大会ではロスコフ、パーソンなども一般選手に混ざり、選手として参加することに。

パーソンに関しては、年代が同じなため、対戦する可能性があります!
これはもしかしたら、神様がくれたチャンスなのかもしれません。

パーソンを破って、上位に食い込めば名前が世の中に知れ渡り、今回スポンサーになってもらっているメニコン、メニワン、岩崎学園などにも恩返しができます!!!

そんなことを考えつつ、明日からの大会に気合いを入れて挑みたいと思います〜!

会場を去る前に、パーソンと話せる時間があったので

ヒラヤマ「日本のメディアですけど、日本のパーソンファンのために一言もらえますか?」

と質問したら

「日本の皆さん、ベテラン世界選手権頑張って下さい!!」とのお言葉を・・・。

うーん、うまく伝わらなかったらしい・・・・汗。
まあ、いいか・・・。

世界ベテラン選手権 その2

今回の世界ベテラン選手権の会場となるラスベガス・コンベンションセンター。とにかく広いです。世界中から40歳以上のベテラン達(卓球馬鹿?)がここに集結し、約1週間に渡り熱い戦いを繰り広げます。

レジストレーションをすませ、大会会場に足を運ぶと、100台を越える卓球台が広い会場内に設置されています。

すでに自分が出場する予選リーグの組み合わせ、そして卓球台番号が振り分けられているのですが、この中から自分が試合する卓球台を探すのも一苦労といった感じです。(写真の練習風景は全体の一部です)

コーディネーターやコーチなどがいれば、全てお願いできるのかもしれませんが、今回引率してくれるコーチもいない僕の場合は、当然自分で探さなければなりません・・・汗。

すでに会場内では、明日からの試合に備えて多くの選手達が練習にはげんでおります。周りを見渡すと、ほとんどの人がチームや仲間と参加しているようで、コーチもいないひとりでの参加の人は練習相手を探すところから始めなくてはなりません。

正直、日本国内の試合でも試合前日は体力を消耗するのを避けるため、ほとんど練習しないのですが、多くの選手がこうも激しく練習しているのを見ると、少しは汗をかいた方がよいのではと、練習相手探しをすることに。

すると、すぐにカナダ人の練習相手が見つかり、しばし一緒に練習をすることに。今回の大会球は過去1度も使用したことのないJOOLAのボール。一番使用しているニッタクのボールより軽めの感じがします。

気がつくと隣の台では、卓球三昧の大村コーチが日本選手の方々にコーチングしておりました。日本の選手もそうですが、外国の選手の方々も明日からの予選リーグに備え、かなり気合いが入っている感じです。

そしてこの日の夜は大会のレセプションが行われます。
どんなレセプション内容になるのか特にアナウンスもなかったのですが、ちょっと楽しみにしたいと思います〜。

Be continued…..

世界ベテラン選手権 その1

40歳以上の卓球選手の世界選手権大会出場のために、アメリカはラスベガスへとやってまいりました!

砂漠の中にあるラスベガス、日差しは強く、日中はかなり暑いです・・・。しかしながら、日本と異なり湿気がないため、気温が高い割には過ごしやすいかもしれません。

国際線はスムーズだったのですが、国内線が予想通りに遅れました。サンフランシスコからラスベガスまでは飛行機で約1時間半なのですが、飛行機に搭乗してから1時間半経っても、まだサンフランシスコ空港・・・。飛行機の中で1時間半待たされました・・・汗。

ラスベガスに到着した時には、もうお腹がペコペコ状態に。空港からレンタカーに乗り込んで、そのまま知人のレストラン「Ninja sushi 2 go」へと向かうことに。

今回は多くのスポンサーのサポートで実現したベテラン世界卓球への参加。少しでもお金をセーブしなければなりません。そして良い結果を残さなければなりません。

ということで、お店のまかないを一緒に食べさせてもらうために、とりあえずお店のお手伝い。

マネージャーのホセに言われるままに、床のモップ掛け。まあ、映画ベストキッドののりで、腰を回して、ドライブのトレーニングみたいなものですw。

そして、ようやくご飯を食べさせていただくことに。
ありがとうございます〜。

大盛りの照り焼き丼に感謝です〜。

ラスベガスにて日本食が恋しくなったら、手軽に日本食が楽しめる「Ninja sushi 2 go」オススメです!(テイクアウトもOKです〜)

公式サイトはこちら
https://www.ninjalasvegas.com

そして、お腹を満たしホテルにチェックイン。
明日の大会会場でのレジストレーションに備えます。

いつも海外で一緒の編集部高部さんが今回は一緒でないのですが、トラブルがないように頑張ります!

秘密の作戦

いよいよ、来週から世界ベテラン卓球選手権大会がスタートします。

ラバーを張り替え、卓将先生に特訓してもらい、そしてたまっていた仕事を終わらし、限られた時間の中でできる限りのことは行いました〜。(一応、仕事道具一式も現地入りします・・・・・大汗)

そして後は、クリエイターとしての秘策が本日無事に届きました。

それは、今回の大会のために制作したヒラヤマイラストのポストカードです〜。

試合がはじまれば、当然真剣勝負のガチの卓球ですが。
トップレベルの世界選手権とは異なり、世界ベテラン選手権は、それなりの歳を重ねた人たちの大会です。これを期に、海外交流なども深められればという部分もあるのが、この世界ベテラン大会のもうひとつの要素です。

とはいえ、このポストカードを試合前に対戦相手にプレゼントすることで、きっと対戦相手が「ヒラヤマユウジいい奴じゃないか〜♪」と気をちょっとゆるませておいての、連打の速攻攻撃で一気に流れを持ち込んで行く戦法です!w

そう、外国人男性は着物女性に弱いですからw

すでに予選リーグのグループ表が発表されており、僕のグループはスウェーデン人、アメリカ人、そしてコロンビア人でのマッチアップ。

なんとか予選リーグを突破して、決勝リーグに残れることを目標に頑張りたいと思います〜。

こちらのブログにも現地からの様子はお伝えする予定ですが、twitterの方にはブログネタにも引っかからないような、現地の様子をアップする予定です。時間のある方はぜひぜひtwitterの方もチェックしてみてください〜。

ヒラヤマユウジのtwitter
https://twitter.com/hirayama_yuji

あでぃおす〜

WVC2018強化練習だ〜!

いざ、世界ベテラン選手権!ということで、実力以上に精神面で気合いが入っているヒラヤマです。スポンサーの皆様からも温かいエールをいただき、実力以上のプレイを目指しています。

そして週末の土日に練習時間を設けていたのですが、土日共々九州で開催されたジャパンオープンの試合のライブ中継に練習どころではなくなってしまいました〜!

もうモニターに釘付け状態で、ハラハラドキドキしながら、日本選手応援させていただきました〜。男子、女子のシングルスは鳥肌が立ちました。感動をありがとうございます〜。そして、伊藤選手、張本選手、本当におめでとうございます〜。

久しぶりに心が晴れた、そんな充実した週末を過ごしていたのですが、よく考えると自分の卓球の練習がすっかりおざなりに・・・・汗。(土・日とつぶれてしまいました〜!!!!)

水谷選手の「負ける人は無駄な練習をする」の本ではないですが、こんな感じで調整したらいいんじゃないかな〜などといろいろと悩んで練習をするより、時間のないこんな時は卓球教室でコーチに短時間でバシッと指導してもらうのが一番。

バック面の表ラバーを使った部分での指導やアドバイスが欲しいというところがあり、異質ラバーのエキスパートでもある卓将コーチに、急遽世界ベテラン選手権に向けた集中強化練習をしてもらうことになりました〜!(ありがとうございます!!!)

そして久しぶりに卓将コーチの丸子橋スタジオに顔を出すことに。

丸子橋卓球スタジオに着くと、ジュニアの生徒達が練習の真っ最中。フォアドライブに、バックドライブと、鋭いボールがビシバシときまります。どういう指導方法をしたらこういう風なプレイができるようになるのかいつも不思議でなりません。

そして久しぶりに卓将先生にコーチしてもらうことに。
ニッタクのコーチ、トップ選手とのテレビ番組の出演、そしてこの教室とただでさえ忙しい卓将先生の時間を無駄にすることはできません。気合いを入れて練習スタート!

と思ったら、卓将先生おもむろに卓球王国の最新号を手にとって

卓将先生「新しい連載はじまったので、よろしくね〜」

コラー!いきなり宣伝かい!w
(でも、ビギナーの皆さんにはヒラヤマもオススメの連載ページですの、チェックしてくださいね〜)

そして過去に、卓将先生から学んだことを意識して、オールラウンドにてラケットを交えることに。正直、ここで学んだことを意識しての今の僕の卓球はかなり成長したと思っており、得意げになってプレイしていたのですが

卓将先生「ヒラヤマさん、全然成長してないね〜汗」

えーーーーーーっマジですか!
(これでも、周りからは以前より強くなったね〜と言われているんですが・・・大汗)

卓将先生「フォームぶれまくり、それじゃ左右に振られた時にミスする確率高くなります。もう基本ですよ、基本・・・」

とにかく、毎回そうなのですがパッと見ただけで、すぐに欠点や改善すべき点を見つける相変わらずの卓将先生の眼力は健在でした・・・汗。

まあ、いろいろな卓球教室に顔を出させていただいてますが、異質ラバーの指導においては卓将先生は実に指導がうまいんです。単に技術的な部分だけでなく、卓球の組み立てのための発想が非常にクリエイティブなんですね〜。

卓将先生「今回は時間もないし、今やれることにフォーカスあてましょう」

と、異質ラバーを活用したサービスからの新しい攻撃の組み立てパターンと、新しいサービスを伝授いただきました〜!!!
ありがとうございます〜。

やばい、これでゲームの中で確実に1、2点多く取れる自信がつきました〜!

いやいや、毎回ここに来ると目から鱗です。
どんなことを教わったかは、ぜひ丸子橋卓球スタジオに足を運んでみて下さいw。

丸子橋卓球スタジオHPはこちら

女性のママさんに多いのかもしれませんが、卓将先生の表ソフト、粒高、アンチなどの異質ラバーのコーチングは本当にスゴいですよ〜。

お陰様で大会前の最後の集中練習ができました〜。あとは出たとこ勝負ですね。
卓将先生、忙しい中時間いただきありがとうございました〜。
なんとか頑張って、決勝リーグ進みたいと思います〜。

今回のWVC2018の様子はできる限り、ラスベガスからお届けしたいと思います〜。
あでぃおす〜

世界ベテラン選手権 準備その1

福岡でのジャパンオープン熱いですね〜。会場に足を運んでいる方々が選手達と一緒に写真を撮ったり、楽しそうな様子が実にうらやましいです。

あー、福岡に行きたい・・・・。

と思いつつ、僕の参加する世界ベテラン選手権もいよいよ来週です。急なスケジュールだったので、資金的な面でもちょっと諦めかけていたのですが、クリエイターとしてお付き合いのあるクライアント、教育機関、出版社、代理店、卓球メーカーなどがスポンサーとして協力していただけることになり、参戦できることになりました〜!

クリエイターとして、アート系のイベントでの後援、協賛、スポンサーシップは行政をはじめ様々なメーカーに多々お願いすることもあるのですが、選手として卓球の試合参加のためのスポンサーシップは人生初体験!

本当にありがたいです〜大涙

このご恩は忘れません〜!!!

日本での様々なアマチュアスポーツのアスリート達も本当大変なんだと思います。

そして今回、着用するユニフォームができあがりました〜。
快く協賛いただきました一部の企業、教育機関などのロゴが入っております〜。

左胸には日本の国旗も入っています!そう、これは日本を背負って戦いに挑む!という意気込みではなく、僕は海外だと日本人に見てもらえないので、「僕は日本人ですよ〜!」という証ですw。

そして背面には我らが「卓球王国」のロゴです〜!

人生初の海外での大会で、今回のように様々な方々に協賛いただく形で参加するとなると、真剣度がいつもとちょっと違ってきています。

いつもなら勝つためより、楽しみながらっといった感情もそれなりにわいてきますが、下手くそなりに勝つための卓球を目指したい〜!という感情が芽生えてきます。学生の時の感覚ですかね〜。

楽しみながらも、一戦一戦大切に試合をするぞ〜!

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