年別アーカイブ: 2023

ジャカルタで卓球三昧!その7

基本的に日中はかなり暑いため夜間涼しくなってから、卓球の練習をはじめるところが多いみたいです。そしてピウスさん案内のもと、夜の9時をまわっていますが、さらにもうひとつの卓球チームを訪問することに。

このチームも専用の練習場をもっているということで羨ましい限りですが、なんと人かバイクしか通れないような路地を入っていかなければ辿り着けないところにありました!

そのため、車を途中にとめ、そこからは徒歩です。

夜9時をまわっているのですが、路地ではこども達が楽しそうに遊んでいます。僕のような外国人にとっては、なかなか入りにくく、ちょっと怖い感じの路地裏ですが、地元の人にとっては、きっとよそ者は滅多にこない安全なエリアなのですね。

歩くこと5分。卓球のボールを打つ音が聞こえてきました〜。夜の9時をまわっていますが、まさにこれから練習を行うといった感じです。やはり日中は暑いですから、夜涼しくなってから練習するのが定番のようです。

ここはこのエリアの複合スポーツエリアのようで、卓球スペースの横ではバスケットを楽しむ人たちもおりました。この卓球施設は、このエリアの地主さんが地域の人達に無償で開放しているようで、この卓球場の利用料もないそうです。

やはりこの場所も練習は週3回とのことで、毎日やろうと思えばできるのかもしれませんが、ジャカルタでは週3回というのが多いですね・・・。ここに日本人がくるのは初めてだよ〜と、やはりどこに言っても言われるセリフを言われましたw。

そして、この卓球チームTaman KotaのリーダーであるJarwonoさん。皆からはボスと呼ばれていたので、ボスと呼ばせていただきます。

そしてここにきて、驚きの情報が・・・。なんとインドネシアにはインドネシアの卓球メーカーが存在していました!

そのメーカー名はJHM。国際卓球協会の承認を受けていないため、国際大会では使用できないものの、インドネシア国内での大会では使用可能なんですね。見せてもらったCELENGというラバーは粒そのものがとても大きく柔らかく、驚きました!こんな粒の大きなラバーは見たことありません・・・大汗。

さらにはプロセスラバーなるものがあり、通常の粒高や表ソフトをガソリンにつけてフニャフニャの状態にするとのこと。実際に触ってみても、チョーふにゃふにゃですw。そんなプロセスラバーも国内の大会では使用可能だそうです・汗。

試しに打たせてもらったものの、まじかーーーっというほど飛びませんw。これなら超強力なドライブもらくらくストップできそうですw。さらにはなんとも言えない変化球がうみだされますw。まさに、インドネシアでは勝つためには手段は選ばない!といった感じなのでしょうかw。

ここでも時間のある限り1ゲームマッチでいろいろな方とラケットを交じえたいと思ったのですが、実は翌日朝の5時にはホテルをチェックアウトして空港に向かわなくてはなりません。(もうすでに夜の10時は過ぎておりました〜)

そのためチーム内の3名の方とラケットを交わすことに〜。

どんな感じなのかな〜とサービスからをつないでみたところ、強烈な鋭いバックハンドを決められてしまい、目が点になってしまいました!あまりに早すぎて、一歩たりとも動くことができませんでした〜。

恐れ入りました〜!

参加選手「だいたい、なんで最終日にここにくるの!もっと早く遊びに来てくれればよかったのにー!」とラケットを交わすことのできなかった方からもクレームが・・・汗。確かに、外国の人がきたらやってみたいですよね〜。

参加選手「それと、ジャカルタでもバタフライは人気だけど、やはり高いんだよね〜!ここだと輸入税がかかるのか、日本より高いよ!なので日本に行った時には卓球用品買ったりするんだよね〜」

日本でもバタフライは高い!というイメージがあるのに、インドネシアでは日本より高い価格で販売されているみたいです〜。それは正直辛いですね・・・。

参加選手「だからさー、次回くる時はお土産に日本からラバーとかもってきてよ!」

あっ、それが言いたかったんですね・笑。

とはいいつつ、次回インドネシアにきた時は、日本から賞品として卓球道具持参してプチ大会やりたいなーと考えてしまいました。

今回、いろいろとジャカルタ市内の卓球チームのところにお邪魔させていただきましたが、いやいや日本のローカルチームと変わらぬ実力で驚きました!しかも皆、明るく親切で本当にいろいろとお話もできて楽しかったです〜。

ジャカルタで卓球三昧!その6

インドネシアはジャカルタでの卓球散策はまだまだ続きます。とにかく、ここジャカルタだけをとってみても卓球をしている人は多く、そのレベルも日本のローカルレベルとさほど違いがありません。

そしてナビゲーターのピウスさんに連れられて向かった先は、やはり絶対にひとりではたどりつけないクラブチームの練習場。とにかくクラブが練習場をもっているというのが凄いですね。

今回、訪問したのはPTM Dutamasという卓球クラブ。占有の練習場があるので、やろうと思えば毎日朝から夜まで練習は可能らしいのですが、基本は週3回、涼しくなった夜間から練習を開始するらしいです。自分たち専用の練習場があるなんて羨ましい限りです。しかもこのチームには専属のコーチもおり、本格的です。

コートの床はラバーマットと、本当にいたせりつくせりの卓球練習環境です。ここでは練習だけでなく、他のチームを招いての招待試合のようなものもおこなうということで、話を聞けば聞くほど羨ましいばかりです。

そして練習するならこのユニフォームを着て参加してとばかりに、PTM Dutamasチームのユニフォームをいただきました!(次回、インドネシアにきて大会に出る時は2チームから出なくてはならなくなりそうです・・・。)ありがとうございます。

そして早速ユニフォームを着て、一緒に卓球をやらせていただくことになりましたが、先立ってはチームのリーダーのMarsudiさんと試合をすることに。リーダーのMarsudiさん、僕と歳も近いのですが、めちゃくちゃ強いという訳ではありませんでしたが

Marsudiさん「実はまだ卓球はじめて3年目くらいなんだよねー」

えーーー、3年ですか!

それを考えるとメチャクチャうまいです!とてもじゃないですが、歳をとってからスタートして3年目の卓球ではありませんでした!今回も1ゲームマッチでなるたけ多くの方とラケットを交わすことに。どこのクラブに行っても思うのですが、日本のローカルな卓球チームめぐりをしているような実力です。本当、日本人の卓球愛好家たちを連れてきてガチで試合させたいです〜。週3回専有の卓球場で練習できる環境考えるとうまくなりますよね〜(しかもコーチもいますw)

ここでも、やはり飲み物と食べ物の差し入れが。皆さんは慣れているのでしょうが、やはりこの熱帯雨林の中での卓球、ひとりだけ汗だくになっています。拭っても拭っても汗が止まりません・・・・。もっと言うと、ラバーの表面もじんわりと湿っており、拭っても拭っても湿っています。これは正直、ドライブマンは厳しいのではと感じます。

ちなみに差し入れのスイートは、ちまきのような餅米ベースで中にはあんこのような甘いスイート。疲れている時のスイートはたまりませんね!

そして僕の1ゲームマッチの試合はというと、足に少し障害をもつプレイヤーの方と、お孫さんと一緒にこられていたおじいちゃんには負けてしまいましたが、コーチをはじめとした他のプレイヤーには勝たせていただきました〜。

まあ、1ゲームマッチということなので、皆でゲームを楽しんだという感じです。

これが3ゲームマッチの本格的な試合となるとコーチをはじめ、多くの方に負けていたと思います・大汗。特にコーチレベルは負けるわけにはいかないー!というプレッシャーあるから大変ですよね・汗。

まあ、僕との試合は、勝敗よりも友好です。皆で楽しく笑いながら卓球ができれば最高ですよね〜。

インドネシアではこどもをインターナショナルスクールに入れるのが主流になりつつあり、今回ここの卓球チームでもこども達とは皆流暢に英語にてペラペラと笑い混じりの会話をすることができました。お孫さんがおじいちゃんに通訳してくれたりと、素敵な空気が流れていました〜。次回はこのチームからも大会に出場しなくてはなりませんねー!PTM DUTA MASのみなさん、ありがとうございました!

ジャカルタで卓球三昧!その5

実は今回のジャカルタ入りをするにあたって、僕は大ポカをしておりましたー!なんと海外では絶対必須のポケットwifiをもっていないということです・大汗。

そして夜、教えてもらったスポーツセンターへタクシーで向かうことに。すでにARORA PUTRA SPORTS AND MUSICのオーナーから僕が行くという段取りまでしてもらっておりました。ジャカルタでの移動はタクシーやバイクというのが一般的。タクシー料金は日本の1/3くらいでリーズナブルです。

今回、僕もタクシーを呼ぶアプリ、GrabやMyBluebirdなるものを用意していたのですが、ホテルにはWifiがあるので問題がないのですが、帰路に関してはスポーツセンター周辺にFree Wifiなるものがなければアプリが使用できません。まあ、運任せですねw。

wifi使えずのインターネット前の時代にもどった感じでの移動です。まあ、昭和世代はそれが当たり前で育ってますから、なんの焦りもありません・苦笑。

そしてタクシーでホテルから15分の距離にあるスポーツセンターでしたが、ジャカルタの交通渋滞をなめておりました・大汗。

到着するまで1時間以上・・・。

東南アジアでは日本の時間通りにことを進めるというのは無理だと思っていた方がよいですね〜。

そして無事にスポーツセンターに到着しました!卓球、バトミントン、バレーボールなどを行うことのできる体育館から陸上、サッカーなどのフィールド、スイミングプールなどの複合スポーツ施設です。

卓球ができる体育館は日本のスポーツセンターと変わりない綺麗な施設です。話が通っているということだったので、皆に聞いてみたところ、「日本人なのか?えー、そんな話は聞いてないな〜」といった感じなのですが、「まあそんなのいいから卓球やろうぜー」とばかりに、練習に参加させてもらうことになりました。皆さん、とてもフレンドリーです。

まあ、その後すぐにこのチームPTM Mutiara Indahの代表のAkhimさんが現れ、「AndoroのAorraさんから聞いてますよ、皆と卓球楽しんでください。多分、ここに日本人の人がきたのは初めてじゃないかな!」と。

皆さんの練習しているのを見ていると、施設もそうですが、日本の人たちが練習しているように見えてきます。その卓球の実力もほぼ日本のローカルレベルと変わりません。

しかも、ここは公共のスポーツセンターということもあり、空調は効いていません!夜とはいっても日本と比較すると気温だけでなく湿度もあります。
ここでも対日本人相手にということで、次ら次へと3ゲーム先取の試合をすることになりました。はい、もうユニフォームはぐちゃぐちゃです・笑。

いやいや、お世辞抜きにうまい人が多いです。(自分が下手くそといったら、それまでですが・・・苦笑)

代表のAkhimさんなどには手も足も出ませんでした!そしてさらには16歳の女の子のNoviさん。中ペンで粒を表面に張りの卓球で相手をいなし、ちょっとでも浮いた球はスマッシュ攻撃!いやいや、日本の高校生女子と戦わせてみたいですね〜。

オフの日ではありましたが、すっかりインドネシアの卓球レベルが想像以上なのに驚きを隠せません。それだけ実は盛んということですね。ちなみにPTM Mutiara Indahも週3回こちらのスポーツセンターにて練習しているそうです。

で、このスポーツセンターからのホテルへの帰路ですが、予想通りwifiがありませんでしたー!。さてホテルまでどうやって帰るかと悩んでいたところ練習に参加していた方が「じゃあ、僕の携帯でタクシー呼んであげるよ」と。

さらには「タクシー代は僕につけたから、大丈夫」とタクシー料金まで支払ってくれるというではありませんか。

それはさすがに・・・・と思ったものの、今回はお言葉に甘えさせていただくことに・・・。いや〜、インドネシアの人、みんな優しいです・涙。ちなみにタクシーを呼んで料金まで払ってくれたマーティンさん、ジャカルタにある日本企業・三菱電機にて働いているとのこと。やはり一流企業は扱っている人材が違いますね。本当にありがとうございます〜。

ジャカルタで卓球三昧!その4

予想以上にローカルの卓球レベルが高かったので驚きました。そして翌日は、卓球も仕事もお休みということで、ジャカルタ市内を散策。

初めてのインドネシアですが、どことなく前回訪れたタイや学校にてワークショップをしているフィリピンにも似ています。

ホテルの近くにいくつか卓球ショップがありますよ!と今回いろいろとサポートしてくれているピウスさんが教えてくれていたので、ホテルのそばをプラプラ散策していると、バトミントン、サッカーなどの商品を扱っている様々なスポーツショップのエリアに・・・。

この近くに卓球ショップもあるのかな〜と思っていたら、やはりありました!

ここはバタフライと中国メーカーの商品を多く扱っているショップみたいです。せっかくなのでいろいろとお話しを聞いてみることに。

こちらのお店Sinar Surya Sportではかなり昔から卓球商品を扱っているようで、いろいろとインドネシアでの卓球に関してお話ししてくれました。

オーナー「バトミントンとか他にも人気のあるスポーツはいっぱいあるけど、卓球もそれなりに人気あるよ。うちはバタフライ扱っているけど、やはりてテナジーやディグニクスは人気だね」

やはりバタフライ強いですね・・・汗。

僕がお店にいる間にもいろいろなお客さんが出たり入ったりと、オーナーの他にスタッフが3名おりました。声をかけたお客さんは夫婦で20年以上卓球をされているとのこと。今日も新しいラケットを購入しにきたとのことでした。なんかご夫婦そろって素敵な表情ですよね〜。

そしてオーナーに僕が日本の卓球雑誌でマンガを描いており、卓球王国の話をすると、

オーナー「インドネシアにも卓球雑誌あったんだよ。残念ながら去年、廃刊になっちゃったけど・・・・」

店の奥からインドネシアの卓球雑誌のバックナンバーをもってきてくれました。おーこんな雑誌がインドネシアに存在していたのですか!

雑誌の中を見てみると、卓球王国と異なり世界レベルのトップ選手達の写真は1枚もありません。また卓球の技術に関する情報も入っていません。

となると雑誌の中身はなんでしょう?(それはこの卓球事情が誌面にて紹介された時にお知らせしますね〜w)。

とにかくこの雑誌がインドネシアで廃刊になったことがオーナーにはとてもショックだったようです。これは、王国のインドネシア版を作るしかないですね!

そしてこのショップのそばに別の卓球ショップがあるということでそちらにも顔を出してみることに。

そこのお店は、銀河、Andoroを中心に扱っているお店。商品の陳列も間接照明を使ったりととても凝っております。しかも店名はARORA PUTRA SPORTS AND MUSICという名前で、ギターなどの音楽用品も扱っているという卓球視点で見ると非常に珍しいお店。ラケットも箱から出てのディスプレイなので手に取って重さや感触を確かめることができるのが新鮮でした。

オーナー「日本からきたのか?日本の卓球メディアなら、それなら日本のAndroのジョージ知ってる?」

ジョージ? ジョージ? 譲治?
おー、Andoro Japan会長の山崎譲治さんですね。

山崎さんは以前にこの王国ブログでもブログを書いていたことがあり、直接の面識はないものの、「I know who he is ! He used to write the same official blog with us !」と、いかにもブログ仲間のように説明したら、急に仲良くしてくれました!(山崎さん、すみません・汗)

2FはショールームのようにAndoroの商品などがディスプレーしてあり、とてもオシャレな空間になっています。

息子さんと親子で経営しており、ふたりともバリバリに卓球をするとのことでした。

なので、もし近場でどこか卓球見学やら練習に参加させてもらえる場所があれば教えて欲しいと伝えたところ、今日の夜に近くのスポーツセンターで卓球の練習ができるところがあるから参加したらよいと情報をいただくことに。

そこは公共のスポーツセンターであるものの、今夜はひとつのクラブチームPTM Mutiara Indahのメンバーが中心に練習をしているとのことでした。なので今日はオフの日でしたが、滞在してるホテルからタクシーで15分くらいということだったので、夜はそのスポーツセンターに顔を出すことに決めました〜。

オーナー「この後はどうするんだ?」
ヒラヤマ「とりあえず、一度ホテルに戻ろうかと?」
オーナー「じゃあ、スタッフにホテルまで送らせるよ」

えーーっいいんですか?

と、オーナーの車でホテルまで送ってもらうことに。歩いても20〜30分くらいでホテルにもどれるものの、やはり気温は40度を越えてます。これには本当に感謝です!

インドネシアの人は優しいな〜♪
しかもオーナーの車めちゃくちゃ立派です!

ジャカルタで卓球三昧!その3

タイでもそうでしたが、さらに南のインドネシア。気温も高いが湿度も高いです。

Duri Selatan 2のメンバーの皆さんと試合をさせてもらいましたが、ひとりだけ汗ぐっしょりのバテバテ状態・・・。空調もほどよく効いているのですが、やはり日本の気候とはちょっと異なるため、チームメンバーと比較してもひとりだけヘロヘロ状態。

Aloiオーナー「とりあえずこれ飲んで、これでも食べてよ」

差し入れられたドリンクとドーナツのような甘いパンが、激うまです!このクラブでは練習時は、いつも飲み物と食べ物が用意されているらしく、練習の合間にいただくそうです。ありがとうございます。マスカットのような爽やかなドリンクと絶妙な甘さのドーナツが疲れを吹き飛ばしてくれます。

インドネシアはマレー系の人種が多いのですが、このクラブに集っている方々は中華系のインドネシアの方々。日本ではあまりピンとこないかもしれませんが、宗教的には国民のほとんどがイスラム教で、中華系の方はキリスト教、仏教が多いでしょうか。僕のもつイメージは中華系は華僑の方が多く、経済的にもリッチな方が多い感じです。

で、ドリンクとスイーツをご馳走になった後は再びメンバー達との試合を再開〜!大汗。ほとんどのチームメンバーとの対戦となったので試合は1ゲームマッチにしてもらいましたが、その結果はというと・・・秘密ですw。

笑いあり、ちょっとした緊張ありの日本とインドネシアの交流を兼ねた楽しい時間となりました。皆さん、日本人と対戦するのは初めてと言っていました〜。

このチームは週3回、この場所で練習をしているらしく、リタイヤしている人からビジネスマン、お医者さんなど職種は様々。機会があれば、日本のローカルチームと対戦してみたいよ〜と話しておりました。正直、クラブ選手権に出るか出ないかレベルのチームなら結構面白い試合になるんじゃないかな〜と感じました。

そして帰り際にはなんと、チームのユニフォームをいただくというサプライズなプレゼント。

Aloiオーナー「次回、インドネシアにくる時はうちのチームから試合出てね」

思いがけないプレゼントに感動です。はい、喜んで出場させていただきます〜。

で、僕の背景にちょこっと写っているサイケ柄の布地なのですが、なんとなんとこれは繊維関係の業務に携わっているAlioさんだから制作可能な卓球台用のカバー!

卓球台を常に常設しているからとはいえ、ネットを装着したままでそのまますっぽりかぶせられる卓球台カバー、しかもサイケなパターンで最高です!メーカーでもいろいろと出ていますが、こんな感じのおしゃれなのないはずです!恐れ入りました〜。

皆さん、どうもありがとうございました。また遊びにきたいと思います〜。

まだまだジャカルタでの卓球レポート続きます・・・

ジャカルタで卓球三昧!その2

今回、ジャカルタでの卓球事情をサポートしてくれるのはナショナルジュニアチームのコーチ経験もあるピウスさん。お父さんの影響でこどもの頃から卓球をはじめ、現在も若者たちのコーチングをしているとのこと。ちなみにTシャツからもわかるようにピウスさんはミズノの大ファンでした〜。

インドネシアにきて驚いたのは、実はジャカルタエリアだけでもかなり多くの卓球クラブが存在しており、各クラブが専有の卓球場をもっていることが多いということ。公共の体育館や施設ではなく、専有ですよ〜!!!

ということで早速、今回はいくつかのローカルのクラブチームの練習場にお邪魔させていただくことに。

最初に訪れた卓球クラブDuri Selatan 2は、なんとチームのオーナーAloiさんが所有するビルの中に卓球台を3台常設しているという練習場がありました!下のフロアは、オーナーのAlioさんが運営する繊維関係の会社になっており、そのトップフロアがこのクラブの練習場に。しかも無償で貸し出しているとのことで、チームメンバー嬉しいですね〜!

外からは全くわかりません。知らない人は絶対にくることはできないですね・・・。

壁面には各国のトップ選手の写真が飾られています。そして張本選手の写真もありました〜。空調も効いていてとても快適です。

皆さんの道具を見せてもらうと中国メーカー、そしてバタフライを使用している人が多いですね。「俺はこれ使ってるんだよね〜」とオーナーのAloiさんが見せてくれたのは、ニッタクのモリストSP。前回行ったタイではほとんど見受けることができなかったニッタクでしたが、その他にもG-1を使用している人もおりました。「これ、日本の伊藤美誠ちゃんが使ってるんだよ〜」と嬉しそうに話しておりました。美誠ちゃん、インドネシアでも人気ありますね〜。

前回、滞在したタイでは圧倒的に長崎選手の名前があがっていましたが、ここジャカルタでは伊藤美誠ー!、早田ひなー!、佳純ー!と多くの日本人選手の名前があがっておりました。日本でもそれなりに卓球が好きでないと、なかなか海外の選手の名前とか知らない人も多いのではと思うのですが、いかに卓球好きかということが民間レベルでも伝わってきます。ちなみに男子は圧倒的に張本選手、人気ありましたー!

若手から60代の方が参加しているのですが、その練習風景と卓球レベルは日本のローカルレベルとさほど変わりません。ここが日本と言われてもきっとわからないと思います。

そして、練習場の一角にはトロフィーや表彰状が飾られておりました。やはりそれなりの成績を残しているチームなんですね。

せっかくなので日本とインドネシアの親交を深めるためにも、メンバーの方達と1ゲームマッチにてラケットを交させていだくことに〜。

いやいや、どうして日本の人たちと練習、試合しているのとさほど違いはありません。インドネシアからの世界で活躍するトップ選手たちを見受けられないから、ローカルレベルもそんなに高くないのだろうと思っていましたが、決してそんなことはありませんでした〜!日本の卓球人達ともぜひ試合してもらいたいーと思いました。

ジャカルタで卓球三昧!その1

再びコロナによるパンデミックが起こる前に海外に行っとけ〜!という訳ではないのですが、今回はインドネシアでの卓球事情をチェックするためにジャカルタへと飛びました〜!

インドネシアというとやはりバリ島。きっとこのブログを見てくれてる方の中にもバリのビーチへ行ったことがある人もいるかもしれません。しかしながら、僕が目指した先はインドネシアの首都ジャカルタ。そもそもインドネシアは何千もの島からなる国なんですよね〜。そのメインランドである首都ジャカルタのあるジャワ島に行ってきました〜。

卓球に関してはインドネシアで国際的に活躍している選手もあまり聞いたことはありません。インドネシアでは卓球はどうなんだろう?という疑問が正直かなりありました。検索エンジンで調べてみると、圧倒的に人気なのはバトミントン。やはり東南アジアではバトミントン人気ありますね。そしてサッカー、バスケット、テニスと続き、卓球は全くヒットしません。

町中を散策しても、卓球とは縁がなさそうな人ばかりのように感じます。

これはまずいな〜とばかりに、卓球王国に連絡を入れるも、インドネシアとの強い卓球ネットワークはなさそうです。ジャカルタ在住の友人のインドネシア人達に連絡をとってみるもの、周りに卓球をやっている知り合いなどもおらず、阿吽が立ち込んできます・・・。

過去、海外に出向いて卓球とつながらなかったことは一度たりともありませんが、今回はちょっと不安がよぎります。

卓球、ジャカルタなどのキーワードで調べてみたところ、それなりの数の卓球練習場らしきものがひっかかります。

しかし、さらによく調べてみると、スラム街ではないけれど、車ではたどりつけないような、ちょっと治安の悪そうな場所にあったりと、調べれば、調べるほど不安が頭をよぎります。

とは言え、フィリピンのガチスラム街散策、メキシコで銃を突きつけられた経験に比べたら大したことはありません。

まあ、腹は減っては戦はできぬ、ということでインドネシアの焼き鳥、サテを食らいつくことに〜。

そして、出たとこ勝負で行ってみよう〜っと腹をくくった矢先にインドネシア卓球協会から連絡が入り、ジャカルタでの卓球をナビゲートしてくれる方を紹介してもらえることになりました〜。という訳で、ジャカルタでの卓球事情!がっつりチェックいたします〜!

2日連続での大会出場

あの連日暑かったアジアから帰国した日本も、すっかり暑くなっておりました・汗。
トップレベルの選手達と異なり、ローカルな卓球愛好家たちのこの時期の試合は、いかに暑さを制するかが技術同等のポイントになりそうと思うのは僕だけでしょうか?

そして帰国後すぐに待ち受けていたのは相模原市の団体戦の卓球大会〜!去年はじめて5部にて参加させていただき、あららら・・・と勝ち続け、4部、3部と昇格し、2部を目指す場違いのところにての出場です・汗。

個人戦なら、正直国内でたまってしまった仕事をやらなくてはならないため、欠場となるところですが、団体戦ということでそうもいきません。ダメ元で出場するなら、ダメなりに頑張ろう〜!っと思ったところ、なんと1位通過で2部に昇格が決まってしまいましたー!

奇跡です。

まあ、実力だけがすべてではありません。
運、そして運、さらには運と、いろいろな要素があるんですよね、きっと・汗。
ということで半年後には、2部にて戦うことに・・・。まさに茨の道とはこのことですね・汗。

そして奇跡といえば、もうひとつ。
実は奇跡的に1位通過した翌日もなんと別の大会に出場することに〜!そう2日連続の試合です。(よくそんな時間あるねーっとクリエイター仲間にはツッコまれますが、いや全然時間ないんです・・・)仮にあったとしても、通常家族が許可してくれません。(本当、よくかあちゃんが許可してくれたな〜と感謝です)

2週連続で試合に出ることも1年にあるかないかのレベルですが、2日連続での大会出場となると多分大人になってから初めてではないかと・・・大汗。

ということで、前日の試合で筋肉痛の下半身に鞭をうって、神奈川県は大和市で開催された団体戦の大会に出場してまいりました〜。

オープン大会ということで、強い選手、若い選手も結構参加されていますね〜。そんな中、今回参加させていただいたチームは50代の僕が一番若手というOVER THE HILLのチームです。

この体育館(大和スポーツセンター)には初めてきたのですが、駅から徒歩圏内というのもあってか、多くの参加者が参加されていました。男子は2シングルス1ダブルス、女子は3ダブルスと、男女別々の内容の団体戦。試合にはそんなに出ていないというのもありますが、男女別々の内容での進行は初めてでした〜。

しかも男性より女性の参加者が圧倒的に多く、全体の半分以上の卓球台は女子の試合にて使用されていました!女性の参加者が多い、女性に人気があるというところは、一般的に運営もしっかりされているとこが多いですよね〜。

第二体育館にも卓球台が設置してあり、家族やこどもたちが楽しそうに卓球をしておりました。いやーなんか、アットホームで素敵な感じいいですね〜。簡単な卓球指導みたいなこともおこなわれていました。

隣接している競技場もとても綺麗で驚きです。この日は陸上協議が行われておりました〜。

新しいところに来るとついつい散策をしてしまうのですが、体育館にもどって試合です。

大人になって初めてというのもありますが、2日連続での大会出場は思っていた以上に打球感覚やサービス感覚があり、遠い昔の学生時代を思い出しますね〜。(この日も相変わらずサービスミスは連発していましたが、前日よりはマシでした・苦笑)。しかしやはり2日目、下半身が結構悲鳴をあげておりました・・・。(アスリートじゃなく、クリエイターというのを忘れておりました!)

とにかく若い人との試合は、ラリーのテンポ、スピード、パワーが違います。活字で表現するなら、目の前を通り抜けていくドライブやスマッシュにカラダが反応できないというより、今何か通った?といった感じです・笑。

とは言え、若い選手も現役バリバリではありません。練習不足からのミスはそれなりにあります。そしてポイントをとった時の雄叫びなら張本選手以上に、僕も頑張れます!笑。まあ、試合の方はおじさんとしてはそれなりに頑張ったと思いますが、うちのチームは予選2位あがりで、トーナメント1回戦敗退となりました〜。

今回、女性の参加者が多いということで体育館の外のあちらこちらから参加されている方々の声が聞こえてきます。

「〇〇さんのスマッシュは男性紛いのパワーあるよね。女性じゃないんじゃない!」「あのサービスすごいむかつく!あれがなければうちが勝ってったのに!」「あのババアなんなのー!」

以下省略・・・。

普段はあまり聞いたことのない女子卓球の一面を見てしまいました・汗。

まあ、そんなものですよね・苦笑。

初めての大和市での卓球でしたが、スムーズな進行のもと、とても楽しめました〜!また機会があったら参加させていただきたいと思います。

関係者の皆様、運営お疲れ様でした〜!

※大和卓球協会の許可を得て撮影させていただいています。

 

 

 

微笑みの国タイの卓球 その5

ジュニアのクラスでは、日本の卓球スクール同様に、フォア、ショート、バック、サービスと、基本練習からオールラウンドの練習に入ります。

そして印象的だったのは、複数のコーチが常に各台をチェックしてアドバイスを入れていることです。単に生徒同士が打ち合っているのではなく、要所要所でコーチが声をかけてまわっています。

時に全生徒を集め、全体に指導をすることも。いつも見られている、指導されているといった中で、生徒達の表情もとても真剣なのが印象的でした。

実はヒラヤマユウジ、先ほどサイドテープを貼ってもらったラケットを持参しており、タイのジュニアとラケットを交わそうと思っていたのですが、この空気の中ではとてもじゃないけど言い出せませんでした〜!大汗。

さらには3日後の週末には試合があり、日本からきたじじいのせいで感覚がくるってしまった〜となってしまったら元もこうもありません・・・苦笑。

練習の側では、生徒達の親御さんたちも日本の教室と同じように送り迎えを兼ねて我が子の頑張って練習している様子をチェック!とはいえ、週6日ですよ・・・。これには頭が下がります。しかもタイの方とはいえ、僕と同じように皆汗だく、扇風機をまわして暑さをしのいでおりました。

正直このアカデミーの生徒達のレベルはかなり高かったです。実はこのアカデミーはできてからまだ8ヶ月しか経っておらず、今後ここで学んだこども達が国際大会に顔を出す日もそんなに遠くないように思えました。

日本の卓球業界もそうですが、日本の卓球が強くなるためには、単に選手の努力だけでなく、そして卓球協会の存在だけでなく、そのさらにまわりにいる卓球を愛し、熱い思いをもった大人たちが真剣に動くことにより、可能性や道が開けてきたと思います。

ここタイでも今回知り合ったDonさんやPakornさんをはじめとした卓球を愛する人たちの存在が確実にタイの卓球を強くし、選手たちの道を切り開こうとしていると感じました。

そして近い将来、国際舞台の会場で今回頑張っていた皆さんに会えるのを楽しみにしていますー!!

今回は十分な時間がとれず、タイの人たちと卓球ができませんでしたが、ぜひ次回は王国の編集部も引き連れ、ラケットを交わしたいものです〜。タローさん、ご指名かかってましたよw。

微笑みの国タイの卓球 その4

今回のナビゲーターを務めてくれているPakornさん。バンコク市内の複数の卓球ショップのオーナーさんという認識でいたのですが、なんとなんと実は本格的なジュニアの卓球クラブ「DONIC SCG TABLE TENNIS ACADEMY」をもうひとりのタイの元ナショナルコーチの方と一緒に運営されていました。

ということで、そのクラブチームの練習している練習場へと案内してもらうことに。

連れていってもらった先にあったのはすごく立派な体育館〜!大汗。メインはタイでも人気のバトミントンを中心に使用されている体育館のようですが、卓球のナショナルチームの選手達もここで練習することもあるらしく、とにかくとても立派で素晴らしい施設です。

そしてPakornさんの営むアカデミーのコーチ達は元ナショナルチームのコーチ経験者が多くいます。ヘッドコーチのKorakij Sermkijseree氏も元ナショナルチームのコーチです。

練習をはじめる前の準備運動っと、ここまでは日本でもよく見る光景ですが、この後のラケットを使わずのストレッチとフットワークに、みっちりと時間かけるところは、日本のジュニアスクールの練習方法とちょっと異なります。限りなく日本のナショナルチームの練習スタイルのように思えました・・・・。

えー、まだやるのー?というくらいストレッチとフットワークに時間をかけておりました。前後左右への足の動きは細かい動きを必要とする卓球では本当に大事です。フットワークはラケットをにぎらず、シャドーにて様々なバリエーションにておこなっていました。

そしてストレッチ、フットワークが終了し、ようやくラケットを握っての練習がはじまります。

その前にまずは給水。写真では感じられないかもしれませんが、実は体育館の中は冷房は効いておらず、かなり蒸しています。外に比べたら涼しいものの、タイの気候に慣れていない僕にとっては何もしていないのに汗がダラダラと溢れてきます。真夏の日本の小学校の体育館のような感じでしょうか・・・。

このアカデミーでは練習は週6回1日3時間。学校に属した部活動がないタイですが、学校の授業終了後に自宅にもどり、皆アカデミーに通ってくるとのことです。

そしてようやくラケットを握っての練習開始です。日本でもそうですが、タイでも皆待ちに待ってたかのようにラケットを握り各コートに散らばります。

基本的には年の近い者同士、卓球のレベルの近いもの同士であらかじめ決められた相手と練習を行っていました。

このアカデミーに入ったばかりの生徒や低学年の生徒はフリーで打つのではなく、数台を使い、各台にコーチがつき、多球練習にてフォーム、ボールを弾く感覚、ボールを狙ったところに打つ感覚などを身につけるための練習をおこなっています。

正直、一般の卓球アカデミーであるのですが、日本の味の素ナショナルトレーニングセンター並みの強化チームの練習のようにも思えるくらい、ビギナーのコースもコーチも生徒も真剣に練習に取り組んでいました。

狙ったコースに打つための練習にはカラーキューブを使用しておりました。徐々にキューブの間を狭めたりして狙ったところにしっかり打てるようにの基本練習ですね。ちなみにこの女性のAnisara Muengsukコーチはスターシニー選手の元コーチでもあります。

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