別冊卓球グッズが発売しました。
そのため、新作用具については、本を見てくださいとしか言えません(笑)
ということで、今日はルールについてお話しようと思います。
なぜ急にルールを?
と思う人もいると思いますが、ちょっと前のブログのコメントで
「グリップ底のvictasのプレートが取れてしまったんですが、ルール的に問題ないですよね?」
というコメントに
「問題あります。くっつけてください」
と、答えたら、
「VICTASはグリップエンドにJTTAA刻印が有るはずなのでロゴプレートごとき問題ないと思うのですが。
適当に答えちゃ駄目でしょ」
と別の方からコメントがあったので・・・
あれー、そうだっけなー。思ったので、調べてみました。
というか、自分もJTTAだけあれば良いんでしょ!と思っていた口でしたが、前に記事で見たことがあるなーと思ったんですよ。
2010年6月号「続・卓球ルール早わかり」に事例がありました。
この時は「ラケットのレンズが外れたら?」という質問でした。
話の流れとしては、JTTAの刻印は残ってるけど、レンズが外れちゃった
そんなラケット、結構あるし、
選手にもレンズが外れたまま使っている人もいるから大丈夫だろうと思いがちですが、
厳密に言えば、使えません。
刻印はもちろん、どこのメーカーのラケットなのかが表示されていないと使えません。
ブログのコメントでのラケットはVICTASなので、レンズにメーカー名が入っているのがほとんどですが、
その仕様はメーカーやラケットによってバラバラなので、プレートはくっつけておいたほうが正解。という感じでの答えで良いでしょうかね。
審判長の許可を取れば良いという意見もありますが、それは許可が出る前提ですよね。
もし、すごく頑固でルールに厳密で、許可を出さない人だったら、どうしますか?
審判にもいろんな方がいますので、もし柔軟に対応してくれない人だったら・・・もし審判長が見つからずに試合時間が迫っていたら・・・。と考えると、常に突っ込まれないような用具で臨むことが良いと思います。
グルグル巻のグリップテープも本当は剥がして確認します。
卓球のルールは本当は厳格で厳密なのです。
でもそれを無視して「良いよ、良いよ、平気。プレート取れても大丈夫だよ」と、言ってしまったら・・・それを盾にして、「卓球王国の人が大丈夫だって言ってた」とソースにされてしまうのは怖いのですよ。
ということで、意外と知らない用具のルールでした。