中国女子の用具

中国選手の用具についてコメントで質問があったので、ちょこちょこ上げていこうかなと。

正直、ラバーはみんな統一と言っても良いくらい同じ。

フォアはキョウヒョウか天極のどちらか。しかもブルースポンジとか、白スポンジとか真似しても仕方がないので割愛。バックは05か64のどちらかなのでこれも割愛。王励勤はバックもキョウヒョウでしたが。

ではラケットについて紹介していきましょうか。

今日は中国女子です。男子は後日。

女子の間では劉詩雯が流行っているよう。

本人はもちろんです。

あとは後輩達

王楠の再来と言われる文佳も劉詩雯使用

陳夢も使ってます。

一方、この子は劉詩雯と同じブレードだけど、インナーフォース・ZLFを使用

なんか性格が出てますね。ライバル心むき出しの朱雨玲。

「使ってやるもんか!」とか言ってそう。

混合ダブルスだけ出場した饒静文はバック表ソフトの今時珍しいタイプ。ラケットはローズウッド、表ソフトはスペクトル。

根強い人気のスペクトル!まだまだ現役です。

李暁霞、丁寧、郭躍の五輪トリオは相変わらずのエバン&ローズのハードウッド系。

試合中は鬼の形相をしている李暁霞も練習中はニヤニヤです

後ろのおっさんが笑わせていました。

全然関係ないですが、昨日ある男から「今シーズンはスティガのローズウッドXOでいくぜ!」とメールがありました。

中国ともましてや、女子でもない人です。

oh〜〜〜中野祐介。自称・広島のスターであり、福山市の誇り。

まだまだ卓球界は彼を必要としている・・・・のかな

焼肉に行かなきゃ!

本日は取材兼20歳おめでとー&祝大学入学

というわけで、新宿で神くん、町くんの二人と焼肉へ!

 

神くんは本日は国体予選で負けてしまい、「飲まなきゃ!!!」と。

20歳になった神くん、飛ばしてます!

 

町くんは高校時代から個人的に好きな選手で、明治大に、東京に来たということで、呼ばなきゃ!と急遽召集させていただきました。

取材は滞りなく進み、あとはいろいろ卓球話

面白かったです。

 

神くんはもうハイ状態!

ぼくも酔っ払いました。

町くんは未成年なので飲めず、1人白い顔。

 

ナイスガイに挟まれて楽しい夜でした。

ちなみにカメラマンは歌舞伎町のキャッチさん(卓球人)です。

ブロックがえぐい卓球人のキャッチさんが撮ってくれました!

シューズの格差

佳純ちゃんが言っていた「馮ちゃんと色違い」という馮天薇のシューズは

ちょいエメラルドのいかすカラー!!コレほしいね。

こちらはユ・モンユのイエローバージョン。こっちも良いね!

中国チームはミズノと契約しているが、特別仕様とプローパーのものといろいろ格差(?)があるみたい。

インソールはみんな特注と聞いたことはありますが。

まだまだ若手の彼女らはもちろん市販用

こちらは馬龍先生

一瞬、ドライブエースに見えるが、アウトソールはドライブ6で、アッパーはメッシュ仕様。

あれ?シューズにはドライブエースって書いてある。

でも別バージョン。ドライブエースの特注と言ったところでしょうね。

 

李暁霞姐さんも一見ドライブエース

しかし、アッパーメッシュ&アウトソールは、、

ごらんのとおり! メダル2仕様。しかし、色が派手すぎる。しかも姐さん、シューズに名前も入っております(かかと部分)。

決勝で惜しくも敗れた劉詩雯は

メダル2アウトソールにメダルバイオ的なマジックテープ

同じくチャンプ張継科

劉詩雯と同じで

スウェード&マジックテープ。かかと部分にはイニシャル入り

 

丁寧は前回チャンプで金メダリストを誇らしげに表現したゴールド

アッパーはスウェードで、アウトソールはメダル3。

 

中国チームの中でもチャンピオンクラスは特別仕様で作られている感があります。

キングはしっかり名前入りだし

 

シューズもいろいろ見ました。アディダスやナイキも。

その中でこのシューズ、なんだろなと

今大会混合ダブルス優勝、北朝鮮のアムルタート使いキム・ジョン

なんとKason(カーソン)のシューズです。

バドミントンシューズですね。

みなさん、シューズにもさすがにこだわっております。

 

あ、でもひとり、この人は・・・・ある意味こだわっているのかな?

またまた登場! マツモト先生(左)

この人、なんと、シューズはまだキレイなのに・・・

補強!

しかもサイドテープで!

これはこだわり、、、ではなく大会中に穴が空いてしまって急遽ふさいだ苦肉の策・・・・と思いたい。

メーカーブースがあるんだから買えばええやないか!というツッコミはなしでお願いします。

ダブルスで光る!

彼の名はピシュテイ

なんだかよくわからないが強い国、スロバキアの2番手でWRは172位(1番手はカイナット)

シングルスでは陳建安にストレートでスコられましたが、男子ダブルスでは日本の健太・丹羽を追い詰め、大活躍。

それだけではなく、なんと混合ダブルスでは

マチャド(WR106位)/シェン・イェンフェイ(WR7位)に勝利!

ピシュテイ頑張る!

さらに勢いに乗り、、

ガオニン(WR16位)/馮天薇(WR4位)にもフルゲームで勝利!

すげぇよピシュテイ!!光っているよピシュテイ!

フォアのラバーはなんだこれ?ヨーラの新作かな?見たことない。

ITTFのラバー登録サイトを見たらそれっぽいのがあった。発売は秋かな?

バックはリズム425に間違いない!

そしてラケットは

ストラタスサムソノフカーボン

このラケット、ちょくちょく見ました。

野獣先生・トキッチとか。トキッチは両面にエボリューションMX-P

鋭いドライブを打つ選手に人気ですね。

インナーフォース・ALCの軽量版みたいなものですから、使いやすいのでしょう。

でも他の名前のラケットって選手としては使いたくないって聞くのですが・・・海外はあまり関係ない、気にしない選手が多いみたい

 

本当にティモボルブレードはいっぱいみました。

あっちゃこっちゃ!

こちらはティモボル・スピリット。日本では廃番ですが、海外ではまだ売っているようなので、これも多かったです。もう「ティモボル」は卓球用具語ですね。

ちなみに先述のカイナット(スロバキア)もティモスピ

バックが鬼速かったです。

目の前で見ると超デカイ男。スカチコフはレジェンド選手、ワルドナーのラケット。

でも本人使用ではないウルトラのほう。

フォアのラバーはしっかりブルーファイアM1。

あ、会場でJP1を買いましたが、結構良いです。さらに回転!回転!という感じで、弾きの良いラケットと相性が良さそうでした。

 

ミスター・ホームランの陳杞はもはや何でもいいんだな。後輩のラケットを使うとは。

タマスの岩瀬さんの話だと「張継科選手には20〜30本くらい送っているんですが、なかなか試合で使ってくれないですね」ということですが、、、、

ん?

張継科、横流ししただろ!

岸川くんが来た!

今、岸川くんが来社されました。

岸川の一流技ももうすぐ最終回。

みなさんDVDもよろしくね。連載では紹介しきれなかったテクニックが満載です。2枚組で100分超え!

宜しくお願いします!

 

パリ大会の銅メダルも持ってきてくれました。

右から営業の宮内、岸川くん、副編集長の大塚、んでもって自分。

自分は偶然、パリ大会シャツ。

へっへっへ、これが銅メダルだぜ!

ちなみに箱はないみたいです。

「日本がしっかりしすぎなんですよ。外国だと箱はほとんどないです」(岸川くん)とのこと。

 

裏側にはちゃんと男子ダブルスの銅メダルというのを記載。

 

これだけじゃ、台隅ではないので、やっぱこれに乗せないと!

うお!結構重い!

146gかぁ。片面の日ペンよりは重いな。ズシっとくる。

世界選手権の乙女(?)

普段は大きいのに

構えのポーズは

超ミニマム!

彼の名はプラトノフ(ベラルーシ)

 

あ、名前は似てますが彼ではありません。

この人は、大阪大会のベルギー決勝進出の立役者

バンダナ男、ブラタノフ。この人を「陽」とするとプラトノフは陰です。

 

皆さんの周りにもいませんか?

卓球は強いけど、なぜかちょっと憧れられない選手。

打ち方、構えが格好良くない。言ってしまえば、おかまっぽい。

プラトノフはそのスタイルで世界選手権で活躍しております。

 

後ろ姿もちょこんと。

混合ダブルスは女子より小さく!

太ももの筋肉がつりそうです。

 

サービスに入る時の動作は、、、

やっぱりちょっと格好悪い。

打球はあくまでコンパクトに!

これでよく勝てるなぁ。世界ランキング160位くらい。フィリモンより高いのかぁ。これから彼を乙女と呼ぼう。

やっぱ、こっちのほうが強そうだ。いや、怖いだけか。

ちなみに乙女の用具はキーショットライトにテナジー。

ピンクのグリップに深紅のスポンジ、やはり乙女。

 

会場にはもうひとり乙女がいました。

彼はキューバの選手

坊主頭に屈強な体!

しかし、

ピアス&後ろにちいさなワンポイントお団子

 

そして

よく見ると、まつげを上げてます。

乙女だ

クルクル回す

藤井寛子さんとシングルスで対戦したビレンコ。

この選手、カット型なんですが、ラケットをめっちゃクルクル回します。

フォアを赤面(粒高)でカットして、

バックも粒高で返して、、、

 

クルクル!

この人、恐ろしいことに、前陣で粒高面でも打ってくるんですよ。常に回しているからもうどっちで打っているのかわかりません。

でも、さらにすごいのが、この人のダブルスパートナーです。

彼女の名はガポノバ

ガポノバはラケットをさらに回します。回していない時がないくらいで、ボールが来たら回すのを止めて打球します。それまでずーっと回しています。

しかもねーー、またこのふたり、、若干似ているんですよ。

しかも、しかも、

ふたりとも粒高で打つのが上手いんですよ。

前にいて、いきなりパチ!っと打ってきます。

漫画のような必殺フォーメーションを見ているようでした。

「ふふふ、我らカット姉妹の変化攻撃を見切れるかしら?」とか言ってそう。

 

ちなみに用具は

ビレンコ ディフェンスα タキネスドライブ フェイントロング2

ガポノバ ディフェンスⅡ 以下同上

クラシックですね。

 

他のカットマンも粒高で打つのが上手かったです。

佳純に勝ったリ・ミョンスン

この子は、打ちやすい粒高のフェイントソフトでした。

ブチ切れは出せないけど、粒高でもちょいとしたナックルカットが出せるので、オーバーミスを誘いやすいです。

わちゃー!といきなり打っていけるのも魅力です。

 

おまけです。

この特注ジャージ、この人しか着られませんね。

エリの後ろにきらりと光る「輝」の文字

 

孔令輝しか着られません。

 

とりあえず足でも見てみよう

世界選手権ではほとんどがシェークで、ペンはたまにいても皆中国式。

そんな中、現存する日本式の選手と言えば、彼です。

ミスター・マツモト!

マツモトカズオ

さすが、水谷に勝った男です。

間近で見たら、超強い!超上手い!超ボールタッチすげぇ!

フォアドライブは当然ですが、中陣からのバックプッシュが必見です。

ここから弾いてきます。そして、相手がのけぞるくらいのスピードでぶち込んできます。

いつもダボダボのウェアなので、太って見えますが、足は細くガッチリしていて、アスリート体型です。

ラケットは昔はヤサカでしたが、今回見たら、

サイプレスMAXでした。それにテナジー・05です。まさにパワーペンドラ。

久々に良いもの見れました。

 

そうそう、アスリートの足と言えば、卓球王国取材班と一緒に行動していた元全日本チャンプの星野美香さんが「アスリートかどうかは足でわかる」と言ってました。

というわけで足に注目してみましょう。

キューバのカンポスの美脚(男ですが・・・)

 

セイブのようにまくし上げです

こっちが本物ですが、カンポスのほうが上げてますね。

元祖敗れる。

 

こちらは日本が誇る太もも野郎のぶっとい太もも。

健太君が「兄ちゃんの太ももはすごいと思っていたけど、目の前で見たら王励勤はもっとすごかった(笑)」と言ってました。

これが王励勤の太もも。高いレベルの対決ですね。

けど健太君の太もももすごいよ。

健太くんの太もも。やっぱ王励勤、すげぇな。

 

そんな中、あれ?って思ったのが、

米国のヒロイン、アリエル・シンちゃん(右)。

この子、ミックスゾーンを通る度になんか違和感があったんだよね。

足、じゃないんですよ。

足下、なんですよ。

 

サンダルーー!

試合が終わると、必ず靴下まで脱いで、サンダルに履き替えて移動していました。

風通しの良いTシャツにショートパンツ、リュックにサンダルなんて、まるでビーチだね。

 

これで会場をスタスタっと!

世界選手権後の広島

世界選手権のネタの前に広島ネタを。

世界選手権から帰ってきて23~24日は、38度の熱でくらくらし、なぜか人生初の痙攣を夜中2時に起こし、死ぬんじゃないかと思った(汗)

 

そして元気になった25~26日で友達の結婚式のために広島へ行って来ました。

広島には?(ぼくの周りだけか?)数々の卓球ネタがちりばめられていますね。

 

まず泊まったホテルのロビーに

ん??なんか見たことある!

ほかには雑誌はなく新聞しかないのに、、、なぜか

卓球王国!ほかにも6月号がありました。

あまりに不思議だったのでボーイさんに「なぜ??」と聞くと

「卓球の選手が泊まっていった際に置いていかれたものです」

理由は普通だが、置いていったものをロビーにしっかり置いておくホテル側の卓球熱が素晴らしいということか。世界戦があったからかなと思ったが、広島はテレビ東京映らない。

きっと「ここにおいて置けよ!置けよ!」と強く要求した熱い卓球人の仕業でしょう。

 

と卓球から始まった広島。

友人の結婚式は翌日なので、レンタカーを借りて、「地元の人は絶対に行かない」というショッピングモール「マリーナホップ」へ

ここには

ヒロタクスポーツさんがあるんですよ。

中はキレイで広い!

卓球場も広い

せっかっくだから何かないかなーと探すと

おおおお!

張怡寧CSだ!しかも10年前の150本限定バージョン

5枚合板で重量はずっしり92g!

エンブレムも昔のタイプです。

店員の方の話では「ずーっと残っているラケットです・・・」

と困り顔だが、、むしろこれは買いだ!ということで購入しました。

広島、いいもの残ってます!

 

そのあと広島ミシュランのお好み焼き屋へ行き、

夜でも大行列。しかもお好み焼き屋だからなかなかハケない。

すごいです。体調が良いときに来たかった。病み上がりでは1枚食べきれず。

んでお店の前でよくわからないポーズ。

 

翌日は普通に結婚式に出席して、

みんな席に名前が書いてあるのに、自分だけ

似顔絵だったり(笑)

特別仕様で

自分だけ王国グラスでつがれたり、、、、

おい、この表紙、昨日もロビーで見たぞ・・・。

 

と、そんな土日でした。片道4時間の広島ですが、とても楽しかったです。

 

生活に卓球があふれてますなぁ。張怡寧は、とりあえず封印です。

日本到着

シャルルドゴールド空港に着いたら20時発の飛行機が遅延しており、22時40分出発に変更。

最後の最後まで何かがありますパリ!

選手団も同じ飛行機なので時間をもてあまし、みんな買い物してました。

便は違いますが、中国選手団もわらわらといて、

角を曲がれば王励勤とぶつかりそうになり、物を選んでいれば李暁霞が横から顔を出してきたり、許シンがカードが使えないとかトラブっていたり、トイレに行けば孔令輝が隣に入ってきたりなどなど。卓球ファンならたまらない状態でしょうね。

選手のよってはなぜかスーツでした。張継科はTシャツでサラダを食いまくってましたけど。

 

おもしろかったのが、倉嶋監督が持ち込み検査で「ビーー!」っとなり、ヒゲおじさんにめちゃくちゃ触られていました。

「このおじさん、胸を揉んでくる~~!」と笑っちゃってました。

そのあと鳴った人へのタッチは軽かったので、「あれ?なんで?」と倉嶋さん。きっとおじさんの好みだったのでしょう。

 

そんなこんなで12時間のフライトでPM17時過ぎに帰ってまいりました。日本は暑い、ねっとりしてる。けどこれがいいです。乾燥しているほうがノドを傷めます。私だけではなく、いろんな人がノドを傷めてました。

さあ、いま買い物したものを整理しております。

ドニックラバー4枚、ドニックパーカー1枚、TSPラバー2枚、公式シャツ3枚、紅双喜シャツ4枚、ティバーショーツ2枚、ティバーウェア1枚、バタフライシャツ2枚

その他もろもろで20品以上買ってきました。計6万円超・・・・・・・。

ブランド品1点より安いからよしとしましょう。

これはパリでみたルイヴィトンの本社。でかい!そしてガードマンが怖い。リュックサックなんかで入ったら「NO!」と門前払いに違いない

その手前では・・・・・・

警察に職質をくらうツタンカーメン。

パリは本当にいろいろありました。

小ネタはこれくらいにして、明日からは用具情報をあげていきます。

さて、時差ぼけで出勤に起きられるのか、、心配です(汗)