デジタルピンポン

クリエイターとして、2009年の横浜で開催された世界卓球の会場と、横浜のランドマークタワーのテレビ東京の世界卓球応援ステージに設置させていただいたのが、「デジタルピンポン/VJ SMASHER」という僕のメディアアート作品。

今ではよく耳にするプロジェクションマッピングの先駆けになります。当時はアートプロデューサーとして、東京芸大の先端学部の大学院生や映像、そして 東京工芸大学の学生の皆さんらと、この手のメディアアートのイベントを横浜市と共に開催しておりました〜。

同時にこの時期、我が家では卓球禁止令なるものが私に出ておりまして、全く卓球することができない状態にありました。 なんとか卓球ができないものか〜と思いついたのが、このメディアアートを駆使して制作したデジタルピンポンなのです。

動画を見てもらうと、一目瞭然なのですが、センサーにて、卓球の球の音をピアノなどの他のサウンドに変更したり、卓球台自体がプロジェクションされて、卓球のボールが台にあたると画像や映像が切り替わるという卓球とアートをコラボした作品なんです。

卓球をオシャレに楽しく、一般の人が楽しめるをコンセプトに制作しました。(決して自分が卓球禁止令中に卓球をしたいからだけではありません!ここのところ大事ですw。)

でも、作品を仕上げるためには、必然的に検証しなければならないので、卓球をやらなくてはなりません・・・・。

テレビ東京の世界卓球の番組では、当時イメージガールを務めていたAKB48の皆さんが番組内でこのデジタルピンポンに挑戦。楽しく卓球してもらいました〜。

無論、横浜大会に来場した多くの卓球ファンの皆さんにも開放していたので、このブログを読んでくれている読者の中にも、体験した人がいるのではないでしょうか。。。(来場者だけでなく、海外の選手、審判の方々、コーチ、実業団の方など皆さん、試合そっちのけでやってました〜!(プチ密告w))

この時、中国の国営放送の取材も入ったのですが、自分もメディアに携わる人間ですし、取材されてもきっと放映されないだろう〜とたかをくくっていたのですが、のちに中国入りした時に「このデジタルピンポン、テレビで見ましたよ〜。先生も見ましたよ〜」との声をいろいろなところでいただき、ちょっと舞いあがりました〜。

また国際卓球連盟ITTFの会長の目にもとまり、スイスにある卓球博物館に入れることを検討しているが、可能かですか?との連絡を会期中にいただき、「おーーーー、それはもうこちらとしたら願ったり、叶ったり〜♪」と喜んでいたものの、それ以後、何の連絡もありません・涙。

ランドマークタワーでのテレビ東京の世界卓球応援ブースではデジタルピンポンと共に、知人のロバート・ハリス氏らと共にトークイベント。とにかく一般大衆を巻き込むことに一生懸命がんばっていました〜!

この後、家庭内での卓球禁止令が再び発令され、しばらく卓球はできなかったのですが・・・汗。まあ、普段の行いが悪かったんです。

この横浜での世界卓球の時は、横浜市スポーツ振興課、(株)タマス、岩崎学園デジタルアーツ、県立相原高校、そして卓球王国の皆さんと本当に多くの方にお世話になりました。
改めましてお礼申し上げます〜。

また機会があればどこかの大会でお披露目したいと思います。

日本卓球協会の皆さん、よろしくお願いします。(NHKや横浜市のイベントでも使われてます。パクリではありませんので〜w。)

あでぃおす〜

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