カテゴリー別アーカイブ: 卓球あるある

グランドファイナル熱かった〜!

2018年のグランドファイナルスゴかったです。

格闘技でいえば、大晦日に行っているRIZIN、歌でいうなら紅白、そして卓球ならこのグランドファイナルといった感じでしょうか。

昨年2017年は、男子はオフチャロフ、女子はCHENが優勝し、ダブルスは大島・森薗選手が優勝、女子は早田・伊藤選手が準優勝という結果でしたが、今年は皆さんすでにご存じの通り、若干15歳の張本選手が優勝という快挙を成し遂げました〜。

結果をみれば4-1という圧巻の勝利なのですが、やはりライブで試合をみていると、もうハラハラドキドキの連続で勝利する瞬間まで目が離せません。行きたいトイレも我慢しての試合観戦となりましたw。

女子のダブルスも昨年の屈辱を晴らすかのような早田・伊藤選手のストレート勝ちでの優勝。実に見事でした。

上位入賞は果たせなかったものの、多くの日本選手の活躍に感動させていただきました〜。21点のルールで育った僕にとって、11点ルールは本当に実力差が出にくいシビアで難しいゲーム展開の競技だな〜と感じてしまいます。

しかしながら、今回このグランドファイナルのいろいろな試合を見ていると、いつもと何かが違う。

何だろう?

とにかく、選手達の空振りが多い、サービスミスは多い、ネットが多い、ラリーが続かない、etc….。

そしてその理由は王国のグランドファイナルレポートの中に書かれていたのですが、「表面がツルツルして飛ばない卓球台」だったそうです〜!

納得ですw

大会ごとに試合球、卓球台、湿気など、試合を行う上で多少の誤差を生み出す要素は当然あるとは思いますが、今回の大会はその誤差の許容範囲を大きく越えていたんでしょうね〜。

まあ、自分レベルならきっと全く気がつかないのかもしれませんが・・・大汗。

しかし、どこかの地方都市の市民大会ならともかく、年間の卓球界のトップを決めるグランドファイナルにてこのようなことは起こってはいけないでしょう〜。(正直、張本選手、早田・伊藤選手が優勝しているから怒りも半減していますが・・・)

確かに皆同条件にてプレーしているといえばそうですが、そもそも通常の卓球台でプレーしてきて選ばれたトップ選手達ですから、その最後の大会で異なった球質を生み出す台を使用するというのは、双魚、ITTFやはりあかんでしょ〜!という感じです。

まあ、張本選手、早田・伊藤選手が優勝してくれたから今回は大目にみますw。

半粒ラバー K.O. Pro検証 その3

クリエイターの僕ではこのラバーの検証にも限界があるため、表・粒・アンチなどの異質ラバーに詳しい卓球アカデミーストリームの小川先生に協力していただくことに。(ついでに前回このブログで検証したKillerも再検証〜!)

アカデミーを運営する小川先生、アタック8のアームストロングのラバーをはじめ、今回のDr. Neubauerのラバーなどもいろいろと検証しているらしいのですが、このKO Proは初めてのこと(というより、まだ日本国内で販売されておりません・・・汗)

そしてラケットを手に取ると、いきなり計測器を取り出し、粒の大きさをチェック。(先生、マニアックですね・・・さすがです)

小川先生「アタック8とのL粒より、若干小さいけどほぼ同じですね。でも粒が柔らかいですね」

そして早速マシン相手に試打を開始。

そして最初に出た一言が「思ったより使い辛くはないけれど、飛ばない!ですね。これはしっかり振れないと飛ばないラバーです」
小川先生が打った球が次々にネットにかかります。

小川先生「Dr. Neubauerのラバーはプロというのが商品名に記載されたものは、基本スポンジがさらに硬くなります。なので、それなりに力がないとこのラバーを使いこなすのは難しいかもしれないですね。KOの方がまだスポンジも柔らかく、このラバーよりは飛ぶと思います。」

やはりドイツメーカーのラバーということもあり、基本力(パワー)のある男性選手を想定して作られているため、日本人選手には不向きなのでしょうか。


パッケージもメチャクチャ男性的ですしね・・・汗。

小川先生「ただ一般的な粒高よりはコントロールしやすいし、下回転なども気にしないで打てるので、しっかりと振れる人で、粒高から変更するのはありかもしれません。逆に表を使っている人には難しいかもしれませんね」

僕のように使用した時に「うわ〜、これ面白い。ちょっと頑張って使ってみようかな〜」といった姿勢があれば、徹底的に練習をして、ラバーに慣れていくということも考えられそうですが、アタック8に慣れるため以上の険しい道が待っていそうです・・・。

せっかくなのでDr. NeubauerのKillerも検証していただくこと。

小川先生「おー、これはKO Proと違い安定していて打ちやすいです。アタック8よりも弾みます」

実は僕もKillerとKO Proをここ3ヵ月以上使ってみて、Killerの方がいろいろとプレイの可能性があるのではと思い始めておりました・・・。

小川先生「あとナックルとか攻撃とかいろいろな可能性はありそうですが、両方に共通してアタック8のようなふらつくような変化が少ないかもしれないです。そういった意味では扱いずらさはあるけれど、その見返りが少ない感じがします。」

ヒラヤマ「どういったプレイヤーにオススメですかね?」
小川先生「うーん、わかりません・・・・汗」

先生〜!

いろいろな異質ラバーの検証を行っている小川先生にも「?」マークをつけさせたKO Pro。

3回に渡る検証結果をまとめてみると

・KOよりもスポンジが硬く、コントロールしにくくなったがスピードが出る
・しっかりとラケットを振ることのできるパワーが必要
・変化はさほどない
・下回転、サービス回転などに全く影響されず攻撃できる
・ドライブマン相手にはメリット大

といった感じです。特に4番目の回転に影響されないというところが僕が数カ月にわたり検証している中では大きかったです。うまい選手だと試合で、サービスの回転がわからなかったりしてレシーブミスや甘いレシーブになってしまう事がありますが、そんな時にもリターンエースがとれるスピーディーな攻撃的レシーブを様々なシーンで演出してくれました。

それと対ドライブマンのドライブに対して、突き刺すような早いナックルでのリターンは効果的でした。

表や粒高でもっと攻撃的なプレーを増やしてみたいという方にはKO Pro使ってみてはいかがでしょうか。(今回検証していませんが、日本人にはKOの方があっているかもしれません)まずは、国内ですでに販売されているKOからスタートですかね・・・。

この3ヵ月に渡りの検証で僕はなんと手首と肘を痛めてしまいました〜!涙。今まで一度たりとも卓球で身体を痛めるということはなかったのですが、手首はかなりきています・・・・。やはり検証はほどほどにですかね〜汗。

全日本選手権危なかったよ〜

卓球コミック

全日本卓球大会のスーパーシードが発表されました。今年ももうそんな季節ですね〜。
数年前までは当日会場に出向いてもアリーナ席のチケットが購入できたのですが、一昨年、去年と、アリーナ席は前売りで完売状態。

ということで、すぐに公式サイトからチケットを購入しようとアリーナ席や指定席を眺めていたのですが、何かが違う。

何だろう?

よく見てみると、今年の大会はなんと例年開催されている東京体育館ではなく、大阪市中央体育館〜!

大阪ですか〜!!

危なかった・・・・です。

ということで、今までは東京だったから見に行けなかったという関西エリアの卓球人の皆さん、全日本選手権楽しんでください〜!。

大会会場でのお話

卓球コミック

社会人の皆さんは一体どのくらいの頻度にて卓球の大会に出場しているのでしょうか?

試合があれば何処へでもといったスタンスで、毎週のように大会に出られている方もいれば、大会に出ることは全く考えず、健康のために練習に励んでいらっしゃる方もいます。僕自身は大会に出場することは楽しいのですが、やはり比重は練習で汗をかいたり、ネットや大会会場にてトップ選手の試合を見るのが楽しいかもしれません。Tリーグもはじまり、試合会場での観戦の楽しみも増えました。社会人の試合も週末だったら、見に行けるのにな〜などとぼやいております・・・。

とはいえ、年間を通じて4〜5回くらいは自分の意思だけでなく、人数合わせのお豆として大会に出場したりしています。

そしてここ数年では、このブログの影響もあり、出場している大会や試合観戦の会場などで、声をかけていただくこともしばしあったりします。

ありがとうございます〜。

ただ試合会場などでは団体戦の前でちょっと集中している時に、いきなり背後から声をかけられたりすると正直ビビります・苦笑。

そのため、ろくに反応もできないこともあったりしますが、ご了承ください〜!!大汗。(まあ、ビビったところで、試合に影響が出るわけは全くないのですが・・・)

さらにはトイレなどで、声をかけてくる強者もおり、メチャクチャビビります。
これはさすがにご遠慮いただきたいです〜・苦笑。

以前には、

女性A「あーー、いつもブログとか王国とか拝見しています〜!」
ヒラヤマ「本当ですか、ありがとうございます〜」
女性A「ブログとかの内容楽しいです!」
ヒラヤマ「そう言ってもらえると書いている甲斐があります〜」
女性A「確か、本とかも出されてますよね、今度買いますね〜」
ヒラヤマ「ん?(確かに本は出しているが卓球ではなく、デザイン系の本なのですが・・・)」
女性A「確か、伊藤さんですよね〜?」

コラ〜!
それ伊藤条太さんでしょう〜!プチ怒。

まあ、いちいち説明するのも面倒くさかったので、「ありがとうございます〜」とその場を去ってしまいました・笑。

といったこともありましたw。

まあ、王国ブログで連載されている社会人をはじめとしたトップ選手やコーチなどとは異なり、皆さんと同じように卓球を一生懸命楽しんでいるクリエイターですので、試合会場で見つけたとしても指を指して笑ったりしないでやってください〜苦笑。へこみますので・・・。

でも、応援はべーリーウェルカムです〜!w

ぜひぜひ声を大にして応援していただけると、実力以上の勇気がわきますw。

まあ、いくらお豆でも人生が終わるまでに一度くらいは全国大会は出てみたいですね〜!

こちらのブログと連動し、卓球アカウントとしてtwitterもやっておりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします〜。

ヒラヤマユウジtwitter卓球アカ

皆で卓球盛り上げていきましょうね〜。

Tリーグ試合観戦レポート その3

Tリーグ木下アビエル神奈川とトップ名古屋の試合は2勝2敗ともつれ、Tリーグ女子初めてのビクトリーマッチへと。

ビクトリーマッチは1ゲームマッチです。

この1ゲームをとったチームの勝ちとなります。そして出場選手は、その日の調子やコンディションを見極めて、改めて選出されるというルールです。そして、このビクトリーマッチの対戦は木下アビエル神奈川の袁 雪嬌選手(中国)とトップ名古屋の鄭 怡静選手(台湾)。

心置きなく、トップ名古屋を応援できます〜!

が、試合の方は袁雪嬌選手の気迫のプレーと集中力で、このビクトリーマッチを制し、木下アビエル神奈川が勝利しました。

鄭怡静選手は体調を崩しているというような話を事前に入手していたのですが、やはりいつもよりプレイの調子が悪そうに思えました〜。でも、やはり袁雪嬌選手の集中力はすごかった〜。

最後の最後までもつれた今回の対戦に会場からは割れんばかりの拍手が。
今までの日本選手権などの試合観戦と異なり、試合観戦が本当に楽しかったです。(チームが勝利していたら、もっと楽しかったと思います。)

まだ産声をあげたばかりのリーグですから、今後どんどん充実していくことを考えるとかなりリーグ自体は盛り上がるのではないでしょうか〜。

日本ではあまり採用されていないマルチボールシステムのため、審判がボールを選手に渡すのを忘れ、選手から催促されたり、また、ボールをとんでもない方向に投げてしまったりと、そんな、ご愛敬的なものが見れるのも今だからこそといった感じですw。

今回の試合の中でちょっと気になったのは、観客と選手達の交流のタイミング。ハーフタイムの時にアリーナ席に座っていたこども達が「サインは今もらいにいっていいのかな?」と、選手達にサインをしてもらうタイミングというのがわからず、結局試合終了後にもそのようなタイミングが見受けられず、サインをもらえぬままこども達が会場を後にする光景がありました。

国際大会などでは、選手が試合後退出する時にサインなどをしてくれたりするのですが、この辺は、何かしらのサポートかアナウンスが欲しいところかもしれませんね。僕もタイミングがわかりませんでした・汗。今会場に足を運んでくれているファンの心はしっかりとわしづかみにしておきたいですからね〜。

なにはともあれ、Tリーグは今までの卓球観戦にエンターテイメント要素をプラスした楽しみ方を与え、そして出場選手には多くの観客に試合を見てもらう機会、そして自分の技術を磨く機会などをはじめ、卓球界に非常に意味のある多くの可能性を秘めているものだと思いました。

いろいろと大人の事情もあると思いますが、実業団ともうまく落としどころを見つけたステキな展開になってもらえたらな〜と願います。

僕はこどもの頃から野球観戦のために球場に足を運んでいましたが、Tリーグの方が20倍以上楽しかったですw。

とりあえずは、僕の中ではプロ野球観戦の予算がTリーグに移行する感じですねw。

正直、また時間を作って会場に足を運びたいと思いました。次回は男子の試合ですね〜。

単にチームの勝ち負けだけでなく、トップ名古屋の応援団がどのように進化していくのかも目が離せませんw。頑張れ〜w!

ということで、育ちも、現在住んでいるところも神奈川なのに、今回はすっかりトップ名古屋を応援してしまいましたw。

やはり会場に出向いたら応援するチームをしっかり作っておいた方が10倍楽しめることは間違いなさそうです。

今回出場こそなかったものの、張本選手の妹の美和ちゃんもベンチ入り。一生懸命ベンチから石川選手とチームを応援している姿がかわいらしかったですね。将来楽しみにしています〜。これはある意味、貴重なツーショットかもしれませんねw。

Tリーグ試合観戦レポート その1

平日に開催された開幕戦は残念ながら見逃したものの、まあ、両国国技館は大体どのくらいの大きさなのかわかるので、どんな感じで会場が作られるのかはなんとなく想像ができました。しかしその後の様々な会場で開催されるTリーグの試合はどんな感じで開催されるのが未知数で、とても気になります。

今回は、そんなことの観察もかねて、アリーナ立飛で開催されたTリーグの試合レポートをお送りしたいと思います〜。

初の週末となる10月27日の土曜日にTリーグの試合会場のひとつである東京は立川市にあるアリーナ立飛に足を運ぶことに。当日は終日雨との予報だったので、車にて会場入りしたのですがなんとプチ暑苦しい晴天に・・・。

頼むよ、あまたつ〜!!!

約30分前に現地入りしたのですが、会場周辺にはすでに試合観戦を楽しみにしている多くの卓球ファンがおりました。

入口を入ると、Tリーグオフィシャルグッズなどを販売しているブースが。(この会場では卓球メーカーのブースはありませんでしたね・・・)

試合会場に足を踏み入れると、ドイツなどのヨーロッパのプロリーグを感じさせるような、卓球の試合会場ができあがっておりました。1台の卓球台に対し、1500人規模の集客ができそうなスペースで、非常に試合を見やすいサイズに感じました。

今日この会場で観戦するのは、日本のエース・石川佳純選手率いる木下アビエル神奈川と台湾、香港、韓国などのトップレベルの外国人選手が多く所属するトップ名古屋の試合。

以前に僕のブログにも登場していただいた専修大学の安藤みなみさんも、このトップ名古屋の所属ということで、久方ぶりの安藤選手の試合をライブで見ることができる〜!と楽しみにしていたのですが、なんと全日本学生総合卓球選手権と日程がかぶり、こちらの試合には参加しないとの情報が〜!!

がーーん!

残念です・涙(ちなみに全日本学生卓球選手権にてシングル、ダブルスにて優勝していました〜!おめでとうございます〜)

試合会場では、卓球王国の高部氏と合流予定になっていたのですが、高部氏の姿がどこを探しても見当たりません・汗。

探すのを諦めて、携帯で高部氏に連絡を取ってみると

高部「ヒラヤマさん、すみません〜!連絡するの忘れていたのですが僕、急遽全日本学生卓球選手権の取材になってしまいました〜!!!」

えーーー、高部さんも全日本学生卓球選手権ですか〜!!!大汗。
そうですか、みんな兵庫なんですね・・・・。

そんなやりとりをしていると、選手達が入場してまいりました。

観客席も良い感じで埋まっていて、進行のMCの元、拍手でむかえられ選手達のモチベーションもアップします。

客席上段には左右2カ所を陣地取った大勢のスーツ姿の木下グループの応援団。100名近くおります・・・。そして、それに対して迎え撃つトップ名古屋の応援団は・・・・。

トップ名古屋「ヤバいっす、木下の人数スゴいですね。どうします、うちは3人しかいないんですけど・・・大汗」
ヒラヤマの背後から聞こえるトップ名古屋のスタッフらしき人の小声・・・。

こらーーー、トップ名古屋〜!応援団3人かい!
と、心の中では怒鳴っておりました。

とはいえ、まだTリーグはスタートしたばかり。僕もそうですが、どこのチームを応援するというのは、今段階ではほとんどの観客は特にもっていないと思います。

実は僕自身も座席に着くまで、どちらのチームサイドの席なのかよくわかっておらず、気がついたらトップ名古屋の方だったということになっておりました〜汗。

ということで、基本的にはTリーグ全体を応援するスタンスを持っているのですが、トップ名古屋サイドに座っているというのと、3名しかいないというトップ名古屋の応援団をサポートすべく、今回はトップ名古屋を応援することにいたしました〜w。

100名規模の木下グループの大応援団でしたが、いざ試合が始まると、トップ名古屋の3名は自分サイドに座っている観客をうまく巻き込み木下に負けない大応援団体勢を見事作り上げました。さすがです。(ちょっと応援のかけ声と拍手のタイミング苦しいのもあったけど・苦笑)

ベンチの選手達も一丸になって、会場を盛り上げていきます。

それは、今までの日本の試合観戦にはあまりみられなかった応援を楽しむ光景ですね。日本選手権や世界卓球といったオフィシャルな会場の雰囲気と異なり、演出がパワーアップされた実業団の試合みたいな感じでしょうか。今回の会場はわからなかったのですが、やはり試合会場にて飲んで(アルコール含む)食べれるというのは大きいですね。

試合内容や結果は、卓球王国のTリーグ応援サイトおよびオフィシャルサイトにおまかせするとして、引き続き観客視点でのレポートをお届けしたいと思います〜。

Be continued…
その2に続く

ボクシングから学ぶこと

打ち合わせを兼ねて、最近はよく新宿界隈に出没しています。

今回は、キックの藤原こと、藤原敏男先生を中心に、出版社やクライアントの皆さんと飲み歩き。クリエイターであり、卓球馬鹿のヒラヤマユウジと格闘家の藤原敏男先生との絡みに?マークを頭に浮かべる方が少なくないんですが、やはり自分が直接携わらなかった世界だけに学ぶことも多いいんです。

鬼の黒崎と呼ばれた空手家・黒崎健時先生を師範に持ち、地獄のようなトレーニングをこなしてきた藤原敏男先生だけに、肉体的にも精神的にも本当に強いんです。

藤原先生「リングのロープをくぐり抜けた瞬間に、勝つことだけを考えるんだよね」

対戦相手とグローブ交じり合わせながら、自分の距離感、スタイルを保てる時間を多く作る、そして待つのではなく、自分から一歩前に踏み出していく精神力がとても大事ということ。

頭の中でボクシングから卓球に置き換えて考えても、通ずることは多いです。

練習方法や勝つための法則は、卓球ばかりをみていないで、他のスポーツから学べることも本当に多いんです。精神面の鍛え方などはスポーツそのものだけでなく、人生においてのいろいろなシーンで本当に役立ちます。

藤原先生「僕はね、胴体視力を鍛えるために卓球もトレーニングに取り入れていたんですよ」

動体視力を鍛えるために、電車に乗って通過する駅の看板を読んだりするなどの話は聞きますが、卓球というのは嬉しいですね。

藤原先生「目を鍛えるというのもあるけど、相手の動きからフォアとバックの切り替えの感覚を瞬時に身体で覚えることも大切なことです。」

確かに卓球でも瞬時に相手の動きからボールのくる方向を見極めて対応しなければなりません。

しかし卓球ならもしミスをしても1ポイントを失うだけですが、ボクシングではパンチのくる方向の見極めを間違うとその試合の命取りになるため、その反応に対する感覚が卓球以上に鋭く研ぎ澄まされているかもしれません・・・・。

ということはもしかしたら、メンタルトレーニング的にボクシングの試合を意識して、卓球の試合に挑んだら何かかわってくるかもしれない~!と思ってしまいました。

一歩前に出る姿勢というのも、まさに攻める卓球のスタイルに通じますよね。特に自分より強い相手と戦う時に、いかに平常心で攻めの姿勢を忘れずに試合する精神力ですよね~。

僕の場合は正直攻める姿勢はあるのですが、技術力が伴わないためこの歳になっても成長がみられないんですけどね・・・汗。

卓球イラスト

そんなことを考えていると、元プロレスラーであるキラー・カーンさんが登場!
藤原先生とは同い年でお二方とも71歳!!!いやいや、昭和の臭いがプンプンします。あの頃はよかったな~と急に黄昏れてしまう自分もおりましたw

お二方とも元気とはいえ、体中のいたることろに金属が入っており、体中手術の傷だらけ。様々なスポーツから学ぶことは多いですが、こればかりは避けたいものです・・・大汗。やはり格闘家はスゴいです・・・。(こんなところで、傷の見せ合いやめて下さい〜!!大汗)

藤原先生「次回は卓球対決だな〜!
実は前にも言われたのですが、これはいろいろな意味で怖いです。
多分、スマッシュの代わりに、ジャブが入ってくるような卓球になるのではと思っています・・・大汗。

でも機会があれば、藤原先生をはじめとした格闘家の方々との卓球対決このブログにてお伝えできればと思います。

藤原先生「ヒラヤマさん、リングの中でも外でも、常に360度どこから敵が攻めてきてもやられないようにしないとね」

うーん、やはり生きている土壌が違いますね・・・汗。

デザインカッターでラバー切り

以前より、ラバーを切ることの難しさ、そして苦しみと悲しみをこちらのブログで何度となく綴ってまいりました。

なんで周りのみんなはラバーがキレイに切れるのに、クリエイターの自分だけがうまく切れないのか不思議でなりませんでした。

高額な大きな裁ち切りばさみも購入したのに、進歩なしといった感じで、正直内心はかなり落ち込んでおりました〜。

しかしこのブログやTwitter、そしてメールなどで多くの方にサポートしていただいた結果、なんとかなりキレイに切れるようになりました〜!!!
(実はここで報告するのをすっかり忘れておりました!!!すみません!大汗)

皆さん、ありがとうございます。

卓球ショップのレベルまではいきませんが、このくらい切れるようになれば、もう笑われることもないと思います〜涙。

ちなみに僕にフィットしたラバーを切るための道具はデザインカッターでした。通常のカッターもありなのですが、ベトナムの富岡さんがメスを使っているという情報をブログ読者の方から伺い、それならもしかしてデザインカッターなら同じように切れるのでは?と思い、普段仕事でもよく使うデザインカッターを試しに使用してみたところ、キレイに切れました〜!

後日、試しに100均で売っている安いデザインカッターを購入して試してみたところ、これでも何の問題もなくキレイに切れることも確認しました〜。

カッターでラバーを切るのは敷居が高いと思っていただけに、いやいや固定観念が崩されました。コツとしては、やはり一度に切らずに丁寧に何度も同じ切り口に刃を入れて切るという事でしょうか・・・。

もしかして、ハサミで切っても、もしかしたら上達してるかもと思い試してみましたが、ハサミの方は相変わらずのひどさでした・・・涙。

このくらい卓球も早く上達できるといいんですけどね〜・大汗。

ヒラヤマ的メンタル術

卓球は楽しい。そしてやるからには少しでも強くなりたい。

そのためにみんな、自分に合った道具選び、卓球技術の向上、試合での組み立てなどなどいろいろなことを考えていると思います。
これはトップ選手だろうと、僕のように底辺でもがいている選手でも一緒ですよね〜。

そんな底辺でもがいている自分なのですが、
実は自分より強い選手などから勝利する金星の数は結構あったりするんです〜。

「ヒラヤマさん、よく勝ったね〜、相手はマスターズとかにも出場している選手ですよ〜」
「まさか、ヒラヤマさんが勝つとは思わなかった〜」
「ドーピングしてる?」

結果的には自分自身も驚くことしばしあります・苦笑。

そして
「え〜、そんなすごい相手だったのですか〜!!大汗」といった流れになります・・・。

実は試合に挑むときに、戦術などいろいろとあると思うのですが、僕は精神的にちょっと変わった気持ちの切り替え方をして試合に挑んでいたりします。

ひとつは皆さんもやると思いますが

相手選手の前情報はなるたけ入れない。
まあ、大会などにはあまり出ないので、対戦する方はほとんどの人がはじめてといったことが少なくありません。やはり相手が強い選手とわかることで知らず知らずのうちに精神的に萎縮してしまいます。最悪は負けても自分よく頑張った的な状態になってしまいます。なので、自分を萎縮させる情報はいれませんw。(戦型や弱点などの情報はいくらでもウェルカムですけど・・・w)

そして独自の方法ですが

戦っている最中に相手が強いと感じた場合や、競り合った試合展開になった場合は、学生時代自分より弱いチームメイトや後輩を思い出しますw。
練習試合では決して負けたことのない相手といった感じです。

僕の場合は、現在も親交のある朝香さんという方がいるのですが、対戦相手をその朝香さんに見立て

「朝香の分際で、何攻めてきてるんだ〜!むかつく〜!」
「朝香の分際で、調子いいじゃないか〜。でも絶対に負けない〜!」
「朝香〜!、上等じゃないか〜!」

と心の底で叫んでいます・笑。

卓球イラスト

これが功を奏しているらしく、強い相手を攻めるための「強気の精神力」を保てるみたいです・・・苦笑。

ちょっと面白いと思った方はぜひぜひ試してみてください〜。

えっ相手が水谷選手でも?

その場合は、きっと握手求めて、サインもらって、記念撮影ですねw

きっと皆さんもいろいろとあると思います。
ぜひぜひ、皆さんの独自のメンタル術がありましたら、教えてくださいね〜。

いよいよ今月からTリーグ!

人と人の繋がりというのは実に面白いものです。

まだ僕が卓球王国という雑誌を知らなかった頃、徳間書店という出版社の編集者と卓球の話で盛り上がったことがありました。

編集者「ヒラヤマさんもかなりの卓球好きですが、僕の知り合いで卓球好きがこうじて出版社を立ち上げ、卓球雑誌を作っている高橋さんという人がいるんですよ」

それまでは出版、クリエイティブ業界にて、自分ほど卓球好きな人間はそういないだろうと思っておりましたが、出版社まで立ち上げてしまうとはスゴすぎる!!自分などは足下にも及ばないと思ったものでした。

そして紹介していただいたのが、卓球王国を命名した元発行人の高橋氏と編集長の今野氏のお二方。

そして、その当時からよく伺っていた話が、松下浩二氏のお話。

まだ卓球王国が世の中に登場する前に、高橋さんと松下さんが夢を語り合っていたそうで、それは・・・

「卓球をもっとメジャーにしたい!」

というもの。


夢を語っていた頃の松下氏は、まだこんなに若かった〜!!

そして、高橋氏は今野氏と共に国内唯一の卓球専門雑誌「卓球王国」を立ち上げ、松下氏はチームマツシタを設立することに。

「卓球をもっとメジャーにして、卓球で食べられるような環境をつくり、子ども達に夢をあたえたい」というのことを当時から松下氏は熱く語っていたという。

卓球を愛する人達なら、きっと誰もが思っていることなのかもしれないが、この3人は常にそのためにその熱い想い行動にして示していた。


高橋氏(左)と松下氏

そして25年の月日が過ぎ、今月卓球のプロリーグ「Tリーグ」がいよいよスタートします。

松下氏のチェアマンとしての勝負がはじまります。

多くの卓球を愛する人達の夢でもあります。

ぜひ、皆で様々な形でTリーグを応援していければと思います。
しかしながら、これはまだスタートで、ここからが勝負です。

僕は今までクリエイターやプロデューサーとして数多くのイベントに携わってきましたが、お金や地位だけに群がるだけの人と、そこにさらに愛がある人では、大きく結果が異なってきます。

そうキーワードは卓球愛なんだと思います。卓球を愛する多くの人達のサポートがあって良い結果が生まれるんだと思います。

今回のブログは元王国発行人の高橋さんの言葉を引用させていただいておりますが、卓球に関する愛はひけをとりません・苦笑。皆でTリーグを盛り上げていきましょう〜!

(写真提供:高橋和幸)