ブラックベリー摘み

フロララのスタン・郁美さん夫妻の家に招かれ、ブラクベリー摘みをしてきた。写真左の遠景に見えているのがスタンの家で、ブラックベリーが群生しているところがすぐ家の裏にあるのだ。6月にはブルーベリーが生るそうだ。

ブラックベリーというだけあって真っ黒な実で、とても甘い味を想像するがそうでもない。ときどき甘いのがあるが、だいたいは少し甘くて酸っぱい程度だ。

中学生の頃、どっかの山奥に木苺が生っているという情報を得て、自転車で10kmくらい走ってわざわざそれを食べに行ったものだった。そう書くと「そんなに食べるものがなかったのか」という印象になるが、そうではない。その当時はすでに今と変わらない食生活だったし、お菓子も好きなだけ買って食べていて、別にひもじかったわけではない。ただ、アケビとか木苺とか、自然に生っているものは特別価値があるような気がしたし、なんといっても野生になっているものを採るところが楽しかったのだ。

30℃を超える猛暑の中(例年通り)、目に汗を沁みらせながらブラックベリーを摘んでいてそんなことを考えていた。

ブラックベリー摘みの後は、スタン家の卓球場で卓球をした。室内は冷房がないので、家側の戸を開けっ放しにして冷気を入れたがそれでも暑く、40℃近くになった。