月別アーカイブ: 8月 2010

体重何キロや?

最近ある日本人から「アメリカでは日本と違って女性に年齢を聞くのは全然問題ないらしい」という話を聞いた。

それで、ボーリングのときに同僚のマリアンに聞いてみた。彼女の答えは「聞かれる人の性格と年齢による」とのことだ。年配の人ほど聞かれるのを嫌がる傾向にあるという。まあ、年配の女性に聞いてもよい場合がある分だけ、日本よりはオープンだと言えるだろう。それどころかマリアンによれば、体重を聞く人も普通にいるという。「How much weight?」と当たり前のように聞くのだという。

どこかに運ぶとか輸送するならともかく、そんなことを聞いてどうするのかと笑ったが、マリアンによれば、太り具合を数字で聞くことでその人を型にはめ、ある評価をしようとしているのではないかという。

こういうことをもっともづけづけと誰にでも聞くのがリックという同僚で「彼からアドバイスをもらうと何を聞いても”それは問題ない”という答えしか返ってはこないはずだからあてにしない方がいい」と言われた。

店員の怪訝な顔

グレッグが面白いCMの映像を紹介してくれた。

http://www.youtube.com/watch?v=Z0JfbRENFHg

この作品の意図とはまったく関係ないが、こちらで家族でレストランに行くと、言いたいことが伝わらず、よく店員にこういう怪訝そうな顔をされたものだった。面白いと同時に、そのときの気まずい気分を思い出させてくれる映像だ。

それにしてもこの映像、ぜんぜんハンバーガーの宣伝になってないと思うのだが。

ひどいボーリング

会社を辞める人がいるので、送別ボーリングをした。

淳くんが私のフォームが変すぎるというので、動画を撮影してもらったが、確かにおかしい。だいたい、足取りがジグザグである。ボールが重過ぎるためなのだが、指が入るもので軽いものがないのだからどうしようもない。

フリーハンドの指も指摘された通りに反っている。

これを見て反省をし、次からは助走をつけずにフィニッシュの格好をして構えてその姿勢から投げることにした。これが功を奏し、3連続ストライクをとったりして1ゲーム目は自己最高の143点に迫る141点を取った。その後、ビールを飲んで2ゲームを続けたら80点と90点だった。ふん。

トヨタのセールスマン

車を売るために近くのトヨタに行った。

そこのアメリカ人のセールスマンとしばらく話した。例の不具合問題について、事故報告があった54件だかのうち、運転者の操作ミスと、カーペットがひっかかったのが原因のほとんどで、1件が訴訟して金を得ようとしての狂言で、プログラムのミスは未だに発見されていないと言っていた。スラスラといかにもマニュアル化された言い方だった。

その人は、トヨタだけではなくてとにかく何でも日本製が一番品質がいいんだと言っていた。車はトヨタ、テレビはソニーが一番だと力説していた。私がわざとアメリカのゼネラルモータースやシボレーはどうだというと、そんなのは糞だと言っていた。日本の製品の品質の高さを讃えられて誇らしい気持ちになった。

その人は、もとは軍隊にいて、ドイツに行ったことがあるが、本当は日本を希望していて行けなかったという。叶うかどうかは保障されていないが、希望は出せるようになっているらしい。どの国が一番人気なのか聞くと日本だという。文化がおもしろいし女性が素敵だからだという。

かなり多くのアメリカ人から「日本人女性は良い」と言う話を聞く。私もそうは思うが、「表向きはね」と一応謙遜することにしている。他人のことを謙遜するというのも妙な話だが。

361グラム

ロジャーのラケットの重さを計ってみたら361グラムだった。通常のラケットの2倍以上だ。たぶんバタフライの素振り用ラケット「スブリィ」より重い・・・。

どおりで手首が痛くてカットサーブも出せないわけだ。

こんなのを使って「強くなった」って言われてるんだからどういう試合よ一体。

家の売り出し

帰任するに当たって、不動産屋を通して家を売りに出している。

家の前に売り出し中の立て札を立て、プラスチックの筒にチラシを入れてある。チラシには薄い鉛筆でこっそりと通し番号を書いておいたので、何枚なくなっているか分かるのだ。日に日にチラシは減っており、もう14枚もなくなったのに、依然として値段交渉どころか誰も見学に来もしない。

同僚の話によれば、それは同じ団地の住人たちが自分の家の価値を知りたくて持って行っているのだろうとのこと。こっちはいつ見学に来られても良いように、毎週芝生を刈り掃除をして家を綺麗に保っているというのに、なんとさもしい奴らだ。

どこにも売れなければ、最後には会社が安い金額で買ってくれるので大損害というわけではないが、高く売れるに越したことはない。今日もチラシを誰か持っていかないかと家の中からチラチラと監視している(これがダメなのか)。

ロジャーのラケット

一方、職場での昼休み卓球は相変わらず盛況だ。

いつもラバーがツルツルの古いラケットを使っていたロジャーが、どっかから見つけてきたゴムを貼ってきた。

「ルール違反かどうか見てくれ」というのだが、どうにもこうにも話にならない。

なにしろ「4mm以上の厚み」の「ツブのない」「茶色」のシートを「工業用ボンド」で「元のラバーの上から重ねて」貼っているのだ。ルール違反かどうか判定するのもバカバカしい。球突きをしてみると腕が折れるかと思うほど重く、まったく弾まなくてしかも回転もかからない(アンチと表の中間ぐらい)。

面白いのは、これを使い始めてからロジャーは強くなったというのだ。確かに試合を見ると、今まで負けていた人に勝っていた。卓球の多様性と複雑さの神秘だ。卓球は面白い。

チャックの腕

久しぶりにドーサンの卓球クラブの面々と練習をした。

ウォレン、チャック、キースだ。

相変わらずチャックの腕は凄い。これでもトレーニングをしてないので筋肉が落ちていると言っていた。だいたい、こんな腕のやつが卓球をするというのがおかしい(しかもバック面ツブ高の変則)。

Gone Ass

同僚のカイルから新たにスラングを教わった。

「Gone Ass」と言うのだが、直訳すれば「消え去ったケツ」とでもいうもので、女性のズポンのお尻の部分が、お尻の形がわからないほどにたるんでいて魅力的ではない状態を指す表現だという。

日本でも極端に痩せた人がときどきそういう状況になると思うが、こちらでは太っている人が多いのだから、そういう状況はあまりないだろうと思ったが、それは考えが足りないための誤解だった。

こちらで太っている人というのは、腹の部分がとんでもなく太く、いくら尻の肉が盛り上がったところで、胴囲にはぜんぜん追いつかないのだ。その結果、お尻の部分のズボンは確かにブカブカのユルユルになり、お尻の形などないに等しくなる。

Gone Assなど聞いたことがなかったので、ここいらの方言じゃないかと言ったのだがそんなことはなく、アメリカ全土で通じる言葉だという。ちょっと間接的に「GA」とも言うらしい。アメリカ人は結構、アルファベットに省略するのが好きで、わざとなんでもかんでも省略して遊ぶこともある。

奇しくも私が日本にいたとき、課内の打ち合わせ、つまりグループ・ミーティングのことをわざとGpMtg(ジー・ピー・エム・ティー・ジー)とかえって長くなるように言い換えて召集をして遊んでいたことを思い出す。

卓球で言えば「フォアハンド・スマッシュ」のことをわざと会話で「エフ・エッチ・エス・エム」と言うようなもんだ。

ステーキ屋の前の光景

先日、ステーキ屋に行ったら、駐車場でなかなか豪気な光景を目撃した。

さすがにわざとってことはないと思うが、こういうのはアメリカ人はかなり平気なようである。

Page 1 of 512345