パーソンに負けたプリモラッツ(クロアチア)もなんとも気の毒なことだ。87年にニューデリーで世界選手権のダブルスで準優勝して以来、数々の戦績を収めてきたが、ヨーロッパ選手権、世界選手権、オリンピックの優勝は一度もない無冠の帝王だ(2位、3位は何度もある)。http://ja.wikipedia.org/wiki/ゾラン・プリモラッツ
そのプリモラッツが40を目前にしたオリンピックで奇跡的に準々決勝に進んだというのに、よりによって更に年上のパーソンに敗れるとは。プリモラッツがデビューしたときはすでにパーソンは名のある選手で、その後も飽きるくらい対戦し、たまに勝つことはあっても、ビッグトーナメントではことごとく敗れてきた。そして2008年北京オリンピック。「こんなところにまでパーソンがいるのかよ」「勘弁してよ」「頼むから早く引退してくれ」と言いたい気持ちだろう。