月別アーカイブ: 8月 2008

テレビ放送

福原を筆頭とする人気選手と強いことによって、これまでの五輪では考えられない放送のされ方だ。卓球はオリンピックには88年ソウルから参加しているが、決勝以外の種目が夜中にHNKで録画放送される以外にはほとんど放送されることはなかった。しかもダイジェストだったりして、全部あわせて90分が2回あるぐいらいのものだった。

それが今回は毎日だ。当分はこの勢いが続きそうで嬉しい。

平野、敗退 1-4高軍

平野はアメリカの高軍に敗れた。もちろん中国出身。1991年千葉大会女子団体で統一コリアと決勝を争い、2-2ラストで負け、コリアの勝利を決めた選手だ。あれから17年。なんと息の長い選手なのだ。

平野さん、しっかり休んでください。横浜で会いましょう(言葉のアヤだ)!

『試合を見ないで実況』の悲劇

ゲストブックに痛い指摘を受けた。日本男子のオーストリア戦に出ていたのは陳衛星/ガルドスだったという。てっきりシュラガー/ガルドスだとばかり思って実況していた。『試合を見ないで実況』の悲劇だ。

もっとも、私が見ていたITTFのライブスコアにも選手名くらいは書いてあったのだが・・・済みません、単なる不注意でした。でも、映像を見ていたらさすがに気づいたと思います。

福原ベスト16入り、次は水谷

福原はベスト16入りした。次はベスト8をかけて中国の張怡寧と戦う。世界ランク1位。地上最強の女だ。こうして書いているだけで鳥肌が立つ。よりによってなんでこんな相手とベスト8決定かと思うが、かといって郭躍は昨年のザクレブの世界チャンピオンだし、王楠は中国の至宝だし、シンガポールの王越古もバケモノのように強いし、このあたりにはもうそういう奴らしか棲んでいないのだから仕方がない。

とにかく悔いを残さないように戦ってもらいたい。

水谷は日本時間23時から試合。なんてキツイんだろう。この過酷な戦いを勝ち抜かないと結果は残せないのだ。がんばれ水谷。

岸川、福岡、ごくろうさま

岸川と福岡がシングルスで負けた。

岸川はクロアチアの譚端牛に負けた。クロアチアといってももちろん中国人だ。強い。

岸川聖也。中学生のときからドイツのプロリーグに卓球留学し、青春のすべてを卓球にささげた男。毎夏参加するインターハイでは何人もの中国人留学生を連覇して3年連続優勝。「日本に来ている中国人に負けていたら世界で勝てるはずがありません」とまったく浮かれずにインタビューに答えた岸川。その岸川でも2回戦で敗れる。世界は厳しい。でも岸川のがんばりに惜しみない拍手を贈りたい。こんな真摯な男が日本卓球界にいることを誇りに思う。

福岡は韓国の金に負けた。団体戦で平野を2度やって2度とも封じた選手だ。世界ランク10位。それでも福岡はボロボロになりながら(サーブが効かない、ブツ高という戦型上の構造からの予想)2-4と食い下がったが力尽きた。福岡春菜のオリンピックは終わった。

男子棒球

CCTVで現地時間10:00から卓球をやると番組表に出ていたのでずっと見てるんだが、あろうことか『男子棒球』などやってケツかる。なんで俺が野球など見にゃならんのだ。大丈夫かこのテレビ局。

試合が見られる!

試合を見たいと連呼していたおかげか、ゲストブックにネットで中国の放送を見る方法についてアドバイスをいただいた。試してみると、なんと見られる、「見られる」、見、ら、れ、る!

くうーっ、あと数日早く見られていたら!日本男子の対香港、5-10からの大逆転、女子の壮絶な香港戦、ラストで平野が世界ランク10位の帖雅娜を粉砕した試合、そして男子準決勝ドイツ戦、岸川の限界をはるかに超えたボルとの死闘。みーんな見られたのに。もう一回やれー!

いや、勝負はこれからだ。誰かがメダルをきっと獲るはずだ。そのときはまた実況しよう。週末だろうし。

『前代未聞、試合を見ないで実況中継』というのもなかなか面白いアイディアで結構気に入っていたのだが、そもそも好きで試合を見なかったわけではないのだ。もうこんなバカバカしいことは終わりだ。

ファンレター2

別の知人からメールが来たので紹介する。

「8/19に10回はアクセスして古いのを読んでました。10/2000は私です。しかし卓球に興味がないのに試合を観てカットマンはどんな球でも返すんだぞなど息子に解説する自分がなんだろうと思ってます。」

卓球に興味がない人にまで興味を持たせたという充実感が嬉しい。

「ところで平野さんはショートヘアよりは以前の中国でやった長めのほうがいいかなと個人的に思いながら観てます」

カーッ、こいつもエロおやじかい!

アクセス2000回

実況をしなかった昨日も2000回のアクセスがあった。熱心な人が読み返してくれているのだと思う。アクセスがあると儲かるわけではないが、読みたい人がいてくれることが、本当に嬉しい。

皆さんありがとうございます。