3番ダブルス。
1ゲームめから競に競っている。
3番ダブルス。
1ゲームめから競に競っている。
最後は7-11で力尽きた。残念無念。
追いついた。がんばれ!
がんばれ水谷!
水谷0-2陳衛星
危ないぞ水谷先生!
卓球とはなんと多様な競技なのか。
天才のボールタッチと反射神経の水谷をもってしても、毎秒180回転の強烈なカットボールによってスイングの方向を鉛直方向に強制されフォームを狂わせられ、次第に疲労を蓄積させられて術中にはまっていく。カットボールにはときどき60回転のボールも混じる。それがまた感覚を微妙に狂わす。
しかも相手は守備型なので、一度や二度強打が入っただけでは点を獲れない。一か八かの強打ではダメなのだ。野球でいえば「ど真ん中に遅いストレートを投げるから10本連続ホームラン打ったら1点あげる。しかし一回でもホームランじゃなかったら相手の得点ね」と言われているようなものだ。勝利の行く手にはこういう相手も潜んでいるのだ。
おっと7-7だ
1ゲーム後半から離された。
2番、水谷。陳衛星のカットを打ち抜けるか。
それにしても卓球とは特異な競技だ。あらゆるスポーツが攻撃型に移行している中で、唯一卓球だけがその「回転の威力」という強烈な要素によって、「守備型」などというスタイルが現存している。
まるで野球のピッチャーとバッターが同じルールで戦っているくらいこの二人のプレーに対する関心時は違うのだ。
韓陽、強いことは強かったが・・・そんなに強かったか?
シュラガーを3-0?
韓陽、俺が悪かった。許してくれ。
韓陽1ゲームを11-8で奪取
2ゲームめも11-3で奪取
韓陽は分からん。
これを取るとかなり楽になる。