クリスマスの電飾

毎年クリスマスになると、ここいらではどの家も電飾で飾り立てる。どの家もといっても多分50%ぐらいだろうとは思うが、印象としては全戸かと思うほどだ。

ドーサンから車で30分ぐらい走ったエンタープライズという町に、電飾で有名な団地がある。もう、団地中が電飾だらけで、自動車で一筆書きのように電飾をくまなく走れる一本道が引き回してあるので、あたかもこのために作った団地かのようである。一応、団地の出口に募金箱が置いてあって、寄付したい人は寄付できるようになっている。

我が家は、赴任して3回目のクリスマスで、今年も見てきた。さすがに息子たちももう中学生と5年生なので、別にどうも思っていないようだった。小さい頃は、家の近所にほんの小さな電飾があるだけで大騒ぎをして、何戸あるか数えようなんていって団地を車でぐるぐる回って不審がられたものだったが、もうそういう時代も遠くなってしまった。

私も綺麗であることよりも面白いことの方が好きなので、もうこういうことをするのは最後かもしれない。