次にジャックは、分厚い本を出して「見たことあるか」と言う。
ティム・ボーガンと言う人が書いた本で、なんとアメリカの卓球の歴史を11冊にまとめたのだと言う。11冊ってあんた、1冊が530ページもあるのだ。ジャックによると、とにかくアメリカの卓球のすべての記録が書かれているそうだ。どのくらいの「すべて」かは分からないが、大変な労作であることは間違いない。
見せられた本は1979年から1981年までの3年分(これが第10巻なのだ!いったいいつから書いてるのだ?)で、ジャックの当時の写真も載っていた。どうやらこれを見せたかったらしい。誰だ?って感じだ。
同様に、エロールの写真も載っていた。
それにしてもこの本、どう考えても採算はとれない。ティム・ボーガンという人は、採算を考えず趣味としてこの本を書いたのだ。情熱だけではなくて、時間とお金がなくてはこういうことはできない。そういう卓球狂がアメリカには多いような気がする。USTTのウエブサイトから買えるようになっているそうだが、さすがにこれは買わない。
と書いたが、ゲストブックに、これはUS卓球協会の事業としてやったことらしいという情報があった。訂正しておきます。