私は学生時代から、家に帰るとよく写真のように靴下を半分だけ脱いでしばらく過ごしていたものだった。こうすると、足首のところが締め付けから開放されると同時に、土踏まずのところが適度に刺激されて気持ちが良いため、自然と身についた動作なのだ。
こんなことを自分がしているとは他人に話したこともないし(そもそも話すまでもないことだ)、はっきりと自覚していたかどうかすら怪しい。だから、東京の友人の家に遊びに行ったとき、友人がまったく同じことをしていたのを見たときはとても嬉しくなったものだった。もちろん妻からはとても不思議なことに見えたようでかなり驚かれ、その利点を長々と説明するはめになった。
あまりに些細なことなので声高に言う人はいないが、おそらく同好の人は他にも大勢いるものと思われる。
だからどうだってわけじゃないですが。済みません、それだけです。