フォアグラの串焼き

出張で厚木に行ってきたのだが、夕食に入った居酒屋があまりよくなかった。昨春から同じところにもう10回以上も出張に行っているので、通りにある店にはほとんど入った。今回、前から気になっていて入っていなかった店に入ったのだが、外れであった。

なにしろお通しで出てきた筍の煮付けが、中が歯にしみるほど冷たかったところからしてもう絶望的であった。メニューを見ると一見値段は高くはないのだが、注文してみると異様に量が少ない。写真は「フォアグラの串焼き」600円である。飾りの枝などついているがフォアグラはほんのひとかけらだ。

客もほとんどいなくて、店員が私のテーブルの隣のついたての後に立っているなあと足音でわかる。追加注文をするために鈴を鳴らすとすぐに「はいっ」なんて出てきて「あ、やっぱりずっといた」なんて気まずい感じがした。

二度と入るまいとは思うのだが、それを忘れていつかまた入ってしまうのが心配だ。