秋田出身の同僚から「うちではハートのことを桃と言っていた」とメールが来た。最初は可笑しかったが、そのうち私もうっすらとそう言っていたような記憶が蘇り初めたので、父に電話で聞いてみるとやはりハートを桃と言っていたそうだ。やっぱり。おそらく私も幼稚園か小学校低学年くらいまで桃と言っていたのだろう。
面白いのは、その秋田の同僚は、スペードのことを「しゃぶろ」と言っていたというのだ。これはどう考えても「シャベル」の転訛だろう。つまり、秋田では少なくともその最初期にはスペード本来の意味である鋤を正しく理解していたことになる。
いやいや言葉は面白い。