卓球の映像作品における私の手本は明確だ。卓球王国2010年7月号でも取り上げた、米国リフレックススポーツ社のスーパープレー集『Wonderful and Wacky World of Table Tennis』だ。卓球をどのように撮影し編集をすれば面白くなるか、その答はすべてこの作品の中にある。ある時期は会社の昼休みも毎日弁当を食べながらこれを繰り返し見ていたので、少なく見積もっても通しで500回は見ていると思う。それほどこの作品は絶対的に素晴らしい。この作品の魅力を構成している、カメラワーク、編集、BGM、珍プレー集などをすべて吸収し、それに大会のドキュメンタリーとしての記録性を加えたのが今回完成したDVD『ザ・ファイナル』なのである。まだまだ及ばないところも多いが、全日本のダイジェストならではの魅力もあるので、まずまずのものになっていると思う。
DVDの製作が決まってからは、これまでのようにテレビ局やITTFに撮影の仕方を提案することを一切やめた。それどころかそういうことをしてきたことを後悔した。だって今ごろ思い出して改善されたりしたら私の出る幕がなくなってしまうではないか。
実際には、相変わらずメインカメラの位置は高いし床からはアップでボールを激しく追って見にくい撮影をしてくれているので、なんとも心強い限りである。テレビ局とITTFは、変な気を起こさずぜひともこの調子でやってほしい。
最近はカメラ等に性能が凄く良くなってyoutubeなどでも自作ショートフィルムも随分見られるようになった。考えてみれば卓球をアピールできる可能性が以前よりはるかにあるにもかかわらず、試合の記録映像だけというのは確かに勿体ない。
姪の連れ合いに「今欲しいビデオは何だ?」と聞いたところ「SONYのNEX30?だ」と言う。一眼カメラと同じレンズ交換式のビデオで民生用ではかなりの本格派らしい。
このような機材なら綺麗で、素晴らしいドラマ仕立ての映像を作ることも簡単だろうと思います。
福原、石川人気におんぶにだっこでなく、積極的に卓球をアピールしていったら良いのにな!と思っています。
中国でもニュースみたいに馬龍や馬琳が出ている映像ありますね。
これの日本版をやっても良いと思います。
そうですね、これからはそういうことも考えていきたいですね。もうガンガンに攻めの姿勢でいきまっせ。ローリスク・ハイリターンで!
御無沙汰しております。LAの足立です!卓球を発展させる為には伊藤さん提案されるvideoアングルは、絶対に必要です。諦めずに主張を続けてください。応援しております。今回のvideo楽しみにしております。
ご無沙汰しています。その節はお世話になりました。
今後は主張はやめて自分が映像を作ることにしましたよ。応援よろしくお願いします。