私の好きな映画の中に『タクシー・ドライバー』というのがある。
それとは関係がないが、最近乗ったタクシーの運転手が変わっていた。こちらが「次を右に曲がってください」などと道案内をすると、曲がるたびに「はい、右に曲がりましたー」と言うのだ。何の確認のつもりか知らないが、こちらが泥酔しているわけでもないのにいちいち状況を説明するのだ。私はこういう、口癖のようなものがとても気になるタイプなのでもう二度と聞きたくない気持ちになった。それで、家の近くに来て立て続けに曲がる場所にきたとき、「はい曲がりましたー」と言わせないように矢継ぎ早に指示を出してそれを防ぐことに成功した。
しかし最後に止めてもらったとき「はい街灯の下です」と言われてしまった。くそー。
不必要な確認といえば、コンビニの店員だ。支払いをしようとカードを出すと「カードからでよろしかったですか」ときたもんだ。カードを出しておいて実は紙幣で払いたいなどという可能性があると思っているのだろうか。