東京に帰った山岡は、「被ばくしたために鼻血が出る」と言っていた人物がどういう人物なのかをネットの動画で確認をしてみた。するとそこには「東日本大震災の8日前に政府は地震と津波が来ることを知っていながら国民に隠した」と主張する姿が。
山岡「なっ?こ、これは・・・典型的な与太話じゃないか!」
ゆう子「そう!アポロは月に行っていないとか、911はアメリカの自作自演だとか、ユダヤ人虐殺はなかったとかいうのと同じレベルの話なのよ!」
海原「お前の弱いオツムでもそれくらいのことは分かるか。いいか、士郎、お前の軽率な発言が読者に誤解を与え、福島や大阪の人たちに要らぬ不快感を与えたことをどう責任をとるつもりなのだ。」
山岡「なにっ!自分だって感心して話を聞いていたくせに今さら何を言う!恥を知らないとはこのことだっ!」
海原「ワッハッハ。俺はお前を試したのだ。世の中はいろいろな情報で溢れている。それらの真偽をすべて確かめるわけにはいかないから、どれを信じるのかで自分の知性が問われるのだ。ましてそれが風評被害を引き起こす重大な主張であれば慎重に発言するのが当然。お前は自分が真実を知った優越感とそれを大衆に知らせなければならないという正義感の誘惑に目が眩み、その検証作業を怠ったのだ。そんな姿勢では本当に旨い料理など造れるわけがない。」
ゆう子「最後の料理と話がつながってないわ。話がヌメヌメとしてつかみどころがなく強引なのよ!」
山岡「くそっ。こんなことなら出した鼻血を豚肉と混ぜて本格的な腸詰ソーセージを作って一気に勝負をつけるのだった!」
雄山「ハーッハッハ。今さら遅い遅い!私など鼻血どころかケツから出た血までご飯にまぜて炊き上げお前たちに食わせてしまっておるわ!」
ゆう子「わあ、それで今朝のご飯は異常なコクがあったのね」
山岡「いいからお前は黙ってろ。くそー雄山、覚えてろ」
海原「お前こそ、自分が風評被害を作った罪を忘れるんじゃない。この後自分が何をすべきか分かるな」
その後、鼻血を混ぜた魚肉ソーセージを「ビーフ100パーセントハンバーグ」と偽って1万円で売りながら屋台を引く山岡夫妻の姿があった。
海原「むう・・・その手があったか・・・・。今回は私の負けだ士郎!」
クレームが来ないか心配だ。
来ないさ
いつも楽しく読ませてもらっています。
このストーリを条太さんのシュールな絵で
完結して頂いたらもっと良かったかもと
思っております。
いや、以前紹介された弟子の方の絵で
描かれたらと。。。
カルトなジャーナリストはいい加減に
して欲しいです。
テレビも内容の無い国会議員のコメントより条太さんのブログを取り上げてくれんかなぁ。
しつれいしました。
ありがとうございます。
そうですね、私も読みたいです!
私はあのもと町長の怪しい主張もテレビでしっかり取り上げてほしいです。そうすればどういう人が鼻血が出ると言っているのかよーくわかり、あとは自然に風評は消えるからです。
クソワロタwwwwwwwww
富井副部長が被曝でミュータント化、
山岡が勤める新聞社を破壊する話も見たいですね!
おお、それは・・・面白そうです!ぜひ雁屋哲にご提案を!