映画や小説の中でしか出てこない言葉遣いが気になる。
たとえば「名探偵コナン」に出てくる博士のように「○○じゃのう」「○○なのじゃよ」というお爺さん言葉だ。我々はこれを小さい頃からマンガやアニメで慣れ親しんできたが、実際にこのように話す人はほとんどいない(広島などの方言としての用法を除く)。
同様に、「○○なのよ」「○○だわ」という言い方も、男子がまったく別のニュアンスで使うことがあるが、映画や小説のように若い女性が女性言葉として使うことはない。東京の70代ぐらいのおばさんたちが使っているのでこれは昔の言葉遣いが創作物の中にだけ残っているということなのだろう。
なにしろ言葉遣いでその人の性別や年齢の見当がつくのだから小説には便利なのだろう。それが映画やマンガにも引き継がれているのだろう。
これらの現実にはない言葉遣いを自然に話すことが役者には求められるので大変だと思う。言葉が違うからいつも通りに自然にはやりようがないのだ。
映画の字幕を見ておもったのですが、たとえば「私は卓球を愛しています」と「オレは卓球を愛してるぜ」という台詞があったとして英語にすると違いはあるのでしょうか?どちらも「I Love Table Tennis」になるのでしょうか?私は英語がさっぱりわからないのですが、だとしたら字幕に訳す人は登場人物を主観に基づてキャラ立てしてるのだろうかと思ってしまいます。
私の知る限り、英語では男女で違いはありませんね。お察しの通り、日本語に訳すときに登場人物のプロフィールに応じて言葉遣いを変えることになります。
ちなみに、○○なのよ、○○だわ、…という言葉は、ネカマは良く使うので、ネカマだとバレがちである。
大変お言葉ですが「○○じゃのう」は使いますよ。
かく言う私がその使い手です。
「今日はええ天気じゃのう」てな感じです。
たしかに「○○なのじゃよ」は使いませんけどね。
そうですか!それは失礼しました。後学のために、お住まいとおおよその年齢をお教えいただけますでしょうか。