うーん、伊藤美誠のブログと間違えてこのブログを見る人がいそうでなんとも心苦しいが続けよう(誤解した人がどれだけ驚愕するかと思うと、申し訳ないが可笑しい)。
さて、「ストップの極意」について、若干説明不足のところがあったので、補足したいと思う。
ストップをするのに「打った後にラケットを引くようにするとよく止まる」というのは事実だ。福原だろうがワルドナーだろうが一般愛好者だろうが、極めて小さくボールを止めようとすれば誰もがそのような動きになる。
ちろんそれは、そのように意識することで、結果的に打つ瞬間のラケットの前への動きが小さくなるからだ。つまり、打つ瞬間のラケットの正しい動きを作るための感覚的なコツとして打った後のラケットの動きがあるわけだ。
それを理解した上で「打球後に引くようにして打つのがコツ」と言うのならそれは正しい。
ところが先のテレビ放送の与える印象はそうではない。福原のストップが紹介された後に
「ストップの極意は、ある瞬間のラケットの動きにある。それはどの瞬間か?」
という問題が出され、その選択肢として「A:打つ前」「B:打つ瞬間」「C:打った後」の3つがそれぞれ静止画で提示されたのだ。
コツとか感覚とか一連の動きの話ではない。「瞬間」「ラケットの動き」という言葉によって、いかにも物理的な印象を与える問題として出題されたのだ。
番組の趣旨としても、卓球選手向けのノウハウとしてではなく、一般視聴者へ向けたトリビアの提示であることは明らかだ。だからこそ感覚ではなくて客観的かつ物理的なのだ。
それで正解が「C:打った後」なのだ。
この正解が意味することがお分かりだろうか。3択の正解がこれだということは「打つ瞬間」より「打った後」の方が重要だということなのだ。
これが本末転倒であることは言うまでもない。最大限に擁護する方法があるとすれば、あくまで極意として重要なのが打った後なのであり、打つ瞬間が重要なのは当たり前すぎて極意にならないというものだが、これは無理があるだろう。
そもそも「打った後」の動きが「打つ瞬間」のためにあることを理解していたなら、誤解を避けるためにそれを一言でも解説しないではいられないし、それ以前に、このような問題を出すわけもない。
「打つ瞬間」よりも「打った後」の方が重要だと本気で信じているからこそ、卓球ならではの意外なトリビアとしてこの問題を出せたのだ。
伊藤美誠と紛らわしい問題(笑)
更新情報が
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伊藤条太
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とかよくありますよね
私は逆に伊藤美誠ブログに誤アクセスしてしまいます(爆)
私も番組見ました。
MCの上田さんが、解答間違えてましたが無理ないですよね…(笑)
意識の話であれば、打球前に位置を予測してバウンド直接を捉える事も重要ですし。
とにかく、クイズには不向きな内容でしたね^^;
人間さんのご指摘通り、更新がダブル伊藤さんで、ブログを間違えて見た人が条太さんを美誠チャンの身内と間違えないか懸念してました。