同僚から面白いことを教わった。アメリカのドル紙幣が、911テロを予言していたというのだ。
ドル紙幣を飛行機の形に折ると、5ドル、10ドル、20ドル、100ドルの順に、ツインタワーが徐々に煙を吐いて崩れていく様子が描かれているのだという。結局、建物の木の量の違いが煙の量の違いになっているわけだが、よくこんなことを見つける人がいるものだ(1ドル札が入ってないのはもちろん、うまくいかないからだ)。
当然、中には本気でこれを予言だと考えるイカれた人がいるだろう。そうだとすると、いったいいつから予言していたことになるのだろう。紙幣のデザインを決めたときだろうなやっぱり。それにしても、事件が起こってからわかるのだから、役に立たない予言だ。もっとも、役に立った予言など歴史上、一度もないわけだが。
マイクにこれを見せると「これは面白い、ワイフに見せなくちゃ」といって私の札をズボンのポケットにねじ込んだ。