ピータースの形見に古いラケットをもらったためもあるが、なんとなく古いラケットを集めたくなり、ヤフオクで落札してしまった。ラバーが登場する前のラケットだから昭和13年(1938年)以前のものだ。
まずは「山田一男」と書いてある穴あきラケットだ。
穴はやはり空気抵抗を減らすためなのだろう。振ってみると、確かに軽い。今のルールでは使えないが、効果はありそうだ。しかしこのラケット、やけに小さい。穴に紐が通っていることも気になる。本当に卓球に使っていたのだろうかと思うが、一応、ボールを打ったような窪みがついている。
次に買ったのが、4本セットだ。
1本はブレードにひびが入っていて、側面に釘の頭が見えているので、斜めに打ち込んで割れないようにしているのだろう。
いい具合に黒光りしていて惚れ惚れする。木のラケットはいいなあ。
さあて、こんなことを始めたらきりがないし、せいぜいブログのネタにしかならないわけだが、誰も買わないでそのうち捨てられては大変なので、私が買った次第だ。
そのうち形から年代やメーカーを突き止めたいと思う。
はじめまして。
私もついつい古いラケットを落札してしまう者です。
“山田一男ラケット”も見ていたのですが,さすがに見送りました。まさか落としたのが伊藤さんだったとは・・・。
続編期待しています。
そうでしたか。
私以外にそういう方がいるとは初めて知りました。
他のアンティークにくらべれば卓球は安くて良いですね。
今後ともよろしくお願いします。