「金に糸目をつけない」とは

次男が「金に糸目をつけない」という表現の由来は何かという問題を出してきた。何やら発見したと思っている様子で得意気だ。

「よく知らないが、縫い糸か何かが元だろう」と答えると、次男の解釈では、糸のように目を細めた状態が「糸目」であり、すなわち、お金を使うときに渋い表情をすることなく使うから「糸目をつけない」と言うのに違いないという。

目を細めた状態を糸目と言うなど初耳だが、次男によれば、ネットなどでは頻繁に使われているという。そんな新しい若者用語が昔からある言い回しの由来であるはずはないが、その解釈はなかなか気が利いていて面白かった。

私も「糸目」をつけずにクリクリと目を見開いたままの状態でお金を使えるようになりたいものだ。

それにしても次男のこの常識ぐあいで、今週から始めた会社員生活は務まるのだろうか。営業らしいが・・・。

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