水谷選手が素晴らしいことを言っている。常にリスクとリターンを計りながら十数年も卓球界のトップを維持してきた水谷選手の発言は重い。私は以前はバックでバンバン攻撃すべきだと考えていて、そういう原稿も書いたことがあるが、小中学生の指導を始めて考えが変わった。この水谷選手の言っていることが本当にわかったなら、それだけでかなり強くなるだろう。
値千金のアドバイスなのだが、残念ながらこれを理解できる中学生は希だ。
「強くなりたいならこの練習は止めた方が良い。気持ちよくなりたいなら(やれば)いいですけど」
なんと明快な言葉なのだろう。
リスクを最小にしてリターンを多く取れる様に技術練習を組むべきと解釈しましたが合ってますでしょか。
その通りです。リスクが高くてもリターンが高ければやる価値はありますが、多くの人にとってバックドライブはリスクのわりにリターンが小さいのです。
つまり、入る確率が小さい上に入っても点が取れる確率が小さいわけです。
例外は勿論ありますが、多くの人がそうだと思います。
ありがとうございます。