三谷幸喜の新作『ステキな金縛り』を見てきた。
映画の中の登場人物が好きな映画として、フランク・キャプラの名作『スミス都へ行く』のDVDが出てきた。私はたまたま最近このDVDを買ったばかりだったので「さすが三谷幸喜」と嬉しくなってしまった。
昔の映画の方が面白いとは少しも思わないが、歴史に残っている映画を見る方が面白い確率が高いのは確かだ。
伊丹十三が著書の中で、キューブリックの『バリー・リンドン』を評して「簡潔にして深く、しかも映画的冒険の塊である。こんな映画があるのに更に映画を作る必要があるのだろうかと思う」と書いている。
これらの映画のDVDが今や中古屋に行くとヘタすると200円ぐらいで売られている。見ない手はない。