卓球を終えた後、近くのファミリーレストランで4時間もあれこれ話した。
私の顔に白い線が入っているのを指摘されたが、なんとそれは汗が乾いた跡であり「気持ち悪い」と評判だったので記念に写真を撮ってもらった。
話題になったのは、インターハイに出るような人たちのフォアドライブの安定性とスピードを見ると、本当に楽に簡単に振っているように見え、どうして我々はそうできないのかという悔しさであった。陸上競技とか格闘技といったアスレチックな競技ならできないのも諦めがつくが、どうみても我々より力が弱い小学生でさえ我々より速くラケットを振れるのは納得がいかない。何か我々が見落としている、あるいは知らされていないコツがあるのではないか、という話になった。
杉浦君は朝、急に奥さんに「卓球に行ってくる」と言って出てきたので、かなり気まずい思いをしたので、ついでに米の精米をすることで体裁をつくろう作戦だったようだが、4時間もの無駄な時間を一体どう説明する気だろうか。しかもレストランを出たときにはまだ精米していないどころか、「精米所どこにあるか知ってるか?」と聞くレベルであった。