ホテルは、4つ星なのに$39という、破格の安値をインターネットで探して予約したのだったが、フロントで「コートヤードルーム」と案内されて愕然とする。コートヤードといえばアメリカ中にある、悪くもないけど良くもないただのホテルの名前だ。格安だという高級寿司屋に入ったらメニューに「セブンイレブン寿司パック」と書いてあったようなものだ。
一旦、建物を出て隣の建物に行けというので行ってみると、まるで合宿所のようなところで愕然とする。ドーサンのコートヤードよりみすぼらしい。$39なわけだ。そのくせ「サービス料」として一泊$16が加算されるというのだからわけがわからない。なんでそんな重要な情報をネットに書かない?安いと思って中心地から離れてタクシー代もかかるところにしたのに、もしかするとこれも的外れな節約だったのかもしれない。くよくよしたくなるが考えないことにする。
こんなホテルでも、本館にはちゃんと賭博場があった。
明日はグランドキャニオンに行くために4時起きなので、シャワーも浴びずにそのまま寝た。下着の替えも忘れてきたし、もうどうでもよい。