いつもより10日も遅かったが、卓球王国の最新号がやっと昨日届いた。
ヤサカが楽しいマスコットのキーホルダーを出しているのを見て、ふと、私のマンガ、タマキチくんをボールに描いてみたらどうだろうかと思って描いてみた。もともとが球形の顔なので違和感がなく、いい感じだ。
このタマキチくんは、90年代半ばまで発行されていたTPS卓球トピックスという雑誌に、連載でもないのに私が毎月勝手に投稿して載せてもらっていた4コママンガだ。ちなみに、当時その雑誌の編集をしていたのが今の卓球王国の今野編集長だ。
http://www.geocities.jp/gendaitakkyuu/tm.html
注意深く見るとわかるが、実はこのタマキチ、白目と尖った鼻といった、通常のマンガの常識としては可愛いくないと思われる要素をわざと使って作ったキャラクターなのだ。考えがひねくれていたので、なるべく好感がもてない主人公にしたかったのだ。マンガの題名も「がんばれ」とか「それいけ」ではなく「おちつけ!タマキチくん」と嘲笑的だ。しかし憎らしくしたのになぜかしぶとい魅力があり、今ではなんだか可愛らしく思えている。できの悪い子供ほど可愛いという感情だろうか。
誰か商品化してくれないものだろうか。