ブックオフで『ワルドナー伝説』

私は趣味で卓球の単行本を集めていて、古本屋をよくまわっているので、おいてある卓球本はだいたいわかっている。新しい卓球本は意外とおいていなくて、ちょっと古めの伊藤繁雄著『攻撃卓球』あたりをよく見かける。

先日、ブックオフに行ったとき、卓球王国から出されている『ワルドナー伝説』が置いてあって驚いた。この本が古本屋においてある光景を初めてみた。こんな面白い本を売りに出す奴の気が知れないが、古本屋においてあったということで、なんだか売れた本の仲間入りをしたように思えて嬉しかった。

早く売れてほしいような、ずっと残っていてほしいような複雑な気持ちになった。

いつか私も本を出したいが、そのときにはブックオフに出回るくらい売れたいものだ。そりゃ無理か。