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ホテルで愛ちゃん発見

無事に成田に着いて、今晩は大宮のホテルに泊まる。

ホテルのエレベーターの脇に愛ちゃんのポスターがあったのでとりあえず撮影しておいた。同行のマークには特に何の言い訳もせずに撮影したのだが、わざとなのか自然になのかわからないが、何も語らずに目をそらしていた。

一瞬、はがし忘れた北京オリンピックのポスターかと思ったが、よく見ると発行は『全国旅館生活衛生同業組合連合会』という団体で、愛ちゃんを応援しているとのことだ。特に何だということではなく、とにかく目を惹きたいということらしい。

今回は1週間の出張だが、できるだけ荷物を少なくしているため、頻繁に洗濯をしなければならない。さっそく近くのコインランドリーに行って洗い始めたが、なんと洗剤が売っていない。すでに洗濯機にはお金を入れて水が出始めているのだ。しかたがないので今日は水だけで洗うことに決めたが、その後、30分乾燥させる時間を考えると、マークとの待ち合わせの時間に間に合わないことが判明。洗いはじめて5分で洗濯機から衣類を取り出して絞って乾燥機に入れた。100円と書いてあったので100円を入れて近くの吉野家に行って牛丼を食べて帰ってくると乾燥機は止まっていてしかもぐっしょり濡れたままだ。どうも100円だと10分ぐらいで止まってしまうようだ。

結局、いたずらに衣類を濡らしただけに終わってしまった。この計画性のなさは時差ボケのせいだということにしておきたい。

人形俳句写真『ドーム』『白梅』

最近、相次いで人形俳句写真へのお褒めのメールをいただいたので、あまり義姉をいい気にさせるのもどうかと思うが載せておく。『白梅』の俳句はいつにもまして意味が分からないが、まあ勝手に解釈すればいいのだろう。

今週末から一週間、日本に出張することになった。大宮と仙台だが、アメリカ人がひとり一緒なので、珍道中を楽しもうと思っている。

痒いのか

昨日、8/31のブログを読んだ宮根さんから「股間を掻くアメリカ人ふたりって○○と○○でしょ?」と言われた。二人とも違う。宮根さんの話だと、その二人もしょっちゅう掻いてるのだという。どうも、あちこちに大量にいるようである。これはもう、ここの文化として定着しているものと思われる。

日本の知人から寄せられたメールによれば、日本でも最近は「おれの股間はかゆい」というセリフでオヤジどもが足を上げるCMを良くやってるそうだ。さらに、ある医者によれば、これは進化論的な理由で痒がらせているのだというが、デタラメだろう。とにかく清潔にするしかないようだ。

文化といえば、初めてドーサンに出張に来たという人が、たまたま私がズボンのベルトをしていなかったのを見て「これはまずいですよ」と言う。聞いてみると、彼は出張に先立って「アメリカではズボンのベルトをしないで歩くと女を探しているという合図になるので絶対にベルトを忘れてはいけない」とドーサンに詳しい先輩から強く言われてきたと言うのだ。私もこれは大変と思って翌日からベルトをしたが、あるときジョンを見るとベルトをしていないではないか。

それでジョンに確認したら「そんな話は聞いたことがない」と大笑いされた。たぶん、その出張者は先輩に騙されたのだ。もっともジョンの場合、「ホテルのベッドメイクにチップはいくら置いたらいいか」と聞くと「置いたこともない」というぐらいだから、そもそも常識が欠落している可能性が高い。

ちなみに、うちの子供が通っているクリスチャンスクールでは、男子はズボンのベルト着用が義務づけられている。ズボンがズリ落ちようが落ちまいが、絶対にベルトをつけなければならないのだ。真実はどこにあるのだろうか。ちなみに、半ズポンも禁止である。

『ドーサン・エクストリーム・ファイト・ナイト』

先日、ドーサンに格闘技の興行が来たので、子供たちに「K-1が来るぞ」と行って見てきた。

なんとも寂しいものだった。数えてみたが、客は300人ほどだった。そのうち四分の一ぐらいの観客は選手に異常に声援をしていたので、選手の身内仲間だろう。中には腹がぶよぶよに緩んでいる選手も出てきて、三男が「どうしてあの人のお腹、お父さんみたいにボヨンヨボンなの?」と聞く始末だ。我々は二階席にいたのだが、後には誰もないかった。

そもそもルールからして試合ごとにバラバラだった。グローブの大きさも試合ごとに違うし、キックボクシングあり、組んで顔を殴っていいのもあったりする。なんだか町内会の夏祭りの余興のような感じだった。

大人ひとり35ドルだったから、300人で120万円ほどだ。これをスタッフ30人で分けたら、ひとりたったの4万円だ。危険をおかして顔中血だらけにして殴り合ってこれではあまりにも悲しい。「ドーサン・エクストリーム・ファイト・ナイト?」というチケットが侘しい(二度目なのか・・)。

子供たちに何か習いごとでもさせようと思っていて、格闘技を見せれば空手でもやる気出さないかと思って連れていったのだが、誰もやる気は出さなかった。

ハリケーン

最近、暴風雨が多い。おかけで会社の駐車場の低い部分が水浸しで、まるでカワウソでも棲んでいそうな状態になっている。

そういえば、ドーサンに初めて来たときにもひどい雨が降った。そのとき、アメリカ人に「スコールですね」などと言ったら通じなかった。こっちは相手がアメリカ人だと思ってわざわざ「豪雨」と言わずにスコールと言っているのに、そんなの知らないというのだ。「じゃ、こういうの何て言うの?」と聞くと「ハードレインだろ」と言われた。それでいいのか。

あとで調べてみると、スコールとは熱帯地方の強風を伴った雨のことであり、このあたりでは使わないことがわかった。

ハリケーンには男女の人名がアルファベット順に毎年名前がつけられている。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3#.E3.83.8F.E3.83.AA.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.B3.E3.81.AE.E5.91.BD.E5.90.8D

日本で言えば、台風に、博治、富士江、則和、キミ代、利明、トミ、信彦・・などとつけるようなものだろうか(50音順に考えようとしたが、「あ」から始まる男性名で挫折した)。

ゲップの話

ゲップについてはいろいろと思うことがある。
子供の頃、西洋ではゲップはとても下品なことであり、オナラよりも嫌われるものだというのを読んだことがある。廊下を歩いているときに前を歩いているアメリカ人がついゲップをして、後に人が歩いていることに気づいて、わざわざ振り返って「エクスキューズ・ミー」と言ったというまことしやかな話も読んだ記憶がある。それほどまでにゲップは失礼なのかと思ってこの地に来たのだが、現実に見るアメリカ人は全然違った。

もう退職したが、一時期ブレアという人が隣の席にいたのだが、異常にゲップが多く、なんだかしらないが一日中ゲップをしている。あまりに多いので本人もいちいち「エクスキューズ・ミー」とも言わない。とにかくしょっちゅうゲーッとやるのだ。

デビッドももちろんコーラを飲みながら時にはグァーッと音を出しながら、ときには話しながら急に口を閉じて頬を膨らませてオプッとやる。さすがに「エクスキューズ・ミー」とは言うが、多分なんとも思っていまい。また、ジョンに「アメリカではオナラよりゲップの方が失礼なのか」と聞いたところ「あり得ない」と笑われた。確かにアメリカ人のオナラを聞いたのは深夜のデビッドのだけだ。

何だったんだろうかあの本は。

もうひとつ気になることがある。人と話しながら平気でズボンの上からチンチンの皮をつまんだりして掻くアメリカ人が結構いるのだ(結構といっても二人だけなんだが、二人もいれば十分だ)。いや、気持ちは痒いほどよくわかるのだが、立ち話しながらっつうのはどうにもこうにも・・。

ダイエット

ダイエットを始めた。きっかけは6月に帰省したときに買った岡田斗司夫の『いつまでもデブだと思うなよ』という本だ。ベストセラーになっているので読んだ人も多いと思う。

私の場合はもともとポテトチップスやチョコレート、甘い飲み物が好きで食べ過ぎるくらい食べていたので、それを普通にすればいいだけなので簡単だ。今のところ順調にやせていて、体重は5kg、胴回りは4cm減った。

以前、私が仕事中にチョコバーを食べているのを見て同僚のデビットは「日本人はそんな甘いのは食べないはずだからお前は日本人じゃないな?北朝鮮のスパイだろ?」と言ったのに始まり、だんだんエスカレートして「条太はモンゴリアンだ」とか「シベリアンだ」などとくだらない冗談を連発されて困ったが、食べなくなったので言われることはなくなった。

デビッドも一時期、昼食をリンゴだけにしたりしてダイエットをしていたが、相変わらずピーナッツを袋からザラザラと口に流し込みながらコーラを飲んでゲップをしている。

新しい表現

面白いことを思いついた。

もし曜日や季節を数字で言ったらどうなるだろうか。
「来週の5曜に飲み会やろう」
「季節2は嫌だね暑くて。あーあ、早く季節4にならないかな」

味気ない・・・

英語の話

久しぶりに英語のウンチクを。

仕事の会議などで、日本人はよく物事の評価として○△×を使うが、もちろんこれはアメリカ人には通じない。初めてこれを見せたとき「そのサークルとトライアングルとクロスは何だ?」と聞かれたものだ。私の働いている会社は日本の会社なので、アメリカ人はみんな分かって自ら使っているが、もともとは「○が良い意味だ」などという考えはアメリカ人にはない。なんとなく人類共通の認識のように感じていたので新鮮な驚きだった。

最近では、仕事の成果を表すのに太陽、曇り、雨の絵を書くことがあるが、おそらくアフリカの砂漠では太陽などちっとも良い意味ではないだろう。

日本人はよく「二重」の意味のダブルをWと書くが(W洗浄効果!とかWチャンス!なんてよく見ますね)、これは英語圏では通じない。ダブルはDoubleだからだ。我々にとっては音が似ていることと、Wという字に谷が二つあることも手伝って、二重という意味に理解しやすいが、違うのだ。何年か前に、アメリカ人にこれを言ったら「初めて聞いたがとても面白い。便利かもしれない。」と賛意を表していた。和製英語の方がいい点もあるのだ(通じないことを除けばだが)。

英語では日付の書き方をやみくもに日本と逆にすればいいと思い込んでいる人がいるが、それも違う。同じ英語圏でもアメリカとイギリスでは違うのだ。以下、あるサイトの引用だ。

「日付の書き方には英国式、米国式、米国国防総省方式などがあり、以下に示すようにそれぞれ多少、書き方が違っている。
10th August, 19– 英国標準方式
August 10, 19– 米国標準方式
10 August 19– 米国国防総省推奨方式
米国式の日付表記法では、April 11, 1996 のように数字が続くために、場合によっては誤読の可能性がある。そのため、最近では inverted date と呼ばれる方式を採用する企業が増えている。これは米国防総省などでも採用されている方式で、日付を day, month, year (英国式に同じ。ただし、-st, -nd, -rd, -th などの序数語尾は加えない)の順に書き、monthとyear の間にはカンマを加えないのを特徴とする。
通常のビジネスレターでは Aug. のような省略形は使わず、Augustときちんとスペルアウトするが、米国防総省では10 Aug 96 のような略式表記も認めている。この場合、年号は末尾2桁を残し、月はそれぞれ次のように最初の3文字を使う。省略を示すピリオドは加えない。
Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec」

カンマを入れるとか入れないとか、いやに厳密だ。

しかし私のまわりのアメリカ人は全然気にする様子はない。この辺りで最もポピュラーな書き方は、2008年9月29日なら9-29-08だ。話すときなど、9月29日のことを平気で「ナイン・トエンティナイン」などと言う。わざわざ「セプテンバー」などと言うのがバカらしくなる。

月のことを数字ではなくて言葉で言うのは覚えるのが面倒だが、それは日本人が曜日や季節を数字で言わないのと同じく、彼らにとっては自然なことなのだろう。日本でも水無月などと言っていたことだし。

しかも馬琳じゃない

ゲストブックに更なるタレ込みが・・。

先の「バ・リン」と書いたロイターの記事だが、なんと写真に写っているのは王励勤と王皓で、馬琳は映っていない。いったいどうすればこんな間抜けなことができるのか。これは9月発売の卓球王国の記事のネタにさせてもらおう。いや面白い。