今度こそ!
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5ゲームめも王励勤
馬琳3-11王励勤
あっさり取られた。倒れ込みドライブまでクロスに止められて馬琳、さんざんだ。王励勤、強引なシュートドライブまで打ち出して、冴えだした。
ゲームカウント 馬琳3-2王励勤
王励勤 出だしからリード
どういう意味なのか、観客席の王皓と劉国梁がふたりで笑っている。「馬琳の病気がでたな」なんて言っているのだろうか。考えすぎか?
やっぱり・・ 馬琳10-12
10-9の後、打ちミス、弱気つなぎなどあり、取られてしまった。10-9で得点したあとの、妙な表情は、顔がほころぶのを我慢するために歪めたもののように思える。
馬琳、スーパープレーで10-9
得点した後に笑うような妙な表情をしたのが気になる。またか。
3ゲームめも馬琳
3ゲームめも9本で馬琳が取った。しかしここまではこれまでも何度もあるのだ。問題はここからだ。近くて遠い馬琳のタイトルはここからこそが勝負なのだ。
たびたび観客席が映るのだが、王皓はとても真剣に二人の試合を見ている。それに対して劉国梁、携帯電話をいじりながらニヤニヤしている。一度目を上げて固まっていたが、おそらく会場の大きなディスプレイに自分が映っているのを見たんだと思われる。次に映ったときもやはり携帯を見てニヤニヤしていた。新婚の奥さんか。
2ゲームめも馬琳
後半王励勤が追い上げたがなんとか9本で止め、2ゲームめも馬琳が取った。
倒れこみながらのバックストレートドライブもあり、素晴らしいプレーが出ている。しかし王励勤に追い上げられる過程で不安の種が芽を出しているように思える。それはバック対バックでラケット角度が出ず、オーバーミスが多かったことだ。このレベルでもやはりペンのバックブロックはシェークより不利なのだ。
無冠の帝王 馬琳1ゲーム取る
馬琳もまたプリモラッツと同じく無冠の帝王と呼ばれる。99年に決勝で劉国梁に負けて以来、ことごとく決勝で敗れている。その相手はいつも王励勤。しかも大量リードからひっくり返されている。2004年アテネ五輪では、ゲームの合間に尻を出して指圧をすようなワルドナーに敗れた。
強すぎるくらい強いのに世界選手権でも五輪でも優勝だけはできない男だ。
王励勤-馬琳 始まる
ラブオール直後のラリーで王励勤がバックドライブでラケットを台にぶつけてラバーが5cmほど裂け、スペアラケットに交換するアクシデントが発生。
77年バーミンガムで優勝した河野満が眼鏡までスペアを用意していたことを思い出す。
王皓11-9パーソン 王皓の勝ち
王皓勝った。
王皓4-1パーソン
素晴らしいプレーだった。ベンチの劉国梁が泣いている。
個々のプレーは互角に見えたが、王皓の裏面ドライブの軌道がパーソンの予想を超えていたのと、王皓のミスの少なさが差になった。そしてパーソンのブロックなどつなぎボールの細かいミスは、やはり年齢からくる体力の差だとみるべきだろう。
それにしてもパーソンのフリックとブロックの技術そのものは素晴らしかった。