カテゴリー別アーカイブ: 未分類

2ゲームめも馬琳

後半王励勤が追い上げたがなんとか9本で止め、2ゲームめも馬琳が取った。

倒れこみながらのバックストレートドライブもあり、素晴らしいプレーが出ている。しかし王励勤に追い上げられる過程で不安の種が芽を出しているように思える。それはバック対バックでラケット角度が出ず、オーバーミスが多かったことだ。このレベルでもやはりペンのバックブロックはシェークより不利なのだ。

無冠の帝王 馬琳1ゲーム取る

馬琳もまたプリモラッツと同じく無冠の帝王と呼ばれる。99年に決勝で劉国梁に負けて以来、ことごとく決勝で敗れている。その相手はいつも王励勤。しかも大量リードからひっくり返されている。2004年アテネ五輪では、ゲームの合間に尻を出して指圧をすようなワルドナーに敗れた。

強すぎるくらい強いのに世界選手権でも五輪でも優勝だけはできない男だ。

王励勤-馬琳 始まる

ラブオール直後のラリーで王励勤がバックドライブでラケットを台にぶつけてラバーが5cmほど裂け、スペアラケットに交換するアクシデントが発生。

77年バーミンガムで優勝した河野満が眼鏡までスペアを用意していたことを思い出す。

王皓11-9パーソン 王皓の勝ち

王皓勝った。

王皓4-1パーソン

素晴らしいプレーだった。ベンチの劉国梁が泣いている。

個々のプレーは互角に見えたが、王皓の裏面ドライブの軌道がパーソンの予想を超えていたのと、王皓のミスの少なさが差になった。そしてパーソンのブロックなどつなぎボールの細かいミスは、やはり年齢からくる体力の差だとみるべきだろう。

それにしてもパーソンのフリックとブロックの技術そのものは素晴らしかった。

タイムアウト 王皓6-3パーソン

パーソンのベンチがタイムアウト。

パーソン、レシーブはほとんど全部フリックでミスがない。王皓の変化サーブに対してどうしたらそんなことが可能なのか。しかもただのフリックではない。逆モーションで抜いたりしているのだ。ストップ、ツッツキなしである。

王皓11-7パーソン

ゲームカウント 王皓3-1パーソン

台上でもパーソンがレシーブフリックで抜いたりしている。軽く打ったドライブも回転が予想以上でオーバーミス。

しかし安定性の点で王皓が取った。最後はパーソン、サーブミス。

王皓2-1パーソン

3ゲームめはパーソン

1ゲームも2ゲームもパーソンは9点取っている。

気になるのはパーソンの表情がかなり疲労困憊なこと。王皓は緊張はしているが披露は見えない。