ブログの読者から新幹線の商品カタログの写真が寄せられた。
これは私も見ていたのだが、あまりにベタなので取り上げなかったが、あらためて見るととても可笑しい。説明は不要だ。
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51%と150%
また新幹線の商品カタログ
真の健康体
ダム全廃?
謎のテニス屋
ホテルの歯ブラシ
似た服装
明晰夢
以前、「明晰夢」というものについて書いた。これは夢だと自覚しながら見る夢のことだ。私は最近そういう夢が結構あるのだが、中でも、これは夢だと自覚しながら、ものすごく鮮明に物が見える夢がある。もう、覚醒時と完全に同じ、今こうしてパソコンの画面を見ているのと同じくらいにはっきりとものが見える夢があるのだ。人間に物が見えるということが、つくづく脳によるしざわであり、網膜に映っている物をそのまま見えているわけではないと思い知らされる。
その中でも最近、特に強烈な体験をした。ドルトムントから自宅に帰った晩、時差ボケのためにとても眠いのを我慢して起きていて、やっと寝る時間になったので床に入った。すると、あまりに眠いためかまだ眠っていないのにまぶたを閉じた途端に目の前にとてもはっきりした人形が何やら踊るように動くのが見えたのだ。私は主観的にはその人形にちゃんと焦点を合わせ見ているのだ。「うわ、まだ寝てないのに夢かよ」と思い、面白いので薄目を開けて見た。すると、視界の下半分に現実の景色が見え、上半分に引き続き夢だか幻覚だかが見えるではないか。もちろんこんなことは初めてだ。なんと人間の感覚とは面白いのだろうか。
そんなわけで、どんなに異常な光景を見たとしても、それが合理的に説明がつかないものならば、それは錯覚だと思うという決意を新たにした。
当時の様子
26年前の木村との写真を見つけた。私の記憶の中の木村はこの姿しかなかった。今回会うにあたっては、なにしろ26年も経っているのだから誰だかわからないくらいにみすぼらしく小汚いオヤジになっていることを期待していたのだが、バカバカしいほどの変わらなさ具合で残念だった。変わったのは俺だけかよ。
書いているうちに、木村と親しくなったきっかけをもうひとつ思い出した。私は大学1年の6月に自然気胸という病気になって手術のため1ヶ月間入院をしたのだが、そのときやたらと見舞いに来たのが木村だったのだ。病院は大学からもアパートからも遠かったが木村はゆっくりとどこまでもテクテク歩くヤツで、毎日のように来たのだ。当時発売間もないポールマッカートニーの『タッグ・オブ・ウォー』やクイーンの『ホット・スペース』をテープに録音してきてウォークマンと一緒においてってくれた。ただ、初めて見舞いに来たときの私を見た第一声が「あ、顔が死んでる」というもので、それでなくても気落ちしている私はとてもショックを受けた。看護婦さんも「そんなこと言わないの」とたしなめていた。ともかく第一印象はいやなヤツなのだ。なお、連日のように見舞いに来て何をしていたかといえば、ロクな話もぜずにもっぱら隣の空きベットで昼寝をしては看護婦さんに呆れられていたことも付け加えておく。