第1回ドーサンオープン開催

金曜に、我が家のガレージで第1回ドーサンオープン卓球大会を開催した。会社の日本人赴任者15人にメールで案内を出したのだが、「医者に止められている」藤原君はともかく、奥さんを含め総勢5名の参加があり(私と妻も含めてだ)、まずまずの出だしであった。もし誰も来なかったらひとりで大会をやって写真を撮るつもりだったので望外の喜びである。

最初ということもあり、きちんとした大会形式はとらず、適当に交代で乱打やゲームを楽しんだ。「小学校のクラブで卓球をやっていた」という大場さんの実力はかなりのもので、さすがMIKATAの前でフォームが良かっただけのことはあった。驚いたのは、素人なのに、フォアハンド横回転サービスはもちろん、なんとYGサービス(Young Generation Service)まで操ることだった(上回転系だけではあるが)。さすが学生時代、バドミントンで全国大会に行っただけのことはある(高専なので最初から全国大会だが)。

夫妻で参加の田口家は、試合をすると奥さんが圧倒的に強かったのだが、その原因はブツ切りの下回転サービスであった。彼女は試合中に夫に「変な回転をかけないでちょうだい」と注文をつけるのだが、自分はブツ切りの下回転サービス。私は冗談を言っているのかと思っていたのだが、しばらくし話していると、なんと無意識だったことが判明。そのメカニズムはこうだ。ラリーと違い、サービスは第1バウンドを自分のコートに落とさなくてはならない。このことが彼女にラケットの上から下への激しい動きをさせていたのだ。加えて、中学のときに軟式テニスの経験があるので、そのセカンドサービスのスライスの癖があり、それらが偶然作用してブツ切り下回転サービスとなっているのである。これを夫の田口君はほぼ100%ネットにかけるので奥さんが勝つのだった。卓球は面白い。

私の妻もやったのだが、なんかヤジりながら試合をするバッドマナーであった。性格が出るなあ。

最後のほうには私自慢の卓球マシンを出したところ大場さんがこれを気に入って、体力の限界に挑戦するかのような連続強打を続けていた(そういえば昨年の今頃、2番弟子の田村に海外赴任が決まったことをメールで伝えたら、その返事は「卓球マシンは持って行くのですか。持っていかないなら貸してください」だった。他に言うことはないのだろうか)。

結局、7時半くらいから始めて、止めたのは11時だった。ちょっとやりすぎたか。