ブログの読者から「どんな町に住んでいるのか、町並みをアップして欲しい」とメールがあった。たしかにそうだ。ひとくちにアメリカといっても、ニューヨークのようなところもあればアラスカのようなところもあるわけだ。
そこで今日はバカ話はやめにして、住んでいる町並みをアップしようと思う。私の住んでいるドーサンという町は、かつてはその中心地が栄えていたのだが、だんだんと皆が車を持つようになると中心から離れたところに住むようになり、中心に残ったのは貧しい人たちだけになったという。
そういうわけで、現在町の中心にはかつての繁栄の跡として空家になった建物や公共施設があるばかりだ。このさびれた感じが私にはなんとも言えなくいいのだ。わびさびを感じるのである。下の左の写真がその町の中心部だ。
右の写真はこの町の典型的な道路の様子。中央分離帯が日本に比べると異常に広く、なおかつ人が歩くような歩道はない。基本的に人は道路を歩かないのである。すべて車である。もちろん横断歩道などもない。
私の会社は事務所ではなくて工場なので、右下の写真のような道路際にどかんと建てられている。