昨日に引き続き、卓球王国7月号で紹介した、アメリカで売っているラケットの紹介をしよう。バタフライのラバー付きラケットなのだが、その製品名がすごい。
KYOSHI(教師)、SENSYU(選手)、SIDO(指導)、KODO(行動?講堂?)などというのがいったい製品名たりうるのだろうか。
もっとも、ヘタな英語を使えば状況はさらに壊滅的になるのだろうから(『キャバレーロンドン』、『居酒屋リバプール』のように。9/4参照)、このほうがマシなのかもしれない。どうして日本語としても製品名らしい名前にしないのかを考えてみた。これは、日本語を覚えようとして日本語学校に通っているアメリカ人が習いそうな日本語を使っているのではないか。あるいは、命名者自身が日本語学校に通っていて、覚えたばかりだとか。もうひとつの可能性は、まず製品名としてふさわしい概念を英語で考えて、それから辞書で日本語を見つけたということか。それにしても「教師」とか「指導」、「行動(講堂?)」などという製品群の名前の由来を説明することは難しい。