本屋の光景

今や日本のマンガは世界中から注目され、アメリカでもポピュラーになっている、などとマスコミはかなり前から言っていたが、実際にドーサンで本屋に行ってみると、日本のマンガなどごくわずかしか置いてないし、知っている人もいない、というのが8年前にここに来て感じたことだった。

先日、ひさしぶりに同じ本屋に行ってみて驚いた。途方もない量の日本のマンガ(もちろん英語版)が置いてあるのだ。通りの一列がみんな日本のマンガだった。こんな田舎でそうなのだから、どうやら本当に日本のマンガはアメリカでポピュラーになっているらしい。ちなみに、どの本も日本と同じく、ページもコマもコマ内の時間経過もすべて右から左へと進行していて、ただ書かれている字が左から右へと読む英語になっていた。値段は一冊8ドルとやはり高い。

テレビでは深夜の時間帯に、ナルト、犬夜叉、ブリーチ、ワンピース、デスノートなどをやっている。暴力シーンがあるからか、すべて大人用の放送になっている。8年前には巨人の星、キャンディキャンディなどしか見なかったので、この間にかなり日本のアニメもポピュラーになったものと思われる。

「ヤオイマンガ」と書いてあるマンガが気になったが、いったいどういう了見だろうか(UFOじゃないぞ)。