映画『卓球温泉』

ビデオテープで持っていた『卓球温泉』という映画を念のためにDVDにコピーをした。画像確認のためにちょっとだけ見たら、意外に面白くて最後まで見てしまった。

98年の公開当時は、いろんなことが気になってとにかく不愉快な恥ずかしい映画だと思っていたが、今見るとそうではなかった。シナリオも面白く、ちゃんと笑えるところもあった。なによりも脇を固めている役者たちが全員上手くて、見ていて本当に安心できるのがよかった。主要登場人物の山中聡は今も俳優をやっているようだが、卓球の腕前はかなりのものであることがそのフォームからうかがえる。

ただ、山中が主人公の松坂慶子と初めて卓球をするときに、一球目からいきなり相手のいないところに打って、驚いている松坂慶子に対して「卓球ってそういうもんでしょ」というところはとても違和感があった。どこにいるよそんな奴。

もうひとつ違和感があったのは、平凡な主婦である松坂慶子が、ある場面で、卓球の発祥とか、どういうスポーツであるかをみんなにとうとうと説明するところだ。そんなことをする彼女の動機がさっぱりわからないのだ。まるでそのときだけ、私のような熱心な卓球ファンが松坂に乗り移ったかのようでとても恥ずかしい場面だ(個人的な問題だが)。

あともうひとつ。山中聡、首を突き出してボール見すぎ。監督の指示だろうか。こういう奴は実際にいるが、あんまりみんなに見せたくはない。

映画の印象がよくなったら、牧瀬里穂もなんだかすごく可愛く見えてしまった。

そのうち卓球王国の連載でも取り上げようと思う。雑誌に書くネタはブログには書かないように気をつけていたのだが、考えてみるとブログを読んでいるのはたかだか300人程度なので、雑誌の読者が10万人以上であることを考えれば、何も気にすることはなかったのだ。