女子準決勝の試合に続いて、国際卓球連盟のアダム・シャララ会長がスタジオでインタビューを受けていた。
さすが中国のテレビだ。
女子準決勝の試合に続いて、国際卓球連盟のアダム・シャララ会長がスタジオでインタビューを受けていた。
さすが中国のテレビだ。
王楠が決勝へ。なんという強さだ王楠。
味方としては頼もしいが、敵にしてこれほど恐ろしいチームメートもいないだろう。
いかに百戦練磨、中国の至宝といえど、引退間際のベテラン選手に負けた、現世界チャンピオンの郭躍、どれほど悔しいだろう。
これで決勝は王楠-張怡寧に決まった。これまで何度も世界選手権の決勝を争ってきた二人だ。そのほとんどで王楠が勝っているが、今回はどうだろう。
王楠の粘りに、郭躍、フォアのミスが多く取られた。
郭躍がサーブのときに顔がアップになったが、汗がボタボタと落ちていた。王楠の粘りにかなりまいっているようだ。術中にはまったか。
再接続したら見られるようになった。
王楠、中盤からバック側を回り込むようになって取り返した。
女子の試合のもっとも簡単に分かる戦術変化は、バック対バックからどちらが先にフォアで回りこむか、どちらが先に相手のフォアをつくかといったことだ。
なぜか接続が悪くて映像が途切れてほとんど見れない。静止画と音声だけだ。音声も途切れる。
女子準決勝のもうひとつの試合は、現世界チャンピオン郭躍対、中国の至宝、王楠だ。王楠は90年代後半から現在まで、すべてのタイトルを手にしたスーパースターだ。今回の試合で引退することが決まっている。
1ゲームは王楠2-11郭躍で、郭躍がとった。
リ・ジャウェイのバックサーブのアップがスローで再生されたとき、ボールのマークが見えて、横下回転をしているのがはっきり見えた。こんな試合映像は初めてだ。アップでスロー再生をするなら、選手が止まっているサービスに限る。
ラリー中のボールや選手をアップで追った映像をスロー再生するなんてバカなことはやめてもらいたい。
張怡寧、リ・ジャウェイを4-1で下した。
11-8で張怡寧。
張怡寧はほとんど攻撃をせず、リ・ジャウェイのミスでだけ得点している。もっとも常にリ・ジャウェイの攻撃が早すぎて、したくてもできないのかもしれない。
そもそも、リ・ジャウェイの表ソフトのスマッシュを2本も3本も止めてラリーを続けることが異常なのだが。
中盤までリードしていたが張怡寧の丁寧なプレーで12-10で取った。
リ・ジャウェイのレシーブのブツ切りストップが素晴らしい。ギリギリ台から出るやつは張怡寧がループで持ち上げたところをスマッシュしたり、ときには切れていて張怡寧がネットにかけることが二度もあった。