マイケル・ジャクソン死去

夕方の5時頃、職場でTimが「マイケル・ジャクソンが死んだ」と言った。さっそくネットで検索してみると、2007年に死んだ同姓同名のマイケル・ジャクソンばかりが出てきてさっぱり見つからなかったが、とうとうネットにも書かれ始めた。

当然職場では、マイケルが黒人なのに白人になろうとして整形手術を繰り返した愚か者だという話題になった。もちろん、その場にいたのは白人だけだった。

私はマイケルのファンではないが、何度かネットで関連記事を読んでいて、彼の皮膚が白いのは尋常性白斑という病気のためであることを知っていたので(http://ja.wikipedia.org/wiki/マイケル・ジャクソンの外観)、そのことを言うと、「違う、わざとだ」とかたくなに否定された。家に帰ると、息子の友達の白人も同じことを言っていたそうだ。

とにかく「黒人のくせに白人になろうとしたバカ」だと思いたいようである。現代の医学では、全身の皮膚を白くする方法などないというのに。